イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

みぞゆうのていまい

2008-11-22 19:05:20 | ニュース

歴代総理の中でも一、二を争う“失言王”になるのでは…と就任前から期待(?)の高かった麻生太郎さん、今度こそシャレにならない「やっちまった」ですね。日本医師会の自民党政権への長きにわたる票的・金銭的貢献を考えると、世相文脈の如何を問わず、みすみす赤裸々に敵に回すような発言は浅はかとしか言いようがありません。

「社会常識が欠落している」と言わず、せめて「良く言えば頭脳明晰でユニーク、悪く言えば学者的で世間に疎い人がまま見受けられる」ぐらいに言っとけばよかったのに。“丸いタマゴも切りようで四角、ものも言いようでカドが立つ”じゃないけど、良い言い方と悪い言い方とあったら、やはり両論併記で行かないと言われるほうも逃げ場がないでしょう。

麻生さんも、就任当初は「今夜解散するか、明日解散するか」という緊張感のくびきの下にいたけど、株価暴落やら何やらかにやらでゴールがどんどん遠くなっていき、ある意味「余命×ヶ月です」と宣告されてずっしり覚悟を決め身辺整理を進めていた矢先「誤診でした、ただの風邪です」と言われた人みたいな気分なのかもしれない。そりゃあ物事の遠近感も狂おうて。クチも滑ろうて(ラフ・コントロールか)。

「常識が欠落」とはよりにもよって最悪の言いようを採用したものですが、ヘンな人と言うか、“一般的な意味の通じが遅い”“こっちの伝えたいことが打てど響かず、説明能力がないのか説明する気がないのか、とにかくこっちにわかるように話をしてくれない”“こういう状況で、どうしてそうなるのか理解に苦しむ対応をする”人が多い職業のベスト3と言えば、何と言っても役所の職員、教員、そして医師です。

どれも“その職に就いた瞬間からその世界しか知らず、その世界の中だけにいても、自足して生きて行ける手厚い保護のある職域”です。仕事の中で体調不良やトラブル、火急の用を抱えてテンパッている人、自分より知識や学歴や年齢が低い人を相手にする時間が圧倒的に長いため、“上から目線”がしみついてしまうということもあるでしょう。

麻生さんも「自分(医師)中心の価値観を優先して、患者さんが何を求め、何をしてほしくて受診に来ているか、患者さんの身になって考えていない人がはんざつ…じゃなくて、えー、頻繁に見受けられる」ぐらいに言っておけば適度に笑いも取れて穏当だったのにね。

西原亜希さん佐藤智仁さんの『白と黒』コンビ目当てで昨日(21日)放送の『ギラギラ』を録画視聴。物質的には裕福でも両親に愛されなかったトラウマで、心に寒風が吹き金を憎むタカビー姫の役は、熱演だけれどあまりピンと来ませんでした。思うに西原さんって、精神面がキツく剛直、欠落した部分を背伸びや虚勢でカバーしているという役は合うんだけど、“裕福顔”“セレブ顔”でないんだと思う。佐藤さんと2ショットでのホットなシーンが少なかったのも『白と黒』ウォッチャーとしては、せっかく録画までしたのに食い足りなかった。

それより佐藤さん扮するホストの源氏名が“秀吉”とは恐れ入りました。ホストと言えばなんとなく“星矢”“翔”“瞬”“紫龍”みたいな、宇宙っぽい、アニメっぽい名前が多いのかと思っていたら(て言うか『聖闘士星矢』まんまだし)、日本史モノ、武将モノも有りなんだ。“同業他店とかぶらず異彩を放って、覚えてもらいやすい”ことが名づけの基準なんでしょうな。

だったら日本史系じゃなく、世界史系だっていけるでしょう。“ビスマルク”“タレーラン”“メッテルニヒ”なんて名前のホストがいたっていいじゃないですか。何やった人だったか忘れたけど。“ダンテ”とか“ペトラルカ”なんて居たら一緒に「ルネッサ~ンス」ってドンペリで乾杯したくなる。

マゼラン”なんて居たら地の果てまで駆け落ちしたくなるね。“ダリウス”ならそれプラス、20頭立てぐらいの大戦車で轟々と大地をとどろかせて逃げなきゃならない(捕まるね)。“ネロ”なら緊縛鞭打ち足蹴プレイだ。

