自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

プロとは

2008-09-11 | Weblog
 NHK番組「プロフェッショナル」で京都の和菓子司末富の山口富蔵氏が出ていた。故人となった父親の跡を継ぎ、先代と比較されることを越えるのに10年の苦闘の日々があったという。連日、失敗と反省の日々であり、勉強の日々であったという。かなりの図書類が書庫に整理されてもいた。
 その時々の茶会に合った創作和菓子を依頼され、工夫に工夫を重ねる姿を追う番組であった。そして、番組の最後に「楽しんでやらなあかん」と言っていた。
 プロとは、努力の上に仕事を楽しむ姿であった。
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ランス復活!

2008-09-10 | Weblog
 なんと夕刊をみてびっくり。ランス・アームストロングが「アスタナ」で復活という。
 サイクリングタイムコムでも確認したが、アスタナは7連覇の時のブリュイネール監督がいるところ。
 MTBでは全米2位にもなっていたそうで、まだまだ現役選手として残り火が消えなかったようだ。
 どこかのチームの監督になるということもあったかもしれないが、名選手必ずしも名監督でないし、といって「サイクルハウス・ランス」などという自転車屋を開店するほどメカに詳しくなさそうだし、「アームストロング」という自転車ブランドを起こすような商売人でもなかった、ということか(これは売れたかもしれないが)。
 なんでも、来期から無給で走るらしい。スポンサーは付くかもしれないので無給でもかまわないし蓄えも十分でしょうからね。9月下旬に正式発表するらしい。9月で37歳になる。
 しんどいレースにモチベーションが耐えられるか、癌の克服より難しいかもしれないが、頑張って欲しい。
 
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脚攣りのご褒美

2008-09-08 | Weblog
 昨日は久しぶりに脚を使った。「つがいけ」でも「乗鞍」でも脚が攣るまでにはいたらなかった。両足が同時に硬直して痛くて乗っていられないのは、味わいたくはないのだが、痛みが過ぎ去ってしまうと、走りきった充実感がある。
 過去2回参加した「沖縄」では2回とも攣ったが、行かなくとも味わうことができたのは少し嬉しい。
 昨日はゴールしてから、自転車を降りようとして右足が攣ってしまった。「痛たたたたぁ」と言ってスタッフに笑われたが、脚の回転を止めたら攣ってしまった。良く持ってくれたが、大会でないとここまで追い込めない。しかもレースほど緊迫も無く、助け合いの走りで、十二分に楽しいと思う。

 昨日は久居でうどんを食べた後、朝日屋で肉を買出し。松阪牛の「赤身肉」などを少々。脚攣りのご褒美。たまにはお肉もね。松阪牛だけあって、赤身でもサシはよく入っている。(630円/g)
 
 
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アスリート漬物

2008-09-07 | Weblog
 山岳グランドフォンド「青山高原」(ACA主催)の日。予報と違いよい天気。暑くなることが予測される。
 スタートは旧一志町役場。ここから、榊原~青山高原~伊勢見~城立~布引峠~青山町阿保~桔梗が丘~御杖村~逢坂峠~一志町という124kmのコース。山岳とあって、難儀が予想される。
 会場へ着き、空いているスペースへ車を止め、チームジャージに着替えると、隣の方から「いつもブログ見てます」とご挨拶された。同じ市内のK村さん。50歳という。同じ小中の後輩に当たる。恥ずかしいこと限りなし。このブログはどうでも良いようなことばかり書いているし、勝手ながら、あくまで「どんなべ」という架空の人物の書くお話として、受け止めていただきたい(笑)。
 さて、bunさんや、まつださんとも久しぶりにご挨拶していたが、常連の桑名のY田さんがいない。先週の乗鞍ゴール前でバシューンと抜かれたが、その走りについて聞きたかったのだ。
 今日は75名程度が参加。8時にスタート。先頭付近に位置して、榊原まで引っ張ってもらう算段。しかしこの先頭3人は速いので、不釣合いと、離れて次のグループを待つことに。そこにまつださんもやってきて、自分も少し引いたりする。
 最初に青山高原の登りがある。今日は一段と抑えて昇ることに。中盤でbunさんが抜いていく。乗鞍15分台は速いね。
 抑えて登っているが、やっぱりきつい。登坂能力が減退しているのが思い知らされた。七曲りのところでなんと、桑名のY田さんが降りてくるではないか。「今日は実家に来ています」だって。すれ違って唖然でした。
 さて、三重大風車のあるサミットのところではbunさんがカメラを構えている。こちらはそれに応える余裕なし状態。下の角の酒屋から53分でもこれでは全くどうしようもない。
 800mの高原の上は涼しいが、今日は休み無しで降りて再度、青山峠(490m)から伊勢見(662m)へ登る。アミノバイタルゼリーで補給。
 伊勢見も通過して中腹の補給ポイント(570m)でバナナ1本と飲み物の補給があった。バナナは旨かった。ここから、城立(215m)までダウンヒル。
 城立(10:09)でチェック。ここから布引峠(590m)へ登る。さすがに脚が疲れてきた。集落はずれの登り口でストレッチ休息。
 布引から旧青山町165号までは下りで快調。走行しながらアンパンをぱくつく。
 道に迷っていた先行者を案内して、桔梗が丘のコンビニ(206m)まで。しかし、165号の坂で脚がつる。まだピクピクだが、いつ痛くなるかだ。コンビニでは買い物して、レシートが証明書。大休憩・ストレッチ。
 実は今日は先日とくさんに分けていただいた「アスリートソルト」を忘れてきた。これは失敗だ。こんな暑い日には脚が攣らないのが不思議なくらいなのに。
 ここから道の駅「姫石の湯」(463m)まで20kmのだらだら登り。
 攣らないようにするとスピードが出ない。のろのろ走る。しかし奈良県御杖村にはいると坂が強くなり、とうとう両足同時に攣ってしまい、下車。
 何とか姫石の湯までたどり着いた。ベンチでストレッチしたが、立ち上がろうとすると脚が攣る。これでは乗れない。リポDでも売ってないかな、と売店を覗く。しかし、飲み物は売っていない。野菜中心の市場。しかし、冷蔵コーナーで漬物発見。数種類の漬物の試食がある。
 矢も楯もたまらず、爪楊枝に5,6個串刺しして口に放り込む。『辛い!』こんな塩辛いもの売っているのか、と思ったが、私の口の中は甘いもので一杯状態であったのだ。「これも」「これも」と試食を重ねるうち、体の中から、『これこそ求めるもの!』という声が聞こえる。『今度、車で来たら一杯買うからね』と言いはしなかったが、この恩忘れません。
 三重県境までは豪快なダウンヒル。しかし逢坂峠の登りでまた脚が攣る。下車して脚を叩く。再度乗り出して、小さな峠を越し、40km程度で下っていると、ペダルの回りが調子良い。ようやく、漬物の塩が効いてきた様だ。
 平坦にうつっても35.6kmで巡航でき、結果、1時59分、20番目でゴール。
 メーター読みは5時間23分。随分休んでしまった。「アスリート漬物」のおかげで最後の30kmが助かった。気温は34,5度あったようだ。頭から水かけて走ったからなぁ。
 
