自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

松阪見物

2009-12-06 | Weblog
 12月、風も強く、寒い。冬になったなぁ、と思う。気温はそれほど冷たくないが、まぁ冬装束で9時過ぎに家を出る。目的地は松阪。賀状の題材探しだ。
 賀状は子どもがモデルをしてくれなくなってから、県内の景色や家並みを題材にしているが、鈴鹿~松阪の間はこれまで使ったことがない。版画もいささかくたびれてきたので、60歳で止めようと思っているが、ゴールまであと数回だ。
 松阪まで2時間足らず。まず、城跡、城内に移築された本居宣長の旧居「鈴の屋」、御城番屋敷、魚町の長谷川邸など見る。散策には自転車が一番だ。
 腹が空いたので、牛銀か和田金ですき焼きでも、という金もない(予約が必要)。久しぶりに和田金の裏手の「不二屋」へ。
 中華ソバのお店。12時前だけど混んでいて、少し待たされる。数十年来た事がなかった。店は3階建てのビルになっている。
 松阪の食い物屋でビルを建てたのは、和田金と不二屋かな??B級グルメの表彰例だ。五目やきそば(800円)をいただく。生たまごが付いている(写真)。
 和田金は最低1万円札がないと入れないが、ここは700円~900円がメニューのすべてなので千円札一枚あれば安心である(今日は2千円しか持っていない)。
 ここのやきソバは堅揚げソバである。女性には分量が少し多いかもしれない。
 腹一杯になって、少し南のほうにある「源芳」へみたらしを買いに。ここのみたらし団子は全く旨い(一本80円とやや高目だが)。外見は和菓子屋で、ケースの中にはみたらしの現物はない。和菓子ケースの中の紙に「みたらし一本80円」と書かれているだけである。
 今日はディバッグなのでお土産も入る。
 これで帰るかと思ったが、岡寺さんへお参りして、最後に松阪商人の館に入館して見物。旧小津家の建物。映画監督の小津さんとの関係を聞くと、待ってましたとばかり、系図を持ち出してとくとくと解説してくれた。
 この小津家は江戸時代には全国長者番付の関脇クラスだったようだ。監督の小津さんは別系統の家柄だが旧制中学時代は松阪で生活している。
 帰りは向かい風。LSDというわけに行かなかった。走行88km
 
 
  
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