玄関先で立ち話、家には一切入らず…家庭訪問に“異変”(夕刊フジ)
個人的に、子供の頃からなんでわざわざ学校の先生が家に来るんだろう?(話したきゃ親が学校に行けばいいのに)と、考えてたほうなので、むしろこういう風潮にはけっこう共感するんですが。
教育評論家の尾木直樹氏は「このご時世、玄関先に来るだけでも立派」と皮肉まじりに前置きしたうえで、次のように警鐘を鳴らす。
「一部の地域は学区に関係なく、自由に小学校を選択できる制度に移行しました。そうなると訪問先が車で20−30分もかかる場所にあったりして予定を組むことができない。そこまで自由を推し進めるのはバカげている。良くも悪くも児童の家庭環境を教諭が知るのは大きなメリットです」
何だかずいぶん自信満々に語っているけど、大きなメリットって何?
家庭と学校が、地域社会の枠組みの中で一体化していた時代には意義があったのは分かるけど、そういう役割分担は時代とともに変わっていくものではなかろうか。
前提が変われば、何がメリットなのかも自ずと変わってくのだと思うけど。