 帰りに昼の閉店(14:30)前の久居「十得」でざるうどん「ゴマ汁」700円旨い。
 (ぼやけてますが、食べかけの写真です)
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ドーピング

2008-09-06 | Weblog
 良い天気である。明日の予報も曇り/晴れである。
 天気は良いが、今日は一日書類とにらめっこである。仕事がせわしいのはこの時期仕方ないが、天気がうらめしい。明日はへとへとになるくらい走ることが出来そうで、まぁ今日は骨休み。
 YADAサイクルで先日エアの抜けたタイヤで走っていて、少しフレがでた後輪を持っていって、フレ取りをお願いする。放っておくとスポークにストレスがかかって折れやすくなるのではないかと思っているので、早めの調整。
 角界では大麻のドーピング騒ぎ。実力で復活することもある欧州自転車プロチームと違い、永久追放の雰囲気漂う相撲界のためか、親方の歯切れが悪い。「のこったのこった」と言っているのも良いが、土俵にマリファナ臭いのは禁じ手だ。
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グランドフォンド青山高原

2008-09-03 | Weblog
 の案内がACAから来た。この日曜日参加予定。
 コース案内図を見て、びっくり。コースが一部変更されている。旧道を青山阿保まで出て、165号を桔梗が丘の交差点まで走って、比奈知の坂を登るようになっている。阿保から桐ヶ丘団地入口までの坂は車で走っても嫌な一本坂の登りだし、国道を走るとは嫌な変更だ。前のほうが良いのにと思う。コンビニがないのでチェックができないための変更かな?当日説明があるかなと思うけど。
 前のコースは2日に分けて走ったが、しんどいコースだ。今回距離も伸びて、124km、累積(獲得)高度約1800mという。やれやれ。
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乗鞍、自分の走り

2008-09-01 | Weblog
も振り返ってみようと思う。
 今回の乗鞍は禁欲的に走ってみた。心拍を180に追い込まないように、息苦しさは感じない程度に走った。
 結果は第1CPまでがなかなか遠く感じた。「いつになったら着くのだろう」と思うほどだった。中間点は38分15秒で通過。昨年は33分45秒だった。28分切りどころか30分も危ない、かもと感じた。
 しかし、綺麗になった「石畳」のあたりでもいつもほど苦しくなく、周りを見ながら走れる。第2CPも水を受け取り、気分としてはゆとりで通過。
 森林限界を越えて、苦しいながらも気持ちは維持、しかし脚がいうことをきかない。今回初めて走りながら遠くの綺麗な景色を眺める「ゆとり」もあったが、肝心の脚がスパートできない。たれるということはなかったので、やはり前半抑えると後半楽というのはその通りであった。
 ゴール1km看板過ぎて、後ろから、業を煮やしたように桑名のY田さんに凄いスピードで追い抜かれてしまった。武平で教訓たれたのに、後ろから見ていて、あんまり遅いので叱られたようだった。30分22秒、64位でした。ベストは28分5秒2年前。目標は28分切り、だけど遠い。
(写真はとくさん)
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