自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

かつおのチン○コ

2011-05-16 | Weblog
 昨夜は実家へ行っていた山の神が買ってきた「カツオ」であった。2週間前のカツオは片身で1200円、今回は950円。「けんけん」のカツオ。擬似餌を流して釣る漁である。いつものように炙りにして食べたが、少し安い理由は新鮮だが脂分がやや少ない。今の時期のカツオらしい味で、文句は無いが、魚の値段もすべからく理由がある。
 で、今回は魚屋でカツオのアラを頂いてきた。中骨や心臓、肝臓(レバー)も一緒にである。骨だけだと薄味で食べるが、内臓も一緒に炊いたので少し濃い目の味付けだ。しかし、新鮮なので臭みはない。レバーより心臓のほうが旨いし、こりこりとした食感も良い。山の神は子供の時からおやつのように食べていて好物のようだ。

 その心臓を食べようとすると山の神が「これはチン○コ、というのやよね」と少し恥ずかしそうに言う。えっと驚いた。思わず雄のカツオが「チン○コ」をぶら下げて群れをなして泳いでいる姿を想像したからである。ギョギョ。丸のままの魚をおろす時はまずこれを出刃でちょん切る。痛いね、などと一瞬のうちに妄想は続いた。
 「そんな訳無いでしょ。これは心臓!!」と打ち消したものの、なんてことを言うのだとまじまじ山の神の顔を見つめた夜であった…。

 しかし、今日調べてわかったことだが、枕崎地方ではカツオの心臓を「チンコ(珍子)」というらしい。九州南端、四国南部、そして紀州の海沿いの言葉は単語やイントネーションでそっくりの言葉がいくつかある。これもそのたぐいの言葉なのだろう。「チンコ」か「チン○コ」は活用変化のようなものでまぁ驚くに値しない(笑)。勉強になりました。
 
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