らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

リンゴの唄

2015-08-17 | ナツメロ

今年は戦後70年の節目の年です。
14日には安倍総理が総理大臣談話を発表し、15日には東京千代田区の日本武道館において政府主催の全国戦没者追悼式が催され、一連の終戦行事が終わりました。

ところで、70年前の8月15日に日本は終戦を迎えましたが、それから間もない昭和20年10月10日に、日本の戦後映画の第1号として松竹映画『そよかぜ』が公開され、その挿入歌として発表されたのが「リンゴの唄」です。
この曲は、何もかも失った日本人の心に大きな希望を与え、戦後復興の大きな力となりました。

♪ 赤いリンゴに くちびる寄せて 
 だまって見ている 青い空

で始まるリンゴの唄は戦後のヒット曲第1号として余りにも有名な曲ですが、この曲は今でも、ドラマなどで戦後間もない日本の場面を描写するとき、或いはテレビ番組などの資料映像として、終戦直後の焼け跡の空撮、闇市、買い出し列車などが放映される際、必ずと言っていいほどBGMに使われる“定番BGM”としても知られています。

サトウハチローが作詩し、万城目正が作曲した「リンゴの唄」は、昭和のレトロ歌謡を語る上で避けて通ることのできない名曲で、戦後70年の年月を経てなお歌い継がれている不思議な魅力を持った曲です。
当時の画像とともにお聴きいただきたいと思います。

リンゴの唄 並木路子