政治的信条を曲げ、踏み絵を踏んだ議員など最低である。そのような変節者は議員バッジも手にできない可能性が濃厚である。たとえそれで議員バッジを手にしようとも、政治家としての後世の評価には値しない。たかが一時のバッジなんて如何ほどの価値があろうか。
鹿児島1区の川内博史元衆議院議員は、
心からエールを送りたい。川内さんは、民主党政権時代、党が当初の理念を失って迷走していく中にあって、一貫して筋を曲げず、辺野古基地にも八ッ場ダム建設にも、TPPにも反対し続けた議員さんであった。さすがである。
TPP反対運動に先頭に立って取り組んでこられた篠原孝さん(長野1区)、
私の郷里の選挙区の井出庸生さん(長野3区)も、立憲民主に行って欲しい。踏み絵を踏んでほしくない。そうすれば全力で応援する。
前滋賀県知事の嘉田由紀子さんは無所属で滋賀1区から出馬を決意したそうだ。希望への幻想を断ち切り、立憲民主党から出て欲しいと願う。嘉田さんが合流すれば、希望に幻惑されている多くのリベラル票の流れを変える力になろう。
さすが小沢一郎さんも踏み絵を踏まず、無所属での出馬を決意されたとのこと。もし可能なのであれば、自由党を率いて立憲民主党に合流して欲しいと願う。
この国難に、比例票が分断することの愚かさといったらない。最大限の当選者を生み出すためには、比例名簿を統一するしかない。
亀井静香さんは、出馬するのだろうか? 無所属で? どうするのだろう。ぜひもう一期出て欲しい。できれば立憲民主党から。亀井さんが立憲民主党に合流すれば、従米二大政党に流れようとしている多くの保守層の人々を覚醒させることもできよう。
サンダースにしろ、メランションにしろ、マルクス主義に立脚しない左派が新しい時代をつくっていくと思います。
水戸学や国家神道の国粋主義思想がテロリズムのエートスを持っているのと同様、マルクス主義もテロリズムのエートスを持っています。「プロレタリア独裁」といった時点で、権力の分立を否定しており、立憲主義を踏みにじる必然性を内包しています。
そこから脱却しなければ、左派は新しい時代を切り開けない。
以下の三点が必要かと思います。
(1)脱=マルクス主義
『資本論』などは一つの参考文献として位置づけ、金科玉条にはしない。
(2)脱=民主集中制
徹底的に民主的に討議し、結論を出すが、どうしても異論が残った場合、その人を排除せず、むりに服従させない。(それをやるのは小池の同類)。
個人の良心として、賛同しない自由も認める。
(3)全党員が一人一票を持つ党首選挙の実施
党首は民主的に選ぶ。それができないから、「共産党は危険」という印象を持たれてしまう。
以上を実施すれば、必然的に党名も変更することになる。
以上ができたとき、日本でも左派政権の誕生が可能になるでしょう。