昭和60年(1985年)8月12日に日本航空JAL123便の墜落事故が起きてから12日で30年になります。
この墜落事故は、犠牲者の数が520名に及び、単独機としては世界最悪の航空機墜落事故となりました。
犠牲者の中には歌手の坂本九や元宝塚歌劇団の北原瑤子、阪神タイガース社長の中埜肇、ハウス食品社長の浦上郁夫、コピーライターの藤克彦などの著名人や、甲子園球場で行われていた夏の高校野球を観るために1人で搭乗していた小学生なども含まれていました。
航空機事故と言えば、昨年にはマレーシア航空機の消息不明事件やロシアによる撃墜事件で多くの犠牲者がでています。
今年に入っても台湾でトランスアジア航空235便の事故をはじめ、世界で既に5件の事故が発生しており、国内でも、先月26日には東京・調布市で小型機墜落事故があったことは記憶に新しいところです。
安全で、そして、安心して空の旅ができるよう、関係者の一層のご努力を願いたいと思います。
さて、この事故で犠牲となった坂本九さんにはたくさんのヒット曲がありました。
国民的アイドルだった九ちゃんを思い出していただきたく、今日はその中から昭和39年(1964年)1月に発売された「明日があるさ」お聴きいただきたいと思います。
明日があるさ・・・坂本九 作詞:青島幸男 作曲:中村八大