佐藤智仁さんの顔で“ロベスピエール”って名前のホストがいたら月河が毎晩指名しますよ。「今夜もワタシを処刑して」ってなもんです。

公平こと佐々木蔵之介さんなら“バイロン”なんていいんじゃないでしょうか。夜の浪漫主義。よくわからんが。大成こと石橋凌さんなら、銀座の将軍ですから当然“シーザー”でしょうね。夜の三頭政治。どんどん意味不になって行く。

…外国人女性が来店したら「日本人みんなアホ」と思われそうだな。

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傷だらけの

2008-11-21 01:20:06 | ニュース

厚労省元次官と夫人の連続殺傷事件に関するナマ放送のTV番組をラジオ音声で聞いていますと、キャスターもコメンテーターも軒並み「宅急便」と言ってはあわてて「宅配便」と言い直してますな。“セロテープ”“サインペン”“ポリバケツ”の類いで、普通名詞のようで実は特定の一企業の商標だからでしょうね。

結構、通販利用頻度が高く、従って消費生活における宅配便依存度も高いほうな月河の経験では、ピンポン来て「宅急便です」と名乗るのは、やはりアノ業者さん1社だけだと思います。月河よりずっと在宅時間の長い高齢組から聴取したところでは、「Pリカン便です」「S川急便です」が次いで多く、Yうパックの場合は「Yうパックです」より「Y便局です」と名乗るほうが多いような気がするとのこと。小泉元首相の念願・民営化成ったとは言え、やはりY便局は“日本Y便”よりいまだ“Y便局”のほうが日本全国通りが良いでしょう。

あんまりワイ、ワイ書いてると“”を連想してしまうな(しないか)。

本放送中の『相棒season719日(水)放送『顔のない女神』をタイトルに惹かれて録画視聴。

最近、日中在宅するとseason6の再放送を観ることになるし。在宅時間が長かった頃、気がつけば“昼も夜も片平なぎささん”“昼も夜も橋爪功さん”って時期がありましたが、最近は“ボケっとしてたら年中相棒”状態です。当地が水谷豊さんの出生地に近いことも編成上、関係しているのかも。

“落日のベテラン女性DJ”“鉄壁のアリバイあるナマ放送中の凶行”と揃えば94年『古畑任三郎』で桃井かおりさんが扮した名キャラ・おたかさんこと中浦たか子を思い出します。

今作は彼女へのオマージュというわけでもないのでしょうが、“狂信的ファン?ストーカー?”“服装で人違い殺人?”ファクターのほか、“ナマ放送の曲中に中座し工作の途中、廊下で立ち聞きした時事ネタを放送復帰後のトークに入れたため露見”まで織り込みながら、人違い“させて”標的の女性Pを殺させる計画が、もうひと捩じれして別人に凶行が及ぶという、例によって『相棒』シリーズらしい皮肉と空しさに満ちた、『古畑』の哀愁ある滑稽味とはまったく違う新鮮なエピソードに仕上がっていました。

「番組打ち切られたら自殺する」とハガキを送ってくる熱狂的リスナーというのは、71年のクリント・イーストウッド監督主演作『恐怖のメロディ』にも通じる、声だけで感受するラジオ媒介なればこその濃厚な妄想的情緒の産物で、結構伝統(?)のあるモチーフですが、そのハガキを見て「こういう傾いた心情の持ち主なら、自分の声で懇願すれば殺人の道具に使えるかも」と思いついて実際やってしまうローラ(清水美沙さん)もつくづく精神がひずんでますな。自分をラジオDJとしてスカウト、10年組んできた女性Pが「自分の電話の声を聞き分けてくれなかった」が犯行計画への最後の引き金…というのも、ラジオひとすじの“女神”のプライドと言えば言えましょうが、「本気ではないかもしれないけれど、このリスナーに自殺を思いとどまらせなければ」とローラ以下誰も本気で行動したふしがないのは何ともはや。こうした手合いにいちいち額面通り対応してたら、ラジオ番組なんかやってられないでしょうがね。

久しぶりにドラマでお顔を見た気がする清水美沙さんの、ノーブルでジェントルな空気ながらもどこか浮き世離れ、地に足のついてない佇まいがとてもよかった。清水さんでなければ、えらく病的で残忍な犯人役になったかも。相変わらず大きなオフタートルネックのニットがお似合いですね。

