寒気がやや後退して、昼には10度になる予報。自転車に1週間乗ってないと、多少寒くても乗りたくなってくる。とは言うものの、朝の寒さは苦手。ということで、車に乗せて時間稼ぎ、と一志町まで30㎞。
デポ地で準備して、さて、乗ろうかと思ったが、ウィンドブレーカーを忘れてきた。さてどうしようと思って、思案。なければ峠の下りで寒い。車には毛布やトイレットペーパーなど非常用品を積んでいるので、探すと、薄いがビニールの風呂敷があった。首に結んで体に巻いて上着を着こめばなんとか暖かい。(パールイズミの胸当ても持ってきているのでその上に覆う)これで十分代用できた。10㎞も走ればいらなくなる。
今日は美杉の谷から櫃坂(仁柿)峠経由のコースなのだが、櫃坂の暗い下りは冷えるのでこういうのが必要。
まずは、潜水橋の石橋を渡って、先日の亀が広先の工事案内をチェック。やはり通行止め表示のみで情報不足だな。
美杉の谷はすっかり冬景色。ちんたら走って、11時開店間際の「山里」へ。定番「鹿フライ定食」850円(税込み)で腹を満たす。「これを食べると元気がでるんだよね」なんて店主と話す。
食後は、比津峠で多気へでて、東屋羊羹屋でお土産を買う。ここも久しぶりだが、一体いつからこの櫃坂に来ていないのだろうか、半年ぐらい前に来たような気もするが・・・、と思いながら山道を走っていたが、帰って調べたら、昨年9月以来だった。15か月ぶり。この峠を下るのは「あちこち山花」でのランチが目当ての道だからなぁ…。
でも、今日は別の目的がある。仁柿の「アマちゃん」(と命名されている)に会いに来たのだ。写真がそう。稲わらで作った高さ6mのアマビエ。「疫病退散」と念じている。径3cmの稲わら4000束、径2㎝の稲わら4000束が使用されている、とある。なかなか精巧で綺麗だ。「コロナ退散コロナ退散、鶴亀鶴亀」とアマちゃんに祈願して、帰ることに。走行77㎞。