イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

行くぞバカヤロー

2009-05-24 23:19:24 | お笑い

『爆笑オンエアバトル』は返す返すも厄介な番組になってしまったなぁ。1時間で、5分弱のネタを8組オンエア。終了後に、前回までのチャンピオン大会進出決定組による“プレミアム”のコーナーもあるし、金曜深夜の24102510、どうしたってリアルじゃなく、翌土曜夜以降の録画視聴になるし、思っていた以上に再生にエネルギーを要する番組になりました。

ひとつ言えるのは、4分半から5分までの長きにわたってひとネタ演って、飽きさせず、「もっと見たい」と思わせるのが字ヅラ以上に大変だということ。5組オンエアの頃はさほどとも思わなかったのですが、8組となるとかなりの腹応え。

新体制2回目の522日放送分は、まことにもって失礼ながら、録画のシッポだけ先に巻き戻して、1位チャンピオン大会出場決定がノンスモーキンだったことを確かめてから本編再生に入ったことを白状しておきます。

“挑戦者の顔触れ、各組オンオフ結果・順位を先に知ってから再生”だけは、番組の趣旨に悖り、興趣を殺ぐものとして、厳に戒めていたのですがね。1時間番組となると辛抱たまらんのよ。

しかも、放送28分過ぎ“視聴者投票1位バトル”のシステム解説Vで登場した、前回同投票1マシンガンズのトークが、今回オンエア8組のどのネタよりも笑ったという。

前回は会場審査489kbで、U字工事に次ぐ2位オンエア、視聴者投票で3位ハライチを退けて視聴者投票バトルによるチャンピオン大会進出権争いに首の皮一枚残ったわけですが、「U字工事には負けてないと思うんだよね」「あんなのただの田舎もんだからね」「地名ばっかり言ってよ」「あいつらカメラ回ってないときは標準語だかんな」と言いたい放題。悪口キャラってトクだね。好青年キャラだったりすると、ちょっと他組についてチクッと言っただけで「あの組と仲悪い」「いや性格が悪い」「裏表ある」って思われちゃうもんね。

「これだけはちゃんと言っときましょう、視聴者投票、入れてくれた人、ありがとうございました」でやめとけば“クチ悪いけど本当はいいヤツらじゃん”でおさまるのに「入れてくれなかった人、ざまぁ見ろバカヤロ」「オマエら見たくなくても、オレら出るんだから」「出るぞオマエ」「チャンピオン大会、行くぞバカヤロー」…いやぁおもしろい。この芸風、ぜひ視聴者投票バトル勝ち抜いてほしいな。

自虐・毒吐き芸としてはカンニングがいたけど、コンビ時代の彼らは竹山がもっぱらキレ担当、中島が宥め担当の分業制でしたが、マシンガンズはユニゾン悪口。

視聴者投票1位バトルは今後も毎回1組ずつ決まって行くわけで、最終的に10組以上出場することになります。うーん、10何組の1位になるタイプの芸ではないかもしれないけど、チャンピオン大会現時点で出場確定は3連覇のかかるトータルテンボスU字工事ノンスモーキン…やっぱりマシンガンズ出したいですね。NHKの番組だからこそ、特にね。

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刹那でも偽りでも

2009-05-23 16:42:57 | ミステリ

『夜光の階段』は全何話なのかな。6月いっぱいまでの3ヶ月クールなら、せいぜい10話、たぶん9話でしょう。21日放送の第5話で、あらかた折り返し点を過ぎたことになります。

なんだかもったいない。2話辺りから、これは失敗した『金色の翼』07年)かな…という気もしていました。

『金色~』自体、些少とは言えない欠点を抱えたドラマだったたので、より正確には“もっと成功に近づけたかもしれない『金色~』”かな…ですね。

 松本清張さんの原作未読ですが、連続ドラマにするなら、佐山道夫を“同情すべき傷もある孤独な色悪”として主体にせず、“羨まれる境遇・地位にいるが、それぞれに欠乏感を秘めた女たち”を刺戟し欲望とエゴを曝させて行く“触媒”として取り扱ったほうが、ずっと成功可能性が高くなるはずです。