それにしても、曲中に廊下の公衆電話からかけたローラの声を木下が聞き分けられず「誰ですか?」「ローラさん?まさか、そんなバカな、いたずらでしょ」とでもリアクションしていたら、ローラはその時点で計画を放棄したかもしれない。そう考えると相棒的皮肉感もひとしおです。「電話越しの声で、自分を伊沢ローラと認識してくれた」という心強さが、皮肉なことに彼女の背中を押してしまったのです。

『顔のない女神』というエピソードタイトルをTV誌で知って、“容姿非公開のラジオDJの話”という内容紹介を読む前に頭に浮かんだのが、後期ギリシア美術の代表作として教科書でもおなじみ“サモトラケのニケ”像のイメージでした。勝利の女神としてスポーツ用品のブランド名“NIKE”ともなっているこの有翼の女神は、戦いの勝者には雪花石膏のように白い肌と翼、炎のように燃える金髪の眩い姿を現す一方、敗者には臨終のまぎわの朦朧たる幻影に見えると言われています。

ドラマでもワンカットでしたが、局舎内にニケ像のレプリカが映りましたね。ラジオに人生のすべてを賭けて来たローラは、伊沢絹江というひとりの女性、声だけでなく顔も肉体もあり、血のかよったひとりの人間としての“片翼”をもどこかに打ち捨ててきてしまったことに気がついていなかった。

ロボット役・木下にしても、ローラが顔を秘した声だけの存在でなく、“顔が見えて”いたら手を下せなかったかもしれない。女神の声で依頼された通りの役割は、果たしたつもりで果たせず、女神の“本心(女性P殺害)”にもかなわず、女神の声に出会う前からの願望=自殺だけ完遂した彼にとっては、ローラはまさに朦朧たる幻影だったことになる。

亀ちゃん(寺脇康文さん)とともに角田課長(山西惇さん)がラジオ局に居合わせるきっかけとなり、木下の自殺手段ともなったのが“毒キノコ”というのも凝ったアイロニーです。

“茸(きのこ)”は草カンムリに“”と書きますから。声だけの女神と、女神に対して生きた人間としてのシンパシーを持てなかった者たちの末路は“耳に毒草が宿ってしまった”ゆえの悲劇でもあったのです。

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まだ、わからないのですよ

2008-11-20 00:31:40 | ニュース

杉下「元高級官僚だけが狙われるとは限りません。官房長の奥様も警戒されませんと」

小野田「大丈夫でしょう、ウチのは本人が鉄砲玉だから」

亀山「……(誰がうまいこと言えと)」

被害に遭われた元・厚労省事務次官と夫人にはまことにご無礼な不謹慎な話ですが、こんな会話が思わず頭に浮かんでしまいました。

今日たまたま3040代の野郎ばっかりとの打ち合わせ兼雑談タイムがあり、いまにも角田課長が珈琲飲みに来そうなヒマにまかせて、推理に花が咲く咲く。

「いかにも時期的に政治がらみのテロに見えるのがかえって怪しい、こういう事件こそズブズブの私怨殺人じゃないか」

「厚労省内の出世競争に敗れたヤツが犯人かもしれん」

「タテ割り行政で厚労省の割りを食う他省庁の偉いさんが後ろで糸引いてると見た」

「いや敵は本能寺、他省庁のトップ周辺が本命で、厚労省に注目と警戒を集中させるための前フリって可能性もある」

「いやいや、逆に省内だ他省庁だと見せかけて、本当は愛人の犯行だったりして」「女が宅急便装って来たら奥さん怪しむだろう」「いや愛人つったって女とは限らんぞ」「なるほど」……

……みんな、どんだけ『相棒』の見過ぎだ。

いや、月河もTVで現場レポートを見ると、黄色テープの向こうで米沢さんが血の靴跡撮影したり、ドアホンの指紋採取したりしてるような、「何でオマエがここに居んだよ!」というイタミンの声が聞こえるような気がしないでもありません。

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隠岐の毒さま

2008-11-19 00:13:09 | ニュース

クリスタルガイザーの異臭回収報道で、非高齢家族が「23本買ってあったはずだ」と言い出し、どこにどこに?と調べたら、調味料棚に2本、確かに買い置きありました。

でも回収対象は、賞味期限201061日から819日までとのこと。ウチのは2本とも同年320日。セーフ…ってもっと古いじゃん。早いとこ飲みましょうや、ってんで速攻冷蔵庫に入れて冷やして飲んでみましたが、異臭も異味も異色も何もなし。

