goo blog サービス終了のお知らせ 

自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

魔の山

2006-06-11 | Weblog
 4時前に目が覚めた。雨の音がする。嫌な気分で外へ出てみると雨であった。おまけに若干二日酔い気味だ。昨夜はセーブしているつもりだったが、いささか飲みすぎた。
 9時には50%との予報に期待したが、止みそうで止まず、走っている間は結局降りっぱなしだった。
 スタート前、5合目からの中継放送では、気温2度。映像も乱れ勝ち。荷物を預けなければ走ったかどうか、我ながらアヤシイ。
 スタートはK見さんと一緒に前後して走る。昨年の記録をステムに張ってあるので比較する。5km地点では15秒遅れ、10kmでは10秒遅れこのままだとやばいな・・・と思い、太ももを回す感じを思い出してとにかく前へ前へと進む。ゼッケン1番をつけた今中氏がシャーとスピードを上げて横を追い抜いていく。見送るばかり。15km地点で5秒遅れ、20km地点で10秒先行、しかし、ここまでだった。すでに脚は売り切れ状態だったが、平坦なところで、さらに脚を使い、最後のシェルターにかかる前で間に合わないことが判った。ホウホウの体でゴール。昨年より30秒以上は遅れた。90分50秒ぐらいか・・・。残念無念。冷たい雨と風のせいにしておこう。
 こんな天気でも大してタイムが落ちなかったという評価にしようと思う。
 5合目では体が震えてたまらない。一刻も早く下山したかった。携帯をザックに入れていたが取り出す気にもならなかった。幸い、レインジャケットに冬用の下着やジャージ、ネオプレイン製のグローブ(DIY点で600円ぐらい)で上半身は良かったが下半身はレッグウォーマーを用意したが冷たかった。レインコートのズボンがあればよかったかも。
 下山は苦難の道のりだった。雨と霧と風で冷たく、空腹の私は「吉田うどん、うどん」とひたすら念じ、ブレーキレバーを握りしめるのでありました。
 富士山も荒天となると「魔の山」の様相である。
 会場について、振舞われる「吉田うどん」を持つ手は、レバーを握りすぎて振るえが止まらない状態。一味をたっぷり振りかけていただきました。
 昨日の桜海老かき揚丼、富士吉田のうどんに加え、2度目の昼食として、富士宮市内で名物「富士宮の焼きそば」をK見シェフのヘラ捌きを感心しながら拝見し、おいしくいただき、帰途についたのであります。 
 
コメント (2)

富士山へ

2006-06-10 | Weblog
 今から家を出ます。出る前に大会ホームページを見たら、今年もステッカーがあるという。デザインが決まったと、8日に掲載。うーんデザインができなかったので告知されなかったのか。
 これでは90分を何とかして切らなければという気になってくる・・・・。

K見さんの車で富士へ。昼食に富士川SAの「楽座」で桜海老のかき揚丼。階上で食べたら下の階の食堂より150円高かった。眺めは良いですが・・・道理ですいているはず。
 大会会場でコナさん、murataさんと落ち合う。なんと、コナさん、murataさんは試走するという。ヒルクライム前日の試走はかなりの度胸。K見さんも含め3人でゴールを目指して行く。多分下山まで3時間はかかると思い、一人で河口湖を2周して後は宿で待つことに。天気は曇りであったが穏やかな天気。明日も大丈夫と勝手に思い込む。
コメント

こぐこぐ自転車

2006-06-09 | Weblog
 昨年11月刊の伊藤礼著の「こぐこぐ自転車」平凡社、読了。著者は72歳の元大学教授で「チャタレイ婦人の恋人」を翻訳し猥褻事件となった伊藤整のご子息である。
 戦後の発禁本の文学者の息子さんが72歳とは、戦後なんてもう誰も言わないはずだ。
 それはさておき、この本は図書館で借りた。大学退官間際に自転車の楽しさに目覚めたご老人のお話である。自分の行く末と重ねあわせて読みました。面白かった、でも買わない。買えばこういう世界、安楽なご老人サイクリストの世界へ入り込んでしまいそう。10%の箱根の坂を押して登るようになるにはまだ早い!
 著者の絶妙なエスプリだけいただくことにいたしましょう・・・
コメント

夏の丸岡

2006-06-08 | Weblog
 丸岡グリーンロードレースに申し込み。宿も福井市に確保。結婚式場のやってるホテルだから全室ダブルベッド?!一人寝は寂しい。
 8月上旬の丸岡は天気も晴れが多いのではないだろうか。クリテリウムでない1周27kmの公道レースは魅力的。これまで2回ともトンネル前の坂で切れてしまったが、この脚力差は縮まりそうも無い。耐えられるとすれば坂後半にどれだけ脚が残っているかだ。
 今夜は雨降りだが、週末の富士スカイラインの天気が心配だ。ヤフーでは降水確率が30%に少なくなってきた。すこしありがたい。
コメント (2)