そのためには、女たちを、登場いきなり醜悪に、エロ剥き出しに、食えなく描かず、木村佳乃さん扮する花形女性誌記者は凛と自立に生きる知性派に、夏川結衣さんの報道誌記者は辣腕かつ竹を割ったような親分肌に、室井滋さんの証券会社社長夫人は貞淑な賢夫人に、南野陽子さんの料亭女将は囲われ者の分をわきまえた耐える女風情にして、それぞれの“ビフォー佐山”→“アフター佐山”の、だんだん暗黒に堕ちるグラデーションと落差を際立たせていくほうがいい。

いまのままでは、女たちが軒並みろくでもなく、仕事そっちのけで色欲満々なため、見ようによっては“こんな女どもとかかわるから、露見しないでもいい過去の犯罪が露見して、佐山キノドク”とすら見えなくもありません。

 いまさらですが、佐山道夫役は、“どんな女もひと目で虜になる美貌”の部分だけヴィジュアル説得力があれば、もっと無名の、色のついていない俳優さんを起用したほうがよかった。

 藤木直人さんはすでに押しも押されもせぬ、多くのファンを持つ二枚目俳優であり、女性視聴者必殺の“定番催萌商品”ですから、ドラマ作りがどうしても“佐山が切なくカッコよく見えるように”“視聴者の女心をくすぐり「悪でもいい、一度ナニされたい」と思えるように”という方向に組まれてしまう。ゴールデンのドラマである以上、キャストクレジットに華がなければならないし、これは致し方のないことでしょう。

以前、ここで『夜光~』映像化における歴代佐山役俳優を振り返ったとき、「ゴーオンブルー片岡信和さんはどうかな?」なんていう勇気ある(←自分で言うな)提案をしてみたのですが、たとえば『カブト』風間大介前の加藤和樹さんや『キバ』名護さん前の加藤慶祐さんを起用して、九州からかつかつで上京逃亡してきた裸一貫の佐山が、行く先々でなぜか女が皆チヤホヤしてくれる、「オレってこういう天賦の才があるんだ、おっしゃあ、これで成り上がったるぞ」という意識を固め、根拠なき自信に溺れていくような描写をすれば、「ちょっと、あの、見たことないきれいな顔の俳優さん誰?」と問い合わせが殺到して、結構面白い転がり方をしたような気もするのですが。

色のついていない新人イケメンくんに、所属事務所がやらせたいような役でないことも確か。

『金色の翼』は“触媒”役に国分佐智子さんをあて、贅沢な隠れ家リゾートに集うなんちゃってセレブ、“お品よく見せてわけあり”の人々が“夫殺し疑惑の世界的富豪未亡人”に出会うとどう変わり、どう動き、どう摩擦衝突するか…という興味で前半を牽引しました。失礼な表現ですが、認知度知名度において国分さんを上回る、大物感・実績ある女優さんをこの役にキャスティングしていたら、早い段階でこのドラマはぽしゃっていたはずです。

 主役が“主体”でなく“触媒”であるドラマは、うまくいけばおもしろいけれど、うまくいかないリスクも高い。『金色~』も、修子の出自や過去を台詞で説明して行き、昼帯ドラマ定番の“視聴者が応援したくなるような逆境ヒロイン”にスライドさせようとした後半で、案の定ぼやけてしまいました。国分さんはよく演っていたのですけれどもね。

『金色~』の放送中、たびたびダフネ・デュ‐モーリア作『レイチェル』(←←←左柱のオールタイムフェイヴァリット)を思い出しましたが、触媒役を触媒役のまま、自然と心惹かれるゆかしき存在に描出して、読者(or観客)を「自分がこの女性の立場だったら、この状況で何を考え、どういうハラでいるだろうか?」と想像せずにおられなくさせては、そのたびに共感を拒否し、拒否されても拒否されてもゆかしく思うようにさせ翻弄した挙句、触媒役のまま忽然と退場させるのは、地上波連続ドラマではむずかしいのかもしれません。