ちょっと前にも、カップ麺から防虫剤臭がすると話題になったことがありましたが、要するに流通させる側も買う側も、食品工業の保存技術進歩に慣れ過ぎて“賞味期限”や食品の日持ちを過信し過ぎなんじゃないのかな。昔は、買ってから何ヶ月も食べずにしまっておいてもいい食品と言ったら、缶詰ぐらいしかなかったものです。カップ麺のスチロール容器って、軽いことの利便性で忘れられがちだけど、結構薄手だし、ペットボトルのミネラルウォーターに至っては、透明の容器に透明の内容物を詰めてるんだから、流通倉庫であれ自宅の押入れや食品棚であれ、長くしまい込んでおけばしまい込んだなりの味や匂いになっても何もおかしいことはない。

やはり、買ったら即、食べる飲む。即食べる飲む以上に、食べ物飲み物を買い込まないしまい込まない。カップ麺やミネラルウォーターは災害非常時用の備蓄品の定番でもありますから罪深いですが、“食品は数ヶ月ぐらいストックされていて当たり前”という、飽食の時代の通念が異臭を引き寄せている気がしないでもありません。

NHK朝ドラ『だんだん』はどうなっているのかなと思ったら、夢花(三倉佳奈さん)は、プロ歌手になるならない、芸妓への道に専念するしないを別にして、すでに音楽事務所若手スカウトの石橋くん(山口翔悟さん)に夢中なのね。この辺り、めぐみ(三倉茉奈さん)と違って“家族”“家庭”の味を知らないだけではなく、普通の10代の学園生活や、異性同性取り混ぜての同年代交友とも縁が薄かった祇園っ子のぞみの危うさをよく表現している。めぐみのように石橋を「強引な人」「迷惑」「私たちをデュオ歌手にしたいからしつこく構ってくる」と醒めた目で見られない。義務教育まではたぶん共学の小中学校にかよったのであろうのぞみですが、“自分をいずれ芸妓になる者として見ない異性”に出会ったのは石橋がたぶん初めてのはず。

それプラス、もうひとつのぞみがめぐみに比べてかわいそうなのは、めぐみと出会い家族の秘密を知り、石橋から歌手云々を吹き込まれる前から、舞妓→芸妓の本業である“舞い”があまり得意ではない…と描写されているんですね。いろいろなことが起きて気が散り出し、お稽古に集中できないから伸び悩み始めたという描かれ方ではなかった。

“音楽の夢は捨てて、地に足のついた仕事として介護福祉士を目指す”と決めると(さほど勉強ができる、優等生描写はなかったにもかかわらず)ちゃんと大学にも合格しためぐみと違って、「のぞみ(夢花)ちゃんはコレをやらせたら誰にも負けない」「みんな感心する」と評価され、いい気分になれる材料が、自分の住む世界=祇園に何も見あたらないのがちょっとつらい。これでは「キミたちの歌は素晴らしい」「人を感動させる」と誉めそやす石橋にメロメロになるのは当然です。

その石橋くん、隠岐の離島出身で「故郷は捨てた」「サリーミュージックに入って(歌手になって)くれたら何もかも話すよ」と謎もチラつかせて、いまのところ“せっかく家族も再会して、それぞれの道に邁進する決心をした双子を惑わせ、親たちも動揺させる、よそ者の元凶”的ポジションになっているのは演じる山口さんにはお気の毒ですが、石橋が“邪魔もの”と映るのは、観客が“双子の家族”の視点で観ることができている証左でもあり、これは家族ものドラマとしては勝ちパターンです。“家族”にとって“恋愛感情”と“離郷(←親と同じ職業に就かないことを含む)の夢”はまさに天敵ですから。

石橋の言動を見ていて「余計なことするな」「無礼だなあ」と思えるのは、双子の親・家族たちの身になってドラマを観ることができているからこそ。視聴者が「石橋くんがんばれ、もっとうまく説得して」「のぞみちゃん石橋くんと幸せになって」と応援したくなるようでは不成功なドラマなのです。

のぞみちゃんに話を戻せば、松江でシジミジルのライブに飛び入りしてめぐみちゃんとハモれるだけの音感があって、舞いは標準以下、というのもピンとこない気もする。日舞的な運動神経とJポップ的音感は、ドラマ的には別もので“連絡通路”みたいなモノも無いことになっているのかしら。どっちも無い者にはよくわかりませんね。

