先月=2月の初旬に、例のオリパラ組織委員長女性蔑視?発言で辞任やむなきの件があったとき、「まぁみんな心の狭いことよ、ご老人の寝言ぐらいマイルドに諫めてスルーできないとは」「欧米から“遅れてる”と圧かけられたらたちまち浮足立つ、黒船来襲の昔から全然強くなってないのなニッポン」と、少なからず思うところがあったので、この次ここで書こう書こうと思っているうちに、例年通り「2月は逃げる」の喩えにならって@(アット)言う間に(・・・・)逃げ切られ、気がつけば3月にまでさくさく去られる勢いです。
いやもうまったくもって、冬から春へのこの、およそ2か月半ぐらいの期間は毎年々々光陰矢の如し。一年の間のこの時期だけで三つか四つ余分にトシとったような気がするもんですが、正気に戻ると別に一度も誕生日が来ていない(当たり前だ)。
正気に戻ってホッとしたようなアレレ?なようなのは、なんだかんだで東京五輪の聖火リレーが予定通りスタートしている、ということでしょうか。東日本大震災からまる十年の節目を控えた矢先に、デジャヴ級の震度6強が来て、「10年経ってるけどコレまだ余震です」と脱力の分析も出ましたが、あれは「復興五輪ですよ、忘れないでね」との、大地からのメッセージだったのかもしれません。
オレらそんなこと知ったこっちゃないからね~とばかり、その東北、震災被災地を今度は軸足の一方にして、新型コロナも一段とクソ元気です。
どうやらこのゴリパラ・・じゃなくオリパラは、「日本が、世界中、天にも地にもどこにも親身の味方が居ない状況、どこの国の誰も“日本を、カネ算段抜きに本気で助けてあげよう”と思ってくれない状況で、どれくらい耐え抜けるか」を試す、壮大なガマン大会というか人体実験、もとい“国体”実験になる模様。
ここまで来ると、もう、ある意味“自分への怖い物見たさ”ですね。5人以上の会食ダメ、20時以降のアルコールダメ、花見も歓送迎会もダメ、マスクなし会話もダメ、それでも海外から選手だけで一万数千人来るオリンピックは「やる」という超絶ねじくれた瘦せ我慢。
当地にはまだ届いていませんが、便りに聞くところでは今年は桜の咲きっぷり満開っぷりもさばさば気前良く、散りっぷりも以下同文の勢いだそうで。桜咲け咲け、散れ散れ桜。
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