『夜光の階段』で言えば、佐山が上京後就職した美容室オーナーの妻役・荻野目慶子さんの使い方ももったいなかったですね。なぜあんなに早く出番終了する役にあてたのか。

『女優・杏子』の荻野目さんですもの、大女優藤浪竜子役でよかったじゃないですか。それでも出番全然足りないけど。赤座美代子さんの、“若づくりと虚勢が本能”みたいな演じ方もさすがで、悪くはないけれど、荻野目さんなら、たとえば“ビフォー”を“演技ではあだっぽいのに私生活は男の匂いがしない”浮き世離れしたイメージに演じ、“アフター”で徐々に崩れた、場末じみた肉感にしていくぐらいのことは平気でできたはず。

理想のお嫁さんタイプだった木村佳乃さんの、体当たり“イヤ汁”女演技もほとんど報われていないし、いろんなところがもったいなさ過ぎるドラマだと思います。

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固井弥紀奈(愛称ヤッキーナ)

2009-05-22 22:42:15 | CM

日清食品“カップヌードル マイレンジタイム”のCMがおもしろい、と先日の記事に書いて間もなく、偶然にも主役のお嬢さま役「オトーサマは固い!」「自分のうまさは、自分で決めるわ!」の女優さんのブログを見つけました。

真白由春(ましろ・ゆか)さんとおっしゃるんですね。“由春”と書いて“ゆか”。宝塚的な美しいお名前です。

当該CM内ではアノ独特のヘアスタイリング(ウィッグだそうです)のせいもあって、喜多嶋舞さんにも、羽田美智子さんにも、『仮面ライダー555』結花の加藤美佳(現・我謝レイラニ)さんにも、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』メレさんの平田裕香さんにも似ているように見えましたが、所属太田プロダクションのプロフィールによれば結構、キャリアもあり出演作も多い女優さんでした。

真白さんのブログによれば、あのCMの、あの娘役にはちゃんと役名があり、“固井(かたい)にこみ”だそうです。姓は固井、名がにこみ。固井家の人々。幼稚園の頃は「ニコちゃん」って呼ばれてたのかな。

オトーサマとのハイテンションな言い争い(真白さん、オーディションではこのハイテンション芝居を買われての起用だった模様)もさることながら、撮影でいちばん苦労したのは、出て行きざま、「…自分で決めるわ!」とガン見しながら、トロッと煮込んだ麺を勢いよくすするところだったとのこと。喉に詰まってしまって、でもカットの声がかかるまで咳こめない…と、そこは役者根性で踏ん張ったとか。トロみのスープがからんだ熱々麺じゃ、むせるわ、舌を火傷するわで相当大変そう。しかも何テイクも撮ったそうですからね。一瞬のインパクトあるシーンを撮るために、役者さんはえらい苦労をされているのだなぁ。

「アバウト~な感じ」なんて書いてしまって失礼だったかしら。でも、日清食品のサイトにある“CM企画意図”を読むにつけても、昼ドラ風にせよ韓流風にせよ、“いかにも”を狙って作って、ちゃんと本当に“いかにも”に見える、というのは役者さんの力がなければできないことです。真白由春さん、しっかりお名前をインプットしたところで、今度はホンモノの昼ドラでお会いできたらいいですね。

真白さんの苦労にリスペクトの意味で、“マイレンジタイム”、クラムチャウダー、ミネストローネ、オリジナルがどっちも苦手だとか言ってないで買って試食して、ガーすすってみるか。当地で販売してるのかな。CMが流れてるってことは、売ってるはずだがな。

そう言えば『エゴイスト egoist~』でも香里改めKAORI(宮地真緒さん)が、カンガルーの着ぐるみ着てCMやってました。善場社長(藤堂新二さん)に説きつけられてしぶしぶ引き受けた仕事だったけど、オンエア地域ではサイン&握手会に行列ができ、お土産に神戸牛ステーキ肉ひと抱えもらうほど人気が出た様子。こっちは本人、全然嬉しくなさそうでしたが。

