自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

バレンタイン・本番

2009-02-14 | Weblog
 今日は親戚の法事。名古屋市東桜のお寺で。昼からビールでいささか良い気分。
 法事が済んで、赤い顔して、フラフラと近くの愛知芸文センターへ。法事もさることながら、「アンドリュー・ワイエス展」鑑賞へと向かう。
 アンドリューワイエス展、名古屋展の最中にご本人が1/16に亡くなった。91歳。館内のビデオでワイエスが孫からインタビューを受けているのがながされていたが、日本の鑑賞者に語りかけているのが最後のビデオとなったのかと思うと感慨深い。「描きたい気になるとすぐ行動する。91歳だからといって歳を気にすることはない」などというようなことを言っていた。
 ワイエスの絵は、テンペラ画で堅く、写実的であり、これまでは特段観たいとは思っていなかった。
 こちらの方が歳をとってきたためか、こういう静謐な絵の中にある精神性とか書き手の思い、情熱などを感じられるようになってきたのかもしれないが、観ておきたいとの思いで行ってきた。今回の展示は、下絵の鉛筆画、水彩画からテンペラ画等への完成へとの道程をなぞっている展示であり、それはそれで見ごたえもあった。
 しかし、細かいところのタッチを丹念に見ていたし、酔いもあり、いささかくたびれて帰宅。
 帰宅してほどなく娘達からのチョコレートが届く。「ピエール・エルメ」、高いから山の神ならよう買わんね。これがまぁ、本番?!
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