代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

保守票こそ第三極は取りに行け

2017年10月02日 | 政治経済(日本)
今朝の日経新聞(a.k.a. CSIS新聞)の一面に以下のような広告が・・・・。



 著名なジャパン・ハンドラー研究者のアルルの男・ヒロシさんのツイッターを見たら「日本の本当の支配層御一行様が、自民、公明、希望連立政権の樹立工作に来日されます」とコメント。朝から笑えた。
 アルルの男・ヒロシさん、絶望的な状況の中でもユーモアのセンスを忘れないので、すばらしい。「従米翼賛会選挙」を笑い飛ばしていきたいですね。

 アーミ、グリーン、ナイの「三役そろいぶみ」の豪華メンバー。全員ががん首そろえて来日とは、要するに、彼ら、全力でヒラリー応援したためトランプ政権で干されてヒマなのではないか。

 子飼いの部下だった安倍ちゃんが、トランプにシッポ振ってしまったため、「明日をも知れぬトランプなんかじゃなく、真の支配者であるオレたちの言うことこと聞け」と恫喝してるんじゃないか。それでトランプ・シフトする安倍政権をけん制するために、「希望」結成へ・・・・なるほど。彼らが画策してきた、アメリカン・スタンダードによる日本統一(=日本破壊)のシナリオに狂いが生じてきたので、内心、追い込まれて焦っているのだろう。

 右派が二つに分裂して選挙するとして、「従米右派」と「脱米右派」の二つに分かれるなら理解できる。(その場合、私は迷わず後者に投票する)。「従米トランプ右派」と「従米CSIS右派」の二大政党って、そんなアホな話があるだろうか? 
 アメリカ支配層の内ゲバなど、少子高齢化社会を迎える今後の日本が向き合っていかなければならない政策的諸課題とは、まったく関係ないでしょ。

 保守が二つに分裂してるのだから、リベラルが結集した第三極に票が集まる芽は十分にあるなどと分析されている。しかし、本来的に保守層の票こそ第三極に流れる素地が十分にある。三極の対立軸が、「従トランプ右派」と「従CSIS右派」と「脱=従米リベラル」であったら、「脱=従米」を志向する保守層の票は、第三極に十分に流れるだろう。

 第三極は、希望に幻想を抱いているリベラル票を取り戻すと共に、全力で保守票を奪いにいくべきである。

 というわけで、枝野さんらの新党結成の動き、心から支持する。雨降って地固まる。長島、細野、玄葉、前原・・・などCSISのエージェントたちが離れてくれて逆にスッキリしたのではないか。

 党名は、アルルの男・ヒロシさんも提案していた「立憲民主党」が浮上しているようである。ヒロシさんの先見性すばらしい。

 私は、党名は民主党としたうえで、共産、自由、社民などと連合したオリーブの木方式の統一比例名簿の政党連合の名前で「立憲民主連合」にした方がよいのではないかと思う。「立憲民主」を冠した政党連合であれば、それに参加するのに共産も文句ないだろう。
 政党連合結成は今回の選挙では間に合わないと思うが、次回選挙では是非。日本に残された時間はもうないのだから。
 


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1 コメント

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新聞記事…良くできたキツい冗談 (小太郎)
2017-10-05 09:59:28
 日経新聞は社是通りに行動していることが良く分かった。この新聞記事は本当に良くできたキツい冗談みたいで笑えます。米国の属国運営の最前線に一発喰わせてやりたいところ。
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