自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

うさぎ包丁の思い出

2009-12-25 | Weblog
 昨夜のイブは定番のチキンとケーキ。チキンは調理済みであり、お湯で暖めるだけなのだが、丸鳥なので、分解作業は出刃包丁で。鶏アレルギーの山の神は触ろうともしない。研いだばかりの出刃は良く切れる。
 出刃でチキンをさばきながら、まだ独身の頃、親父らとパリのデパート、プランタンの台所用品売り場に行った時のことを思い出した。
 同行の方はうさぎ割き用の包丁を買っていた。なたのような感じで、出刃のしつらえで菜切り包丁の形状のものだった、と記憶しているが、昔のことなので曖昧だ。
 うさぎ用だなんて、食文化によって、調理器具も色々あるものだ、と感じ入った。
 刃物好きの自分もほしくなったが、日本でうさぎを割くこともないだろうと思って止めた。また、ステン両刃であったことも、鈍いような気がして止めた一因。
 日本の片刃の出刃や刺身包丁こそ切れ味が良く、優れものなのだ。
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