★ カワサキNinja H2R が発表された。
最新的な技術が組み込まれて、大きな話題になっている。
山田浩平くんが技術本部長を務めていた時期に開発された機種で、その発表にはなかなか力が入っている。
世の中での反響も大きく
こんな動画も創られていて、すでに60万回も見られている。
★ 『山田浩平くん』 と気安く呼んでいるが、カワサキの技術屋さんの中で私が一番気安く話が出来るのが山田浩平くんかも知れない。
技術屋さんのクセに、不思議なほどマーケッテングに関心が深く、カナダの販売会社の社長を務めたりしたし、SNS『ひょこむ』のメンバーで私を含めて周囲のバイクファンと繋がっていたし、NPO The Good Times の初期からの会員さんでもある。
今も Facebook ではトモダチだし、この春 KAWASAKI Z1 FAN CLUBが主催したトークショーには稲村さんや現役の若い技術屋さんと一緒に主賓として参加してくれたりした。
★彼は若いころには Ninjya 900 を手掛け
その後、発売には至らなかったが、二輪のエンジンを積んだサーキット専用の四輪車X-11の開発も担当、
この開発には、SPA直入や当時のTIサーキットで、いろいろ関係があったので、車体にも KAZE のロゴなどが貼られている、
当時の未だ若かった山田浩平くんとはこのころ一番多く付き合っているのである。
新しいもの、特に馬力には相当の思い入れがあって、ジェェットスキ―では ULTRA250X 250馬力のモンスターマシン の開発などを担当した。
250ccかと思ったら、250馬力だったので、ビックリしたのを思いだす。
★そんな彼が数年前、技術本部長に就任した時に、わざわざ手紙をくれて、カワサキらしいいいマシンを開発するとその覚悟を披露してくれた。
昨今のカワサキの新機種はなかなかのモノだったが、このNinja H2(R) が彼の最後の置き土産なのだろう。
如何にも山田浩平くんらしいマシンではある。
二輪車新聞の記事をFacebook に紹介したら、200に近い『いいね』を頂いているのだが、そのコメントにあるように、
松本厳さんのようなカワサキファンのご意見があることもまた現実なのである。
技術オンチの私なりにコメントはしたのだが・・・・
かってのZEPHRE のような一般向けのマシンも、ぜひ忘れずにして欲しいなと思っている。
かってのじゃじゃ馬 マッはⅢから、50年を経て、
300馬力のマシンが
『時代とともに進歩して、”ライダー誰もが高性能なマシンえを自在に操りライディングを楽しむ”ことに価値観の転換がある』 旨を強調されたとあるので、
それを信じたいと思っている。
一夜明けて、台風一過。
今朝の朝日新聞にこんな記事が載った。
若い人たちが、バイクに帰ってくる傾向が見られるという。
そのきっかけがカワサキのNinja 250だという。 嬉しい話である。
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