アカデミー賞助演男優賞、「イングロリアス・バスターズ」のC・バルツ(トムソンロイター) - goo ニュース
毎年のことながら、賞を獲ることに価値があるわけでも、賞を獲ったから価値があるわけでもないけど、ついつい気になるアカデミー賞。
今年個人的に響いたのはクリストフ・バルツの助演男優賞(というか、他は「アバター」くらいしか観てないんだけどね)。
あの怪演は歴史に刻む価値があるでしょう。
特に冒頭のユダヤ人を匿った農家宅での、ねっちりしたダイアログはタランティーノの演出も冴えまくりで抜群でした。
「アバター」はそんな大した映画じゃないと思うけど、ああいう作品がオスカーというのもまあアリかなという気もしてたので、ビグローに惨敗と聞くと、何となく脱力です。
取りあえず「ハート・ロッカー」は観に行くか、と。
コメントするのもそれくらいかな、と思っていたら…
ザ・コーヴ 太地町長「作品には事実誤認がある」(朝日新聞) - goo ニュース
和歌山県太地町のイルカ漁を取り上げた米映画「ザ・コーヴ」の米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞に、地元や漁関係者からは困惑と反発の声が上がった。同町などは、映画の内容には漁に対する偏見から事実誤認があると主張。すでに今夏の国内配給も決まっているが、公開までには曲折がありそうだ。
この類の話って、いくら主張し合い議論したところで、お互い永久に分かり合えない気がして、何だか辛い感じがします。
特に、映画というメディアが良くも悪くも大衆に与える影響力の大きさを持っており、歴史上プロパガンダとしても度々利用されてきたという側面がクローズアップされるようで、映画を愛する者としては余計気が重くなる感じがします…