昨日の大阪の最高気温は36.2度で、連日、猛暑日が続いています。
現在、夏本番、真っ只中と言うに、今日は暦の上では秋となる「立秋」です。
日中は秋の「あ」の字さえ感じさせてくれない猛暑ですが、昨日、早朝ジョギングをしていると秋に多く見られるひつじ雲が出ていました。
一昨夜は熱帯夜ではあったものの、早朝のひつじ雲を眺めながらのジョギングは秋の気配を感じさせてくれる、とても気持ちの良いひと時で、小さな秋を見つけたようなきがしました。
・午前6時9分に撮影したひつじ雲です。
ひつじ雲の正式名は高積雲(こうせきうん)といい、高度2~7km程度の比較的低い雲で、塊が大きく下部が灰色になる事もあるようです。
一方、高度5~13km付近の上層にできる小さなうろこのような雲は、いわし雲やうろこ雲と呼ばれ、正式名は巻積雲です。
両者の簡単な見分け方としては、親指を雲にかざして、はみ出すサイズだと高積雲、隠れてしまうサイズだと巻積雲と云われています。
いずれの雲も、小さな塊状の雲片が群れをなして、斑状や帯状の形をつくり、白色で一部灰色の陰影をもつ雲のことで、まだら雲、叢雲(むらくも)とも言われています。
昨日の雲がどちらに属するかは定かではありませんが、「ひつじ雲」として記しておきます。
・連日猛暑が続く大阪府南部の熊取町ですが、昨日は日中でもひつじ雲が見られました。
これは小さな秋の現れでしょうか?
ひつじ雲が現れた一方で、東の空には入道雲も顔を出しており、夏と秋の雲が同居している風でした。
これを繰り返しながら、次第に秋が近づいてくるものと思います。
しかし、まだまだ暑い日が続きます。
読者の皆様におかれましては、本格的な秋が訪れるまで、熱中症にかからないように十分注意していただきたいと思います。