丸岡の案内

2006-06-07 | Weblog
 この2日間は東京へ出張。仕事でお泊りは久しぶり。といっても夜まで仕事のような感じで、すんだ後は、安ビジネスで風呂に入って寝るだけであった。
 「ナルシマ」の近くだったのに。そんなことで開いている時間にお店に行けなかったのは心残り。今日はお休みだし。で、帰りに寄った御徒町の「アサゾー」も今日は休み。ODBOXに寄ったが、ここは品種が少ない。望みのものなし、で、チョイ買いして、新幹線にて帰宅。(写真)
 前回は東京駅のホームで反対側の電車に乗ってしまい、あれよあれよと乗るべき「のぞみ」を見送ったが、今日はちゃんと番線を確認。当然だけど。
 帰宅して、丸岡の案内を発見。少し前からピアノの上に置いてあったらしい。明日にでも申し込みをしよう。
コメント

うまい鰹が食いたい

2006-06-05 | Weblog
 昨夜は、遅く帰ってくる山の神の分と併せて夕食を用意した。
 山の神が帰宅して、風呂に入っている間に、スーパーで買った、カツオの銀皮のついた雌節を金串にさして、ガスレンジの強力な炎で炙ってたたきを作った。
 風呂から出てきて山の神は「臭い」である。焼けた臭いだろうと思っていたら、「古いんじゃないの」である。それほどとは思わなかったが、口に含めば、新しくないのは十分分かる。生姜やねぎで何とか食べたが、炙らなかったら生で食べるの止めたかも。
 つくづくこの時節、うまい鰹が食いたいと思う。そういえば紀州の鰹が不漁のようだ。食べた鰹も何時どこで獲れたか分からないが、長い間船底にいたやつではないかと思う。スーパーのラベルには「太平洋産」とあった。なんだこれは、水揚げ地ぐらい書いてもいいのでは・・・。
コメント

人には言えても・・・

2006-06-04 | Weblog
 富士ヒルクライムに同宿するコナさんのお知り合いのmurataさんが最近事故に逢われたと言う。幸い体は自転車も乗れるようで。富士には来れるようだ。しかし、愛車がだめになった。コナさんのブログで、コナさんが自分のスペアの自転車のサイズを示して、「なんとか乗れるでしょう」と提案していた。
 それを見て、ひょっとしてサイズが少しmurataさんには大きいのかもと、勝手に考えてしまった。(コナさんは私より大柄である)それで、私サイズのスペアをどうかと、コナさんのブログで提案したところ、さっそくmurataさんからお返事があった。なんと180cm以上なので、だめなのである。
 全く、普段は仕事場で部下には「自分の了見で判断するな」「より大きな視点で考えろ」などどえらそうに言っている手前、これはいささかお恥ずかしい。
 国内にはなかなかサイズがないとおっしゃっている。さもありなん。今度初めて山梨の宿でお会いするが楽しみ。
 今日は、欲張らず、椿神社往復のみ。軽いギアでくるくる回して、逆風の中を行くのはなかなか運動になる。走行43km
 写真はスーパーで買ったワイン。自転車の図柄で買ってしまった。バンドゥペイクラスの安いワインだが、どんな味でしょう?
コメント

カーブ145箇所

2006-06-03 | Weblog
 昨日から明日まで2泊3日の間、山の神は伊勢にお泊りである。お茶の結社の50周年記念大会ということで、この1、2月ばたばたしていた。おかげで3日間、お三度は自分でしなければならないが、昨日など夕食の野菜炒めを作りすぎ、食べ過ぎた。バルサミコ酢と牡蠣ソースと豆板醤で中伊料理だ。
 今日は2時ごろまで仕事場にいて、用意した自転車を旧美里村までデポ。榊原の酒屋から計測。一昨日の登坂と比べる。
 第1ポイント8分52秒、30秒速い。ここで、一昨日は心拍を追い込んでいなかったことを思い出し、今日はレース並みにやってみることに。中間点22分30秒と1分先行。第3ポイント40分30秒と2分先行。結局三重大で47分ちょうど、ゴールでプラス27秒と、3分近く速かった。
 心拍も177以上に16分31秒とまぁ追い込めた。
 この坂は145もカーブがある。長野、榊原合流地点からサミットまでだから実際走るのはもう少し多い。しかし、そんな数を数えながら走っていたら、車とぶつかりそうになると思うのだけど。
走行30km
コメント

日々是(Hibicore)好日

2006-06-01 | Weblog
 昨日は高校のOB会で遅くまで賑わった。おかげで二日酔い。それを見越して休暇を取っていたわけでもないが、今日は仕事はお休みである。
 9時から青山高原へ。自走なので中勢バイパス経由で榊原の取り付きまで、32kmある。いつもの酒屋から計測。しかし、体の切れ(そんなものがあったかどうか不明だが)がいまいち。5/14に登ったときより脚が鈍重である。第1ポイントで30秒遅れ、中間点で20秒遅れ、第3ポイントで5秒遅れ、三重大ポイントで10秒先行、そのまま自衛隊分岐で50分20秒と、前回と大して変わらなかった。これが今の脚力かと、反省。今回ホイールは練習用なので、ホイールの効果など私レベルでは無いのかも。
 今日はそのまま高原の冷気を楽しみ、三角点で昼食。青山から大山田(馬野)へ抜けて、長野峠越え、グリーンで帰宅。走行124kmAV23.4
 途中、三郷(旧美里村内)の「cafe Hibicore」により、抹茶をいただく。
隔月雑誌「伊勢人」に掲載(写真)されていたので、よりました。古民家を活用したギャラリー兼茶房で山の神が喜びそうな趣向でした。(日休み)
 このような、鄙の地で実現する、典雅、高雅のライフスタイルは理想のひとつかもしれない。 
コメント