たかがCMとあなどってはならない、とにかく15秒、30秒でのアピール力勝負。役者さんの顔と個性、力量のショーケースです。

ところで日清食品ついでに、月河は汁もの系のカップ麺より、お湯を捨ててマゼマゼするソース焼きそば党なのですが、“短時間加熱なら、かた焼きそばになる”式の「自分のうまさは、自分で決めるわ!」は出ないものかしら。“固井にこみ”お嬢さまの、生き別れの双子の妹とか出してさ。

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ブルースマンとキャサリン

2009-05-21 11:06:21 | ニュース

17日に亡くなっていたと公表された、元NHKアナウンサーの頼近美津子さんに、唐突で失礼ですが、月河はいま感謝したい気持ちです。

頼近さんのおかげで、2日夜に飛び込んできた忌野清志郎さんの訃報を、やっと客観化し、咀嚼し、嚥(の)み下すことができました。

夫の鹿内春雄さんと死別後、クラシックコンサートプランナーをライフワークにされていたという頼近さん、司会進行やナレーションのために、かつてアナウンサーとして鍛え愛された声を守るべく、食道癌が告知された後も、声帯に影響を及ぼすかもしれない手術より、抗癌剤による治療を選択されたそうです。

声の仕事で生き、声で自己を実現させてきた人たちは、リスクが高まっても、たとえ寿命が短くなるとしても、“死ぬまで歌える、語れる、声の出る自分”でいたいと望むのでしょう。

喉頭癌だった清志郎さんもまた、声の出なくなる摘出手術を拒否、保存治療でも唾液腺が消失してステージ歌唱が困難になることからこちらも断念、予後の劣る抗癌剤と代替療法を選んで、結局、転移に勝つことはできませんでした。

人間は生まれてくる時代も場所も、生まれてくるかこないか自体も選べません。意思に関係なく生まれてきて、意思に関係なく、多くは意に反して死んで行きます。

死が避けられない、歩を速め近づいてきているならば、せめて“命を終えるまで守りたい、失いたくないもの”一つにだけはこだわり、本当に守って死んだ。というより生き切った。

理想である“根治して完全復帰”がかなわないことは、“失いたくないもの”をプライマルに選んだ時点で、清志郎さんも頼近さんもあるいは覚悟しておられたのではないでしょうか。

NHK時代から、頻繁にではなかったけれどTVでも披露してくれた頼近さんのピアノとチェロ演奏の腕前は、かりにナレーションやMCの声を失ったとしても、いろいろな機会で活かすことができたでしょうし、派手なパフォーマンスや歌唱ができなくなったとしても、清志郎さんの作曲能力、とりわけユニークな歌詞センスだけとっても唯一無二のものでした。とことん根治を目指していたら、分野は狭くなっても活躍は続けられたかも…と思うのは、当人ならぬ他人ゆえの野暮、無神経でしかないかもしれない。

ファンや支持者たちからは惜しまれても、ご本人は後悔のない生の閉じ方だったと思いたい。少なくとも“無念の死”ではなかったと。

……頼近さんと言えば、96年のNHK大河ドラマ『秀吉』にお市役で出演されていたらしいのですが、大河には縁が薄いところへもってきて、竹中直人さんノーサンキューなので、一話も拝見していません。こんにちの女子アナ蔓延…ではなくて、猖獗…ではなくて、ええと…ロングブーム、そうだロングブームの礎を築いたと言われる美貌を買われ女優として出演されたということで言うなら、NHK退社、フジテレビに転じられた直後、81年公開の、野村芳太郎監督の映画『真夜中の招待状』のほうが、意味よくわからなかった分、記憶が鮮明なのですがね。手の組み方で心理状態がわかるとかなんとか。

