イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

泡になった

2007-04-11 15:14:25 | CM

春の訪れとともに、北国の当地では気温上昇以上に空気がめっきり乾燥してきて、ビール・発泡酒の美味しい季節になってまいりました。

店頭には季節がかわるごとに新商品のレーベルが並びますが、3~4年ぐらい前の春頃ローソンで見かけたキリン“ハニーブラウン”ちょっと色が濃いめの褐色で、オレンジの花ハチミツを原料に使っているというだけに飲みクチがほんのり甘い、ジュース感覚で飲めてそれでいてしっかりお酒だという、アレ結構好きだったんですけど、もう廃番になったのかな。同社のトレードマーク麒麟に春ガスミのかかったような手描き風イラストのパッケージも好きでした。

キリンの発泡酒と言えばやはり3年ぐらい前の秋口に“やわらか YAWARAKA”という製品もあって、たとえば風邪で熱があってしばらく卵酒以外のアルコールから遠ざかっていた後の“リハビリ”や、ちょっと疲れ気味で明日の朝も早いけど、でもビール飲んでサバッとホロッと酔いたいよね、というときにもってこいなアルコール度数4.5%だったのですが、アレも見かけなくなりました。

次シーズンまで販売が継続されなかったり、ひとつのチェーン以外に販売店網が広がらなかったということは、全国的に消費者の食いつきがいまいちだったということなんでしょうね。

若手お笑い芸人並みに消長激しく、シビアな生き残り競争が繰り広げられているコンビニの冷蔵ケース。「見かけないレーベルだけど、美味しいのかな?コレ」と思ったら速攻!一缶買って試飲してみないと、次回行ったときはもう無いかも。『エンタの神様』『爆笑オンエアバトル』以上に一期一会です。

そんな月河は買収騒動以降、もっぱらSAPPORO★“生絞り”か“雫(しずく)生”を愛飲していますが、雫生も発売当初こそ劇作家・宮藤勘九郎さんを起用したTVCMを積極的に流していたものの、最近はめっきり見かけなくなりました。当地はSAPPORO地元なのでまだ安売り店には出回っていますが、今季限りかも。“slow made製法”をうたっていたのにね。

メーカーが、一つのレーベルを売り出す→見切りを付ける→次の新製品投入…、のサイクルがあまりに速いので、消費者も巻きこまれてしまっているのかも。“定番”を生み出すのは本当に難しいようです。

今日のタイトルはBONNIE PINKの、96年頃よくFMで流れていた曲のタイトルです。デビュー曲『オレンジ』から、この曲ぐらいの頃のボニピンがいちばん好きだなぁ。よく馬券が外れたときリクエストしていました。

コメント
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