歌うこと、恋することで殻を破り、眠っていた舞いの才が開花して瞠目の進歩を遂げ、祇園に戻り見事一本立ち拍手喝采…というのが綺麗な着地ではないでしょうか。空気感的に“芸能界”を持ち込まれるとツラいドラマになりそう。

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赤と青

2008-11-18 00:46:28 | 健康・病気

昨年、気がつけば間をおきながらも結局1年の三分の二ほども通院していた歯医者さんから、「処置から1年です。定期健診を受けましょう」と、(ムダに)可愛いキャラクターつきのハガキが届きました。うわー、もうそんなに経つかなあ。被せモノをしてもらった最後のほうは、「一週間後に噛み合わせ具合をもう一度診ましょう」と言われたその一週間後にちょうど風邪を引いたのをコレ幸い「咳が止まらないので、治ってからうかがいます」と言い抜けそれきりバックレたのでした。

1年で“定”期健診って、誰が“定”めたんだ。

昔の赤塚不二夫さんの漫画なら「国会で青島幸男が決めたのか!?」と言うところですが、赤塚さんも青島さんももう故人。

衛生士さんに「歯槽のここの状態が悪い」「この辺も歯周病一歩手前」と指摘されるままに、歯茎のマッサージブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスと歯のケアグッズ買い集めて、レクチャーされた直後は結構まじめにシコシコ、シュワシュワやっていたのですが、ここ何ヶ月も、買ったことさえ忘れてた(爆)。一歩手前どころか、もう歯周病に両足踏み込んでるって言われたらどうしよう。行くべきか行かざるべきか。

とりあえずアルコールで消毒しとくか(爆墜)。

 さて、当地では先週からまた『相棒』の、今度はseason6の再放送が始まりました。たぶん本放送時の放送順とは違うのではないかと思うのですが、今日は番組表の出演者名に『女優・杏子』の荻野目慶子さんと江藤潤さんの名前が載っていたので録画予約。

“陣川警部補の災難”“蟷螂たちの幸福”の2エピ放送でしたが、再生してみると荻野目さんと江藤さんは揃って“蟷螂~”のほうにご出演で、しかもなんとご夫婦役でしたよ。

詞藻が尽きかけている女流推理小説家と、その献身的な夫。傍目からは読めない、それぞれの愛と誇りのかたち。残念と言うか、逆に脚本お見事と言うか、お二人がフレームに揃うシーンは冒頭と、右京さん絵解き篇の2シーンしかないのですが、『女優~』での女優魂のカタマリ・杏子さんと、杏子さんの最後の恋人、寡黙なこだわりのシェフ今田さんを思い出しながら観ると感慨深いものがありました。

“陣川警部補~”のほうには、高橋ひとみさん率いる投資ファンドの若手トレーダーとして、杏子さんが仕事乗ってきたときに通うボクササイズジムのトレーナー役だった高原知秀さんの顔も見えました。『女優・杏子』、01年の本放送後も、当地で2度ほど再放送の機会があり、そのたびについ録画視聴してしまうのでビデオテープが大変なことになりましたが、地デジHDD環境になったいま、もうワンチャンスないものか。当地も昼ドラ再放送の定番だった枠がどんどん韓流ドラマに乗っ取られつつあり望み薄か。第1話冒頭で杏子さんを乗せた君塚(嶋大輔さん)の車がパパラッチとカーチェイスを繰り広げる場面で流れていた有名な曲は、曲名が思い出せませんが、『花衣夢衣』の曲のコード進行がよく似ていましたな。

 好きだったドラマで共演した俳優さん同士が別の作品で顔を揃えると知ると、作品自体にさしたる興味はなくてもつい観てしまいますね。撮影の合い間に、前のドラマの話をしていてくれると嬉しいなと思ったり。

そう言えば『白と黒』最終回で手を取り合い魔界の彼方を見つめていた後ろ姿も懐かしい佐藤智仁さんと西原亜希さんも『ギラギラ』で再会するようです。こちらは漫画原作と聞いていたので、いままでなんとなく敬遠していました。佐藤さんはやんちゃな中にも侠気あるホスト役のようで、西原さんは彼が在籍する店に来る、どうも問題含みの常連客のようです。嬉しくなっちゃうくらい聖人と礼子とは違う設定ではないか。お2人が再び揃うとどんな空気感が醸し出されるか。11月21日放送、録画してみようかな。

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