そもそも論者の放言

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『決定版 図説 旧約・新約聖書 この一冊で聖書がまるごとわかる!』 月本昭男

2014-08-25 23:02:06 | Books
決定版 図説 旧約・新約聖書 この一冊で聖書がまるごとわかる!
月本昭男
学研パブリッシング


Kindle版がタイムセールで150円で売ってたので購入、読了。

つい先日まで旧約聖書と新約聖書の違いすら知らなかった自分だけど、実はかつてカソリックの幼稚園に通っていました。
二年保育だったその幼稚園では、全園児に毎月絵本が配られていたのだけれど、一年目は旧約聖書の中の物語(アダムとイヴ、ノアの方舟、モーゼの奇跡・十戒、など)が、二年目は新約聖書の中のキリストの誕生から死、復活の物語が収録されていた絵本であったことを、40年近く経った今になってこの本を読んで、ようやく認識したというわけです。

しかし、そんな幼稚園児の頃に読んだ物語がいまだに印象に残っているというのも、聖書に書かれた物語がどれだけ大きな訴求力を持っているかの証左ではありましょう。
世界中にこれだけキリスト教が広まったというのも、聖書が持つ訴求力あってのものなのだと思う。

巻末のほうには、聖書の中の有名な言葉が並べられている。
聖書の教えって、ストイシズムの強要みたいなところはあまり好きじゃないんだけど、次の一節は本質を衝いていると思うので、記しておこう。

新約聖書「マタイによる福音書」第7章第13節
狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。
コメント
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