らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ボイコット

2015-08-16 | 雑学

人の名前から生まれた言葉があります。
今日ご紹介するボイコットがその一つです。

ボイコットとは、考えや要求を実現させる目的で不買、拒否、排斥などを行うことですが、この言葉はイギリスの貴族、チャールズ・ボイコット大尉の名前に由来するそうです。
そこで調べてみました。

この言葉が生れた経緯は次のように伝えられています。
1880年頃のアイルランドの土地差配人で、イギリス貴族のチャールズ・ボイコット大尉は、その地域の農場や農作物の販売管理を任されていました。
その地域の人々はチャールズ・ボイコット大尉を通して農作物を買っていたそうですが、あまりにも高い値段をつけて農作物を売りつけていた為、それに腹を立てた地域住民は一致団結して彼から一切農作物を買わないようにしたそうです。

彼はまた、農民の地代引き下げの要求に応じなかったことから、農民たちは彼に抗議し、彼の一家や関係者に対する労働と食料供給を拒否して、コミュニティで孤立させたのだそうです。
全く農作物が売れなくなってしまったチャールズ・ボイコット大尉は、最終的にその土地から排斥されてしまったそうで、この出来事からこのような事態をボイコットと言うようになったと言うことです。

私も若い頃、部下の女性社員数名から仕事をボイコットされそうになったことがありました。
幸い、彼女たちの仲間の賢明な女性が事前に知らせてくれたことから事なくすみました。
このボイコットと言う言葉は厭な言葉ですね。