遠藤周作さんのサイコミステリ『闇からの声』を原作にとった、映画としては傑作・佳作ではありませんが、少なくとも“二度とできないであろう作”であることは間違いありません。追悼放送しませんか、フジテレビ系。

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かきまぜてどうする

2009-05-19 22:58:42 | CM

先週14日放送『夜光の階段』4話録画を再生していたら出てきた日清食品“カップヌードル マイレンジタイム”CMが、バカバカしくておもしろいですね。ドンズバ狙った昼ドラテイスト。昼ドラ以上に昼ドラっぽい。

「ウチは代々~~と決まっとる!」「オトーサマは固い!」「自分のうまさは、自分で決めるわ!」とたかがカップ麺の加熱時間に大時代な、ムダにチカラはいった父娘の言い争い、レンジがチン!鳴るとマントルピースの赤いバラがハラリと散ったりする演出、クラシカルでリッチなようで妙にスカスカなインテリア、巻き髪に光りモノカチューシャにヒラヒラのフリルブラウスと、時代世代不祥な娘のファッションに対抗して、父親もロマンスグレー真横分けに真っ黒黒の黒太縁メガネ、ロングガウンの下はパジャマっぽいのになぜか縞々のボウタイ結び。

ドラマや他のCMで、いままでも顔を見たことがあるような、でも名前は「ああ誰某ね」と思い浮かばない、俳優さんたちのアバウト~な感じも昼ドラ。

昼ドラより、ここ数年のドラマウォッチャーなら韓流ドラマっぽいと思うかもしれません。バラが飾られたマントルピースの上には、誰ぞご先祖?の肖像画、時代以上に国籍も不明。

アバウト~なインテリアを照らし出す、ライティングも薄暗くグレーがかった黄橙色で、これも昼ドラ、特に東海テレビ・テレパック制作の秋クールのドラマを思い出させます。

BGMも♪あああー あああー と女声スキャットの、何やら『華麗なる一族』パロディのようなマイナーコード。でもテーマはあくまでカップ麺。

主題がチープで大衆なら、方法・形式のほうは“なんちゃって富豪、なんちゃってセレブ”で、ギャップのインパクトで押しましょう…という着眼は単純だけど、なかなかツボを突いていると思います。

“高”“低”“貴”“卑”、あるいは“雅”“俗”といった、ギャップのあるイメージを合体で呈示されると、だいたい後者のほうの印象が強まるものです。

ファッションでも、全身、ヘアスタイルから靴の先まで、みっちり隙間なく貧乏臭く田舎臭いと、むしろ全体的な印象は普通なのに、たとえば概ね貧乏臭い中に“バッグだけコーチ”とか、“靴だけフェラガモ”だと、貧乏臭さが一段と鮮明になるじゃないですか。

それにしても、カップ麺と言えば主力客層は高校生・大学生の部活の間食、受験生の夜食、あるいは独身リーマンや、残業のお伴だったと思うのですが、昼ドラ・韓ドラのほうは、圧倒的に中高年主婦か、OLさんでもややベテラン、いずれにせよ大人女性のはずです。

ここでもテーマと形式のミスマッチ。このCM、どこらへんの客に食いつかれたいのかな。とりあえずこれを見て「おぉ、昼ドラワールド」と認知することができた月河は、結構、興味持ちましたよ“マイレンジタイム”。

“追加加熱”、してみたいけど、残念ながらミネストローネもクラムチャウダーも、もともと苦手なんですよねぇ。学校給食を思い出してしまう。

味噌バター風味とか、海鮮コンソメ味とか、スープカレー味とか出ないかな。

CMの中では、ラストカットで、娘に飛び出されちゃったオトーサマに「あのコの部屋にこのURLが」と駆け寄る和服の奥方がいちばんツボりますね。ワンカットだけど、オトーサマへの寄り添い方が妙にシナってるし、後妻さんかな。和服でシナりながら「ユーアールエル」って言うのがまた、木に竹を接ぐようなギャッピーさで良いのです。

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