自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

乗鞍の顛末

2009-09-01 | Weblog
 一応、乗鞍の反省などを。
 夜が眠れなかった。別の一般客が騒いでいた声で眼が覚めてしまい、階下で寝ていたが、隣のチーム員が迷惑だろうと、注意しにいった。「すみませんが、もう寝ていますので、静かにやってください」と低姿勢で。これで宴は終わったが、部屋を出たり入ったりしていて、こちらは寝付けなかった)男女2人づつ4人同室のようで、そうでもないようで、なかなか淫靡な雰囲気であった・・・。淫靡なことはもうどうでも良いのであるが、寝付けないのはレースの時の毎度のことで、朝までまんじりとせずであった。
 そんなことで、朝雨が降っている音を聞いて、モチベーションが急落。今日はこのままここで寝て待っていようという気になっていた。
 そうは言うものの、朝の食事につきあって食べていると、眼も覚めてくる。走らなショーないな、という感じで、ローラーを用意する。コナさんが「寝られなくても横になっているだけで疲れは回復するものだ」とありがたい診断で、気も休まる。
 心拍165まで上げて、ローラーは20分で終了。結局、会場までの坂で175まで上げてアップの仕上げ。
 6時15分でFクラスは70人ほど並んでいた。このあたりで丁度順位どころ。桑名のYさんもすぐ隣であった。Yさんは1週間前のACA大会で33分だったとちょっと残念そう。
 スタートへの移動で少し前のほうへ進んで、トクさんの近くへ並ぶ。
 スタート直前に心拍計が0になっているのに気づいたが胸が乾いたためと思っていたが、そうでなく、電池切れだった。
 心拍が判らないので、最近は抑えて走る最初の坂もつられて速めの走行。まぁあわてることもないと、すぐにペースを戻したが、いつものように自分の心拍数に注意するのではなく、周りの走行に遅れないよう、引っ張るように走行する。心拍数がわからないので、なんとか付いていける脚の人を探して目標に。石川のトンデモの人について離れないようにしていた(この人は25分台だった)が、中間点前のところで少し遅れてしまい、よく似たジャージの人をトンデモの人と間違ってついていて、楽をしてしまった。違う人だったので、追い越して探したが、視界には捉えられない。中間点以降はなかなか目標にする人がなく、マイペースになってしまった。冷泉小屋への九十九折れでは気が折れそうになったが、何のために練習していたのか。と思い直して脚に力をいれた。
 8回目となる今回の乗鞍では、全体コース図も頭に入っており、今どこにいるのかも判っているので、そういう意味では次々現れる急坂もあまり苦にはならず、急坂はしのぎ、やや緩るやかなところで踏む、という走りができたような気がする。
 森林限界になって、いつものペースで走れば記録更新の28分を切ることが出来る、との思いがあり、無理はしないで行こうかと思ったが、最後の1kmで追い込んでやろうと周りの同クラスの選手の動きを見ながら、ただ抜くことを考える。後ろから来たEクラスのペダルさんに勢いよく抜かれてしまったが、残り300mは脚が回らなくなってきたが、抜かれないようにダンシングで無理無理回してゴール。27分20秒で自己ベスト45秒更新。
 新たな目標、26分台ができた。
(写真は2連覇morimotoチャンプ表彰台(とよふくさん撮影)2位藤田晃三、3位村山利男、両氏の間にMS97ジャージが誇らしい。本当は今年プロ引退の竹谷選手が2位なのだが招待選手なので繰り上がり。そうそう頂上では藤田氏のアンカー10年新モデルを拝見させていただきました) 
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