小泉進次郎議員は、指輪なしで当たって砕けたことでもあるのだろうか。「アナタ目が泳いでるから信じられない」とか言われたりなんかして。
先週、菅直人総理が施政方針演説で「社会保障(←たぶん縮小)と税(←ガチで増税)の一体改革については(ねじれ国会で可決むずいから)野党も一緒に協議しようね、て言うか、協議してね」とすり寄ってきたのに対し、ぶら下がりインタヴューで「指輪のないプロポーズ(みたい)ですね」とのご感想。
まープロポーズなんて、手ぶらでも、酔っぱらった勢いでも、なんなら無言で押し倒しちゃったって良いわけですが(良くはないか)、なんとなくこの、月9の見過ぎみたいな、ユーモアあるようなないような、気が利いてるようでなんともおっさん臭くうすらぼけたモノの喩え方、お父上の、確か丸川珠代参院議員と大塚拓衆院議員(当時。チルドレンのひとり)との結婚披露宴での「衆参両院はいまねじれ国会だが、お2人はねじれるのはベッドの中だけにして」「夫婦間で問責(決議)は出さないように。審議拒否もしないように」というスピーチを思い出しました。スポーツ紙か何かで最初に読んだとき「バツイチシングルアゲインの分際でその発言こそねじれておるぞ」と思った記憶がありますが、クチから出す一方で、“笑い”と大書したプラカードを手で挙げてるようなズレたセンス、父から子へDNAは受け継がれてゆくのであります。
お父上はそれでも、ズレかたが洒落にならなくなる前に退場どきになったからよかったけど、一年生議員進次郎さんはまだ29歳、ツッコまれる時間がたっぷりあり過ぎなのはお気の毒と言うか。デビュー10年経ってもいまだにああいう感じで準主役級で出続けてる兄上の、“育ちの良い鉄面皮”さでも見習って頑張ってください。
…国会中継で背広ネクタイのおじさんたちをたくさん見たから気がついたわけでもありませんが、PCで、OSに更新が見つかったときなどにタスクバーに現われる、黄色い下ぶくれの菱形の中に感嘆符が入ってるみたいなアイコンって、黄色のシャツに黒いネクタイを締めたVゾーンに見えませんか。…「見えませんか」って振っても、自分でもいま現在見えてないから迫力がないな。どっか危ないサイトでも踏んで無理やり出してみるかな。あれは黄色三角形に感嘆符か。
ちなみに、この記事を書こうとして、進次郎議員のフルネームを入力ミスったら速攻出てきた変換が、ロートレアモンのシュールレアリスム詩評みたいでおもしろかったので、タイトルにしてみました。深い意味は…と言うより、まったく意味はありません。
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