雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

世の常識のウソ

2013-02-13 05:21:58 | 発想$感想

 

★世の中の特に業界の常識はウソが多い。

というより『ウソだ』と言い切った方が正しいような気もする。

政界でも、財界でも、その他いろいろな業界で言われている常識みたいな定説は、みんな自分たちを守るための体のいいウソを並べ立てていることが多いのである。

そんな発想がなされた時点では、それは仮に真実であっても、長い年月が流れ周りの状況が変化しても、それに気付かずに、或いは気付いていても自分の身を守るために、そのままおかしな常識がまかり通っている場合がほとんどである。

 

ただ、そんな常識を覆すのは、簡単なようでなかなか難しい。

なぜなら常識=多数派 であるから、それを覆そうとする正しい意見は、必然的に少数派になってしまうのである。

いつも引用する服部吉伸さんの言葉の中にも

通用する発想とは正しく現状を捉え説得力があり、やがて多くの人の賛同を得られる考え方を指している。
ここでやがてという言葉を使っているのは、正しい考え方が最初から多数派である筈がないからである。

というのがある。

 

★大阪の知事に橋下さんがなってちょうど4年が経とうとしている。

大阪市長になってからは、何年なのだろう。

何にもしていない、などと論ずる新聞もあるようだが、大阪の橋下さんが何もしていないのなら、他の首長はそれこそ何にもやっていない『給料泥棒』だと思う。

 

大阪市の組合問題も、教育論も、地下鉄の民営化も、浄瑠璃も、体罰問題も、みんな最初は反対論みたいなのが多くて、少数意見ではあったが、今は『やがて』の時期なのかみんないい方向に収まりつつある。

多分、みんないい方向に行くだろう。

端的に言えば、それらはみんな長年の間に『大阪市政の常識』になっていたモノなのである。

然し、 その常識をひっくり返すような奇人、変人の類は世にまたそんなに沢山はいないので、ずっと常識として通ってきた。

 

 

★昨日、ニュースをチェックしていたらこんなのがあった。

ちょっと中味をはしょってご紹介する。テレビの番組の話である。

 

 

「テレビが面白くなくなった」と言われて久しい。だが、大阪には在阪テレビ局が制作して大ヒットした番組がいくつもある。百田尚樹さんは、人気番組を作り出す秘訣は「タレント頼みでなく企画こそ命」と言い切る。「紳助さんも上岡龍太郎さんもいなくても、企画さえよければ視聴率は取れる」と訴えた。

 ■金がないなら知恵を出せ

 百田さんは1月、在阪テレビ局の制作担当者を前に講演。「大阪のテレビ局はお金がない。在京局と予算が1桁違う中で対抗しないといけないのです」。だが、それは必然的にアイデア勝負になる、という。「テレビは企画が命」と言う百田さん。

ところがここ15年ほど、日本全体が、企画よりタレントの力を借りた番組が多くなったと嘆く。大阪も同様の流れが漂う。タレントを組み合わせるだけで、「タレントによりかかってばかりで、モノを作る姿勢がどんどん抜けていくような気がして悲しかった」。

■きっかけは紳助さん引退

 ところが昨年、日本一視聴率をとるといわれた島田紳助さんの引退を機に、転機が訪れた。紳助さんで成り立ったと思われた番組が実はそうではなかったことに、テレビ関係者が気づき始めたのだという。実際、引退前後で番組視聴率はほとんど変わらない。一昨年亡くなった児玉清さんが司会を務めていた、ABC系「アタック25」も同様だ。

 

 この話は、なかなかオモシロイ。

番組そのものは『仕組み』で、 タレントはその上で動く『駒』みたいなものである。

 

 

★然し、タレントもまた大きな要素であることは間違いない。

橋下徹だとか、明石やさんま などはこれは、なかなかのタレントで彼らでないとやれない面を持っているのもまた事実ではあるのだが、

兎に角『アタマを使う』『考え続ける』 習慣をつけることだと思ったりする。

ずっと『考え続けると』アイデアなど幾らでも浮かんでくるものなのである。

 

私は今でもそれを信じているし、若い、柔軟だと言われる人たちよりも、柔軟に発想できる、それが『体質』になって身にしみついているように思うのである。

 

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紀元節 雑感

2013-02-11 11:07:13 | 発想$感想

 

★ 3連休の3日目、2月11日は紀元節である。

子どものころは、節と名のつく祝日が幾つかあったが、紀元節をいちばんよく覚えているのは、小学校唱歌があったからだろう。。

 

 伊沢修二作曲、高崎正風作詞により1888年(明治21年)に発表され、「小学唱歌」にも掲載された。

 一、雲にそびゆるちほのねおろしに艸も木も
  なびきふしけん大御世を仰ぐけふこそ樂しけれ
 二、うなばらなせるはにやすの池のおもよりなほひろき
  めぐみのなみにあみし世を仰ぐけふこそたのしけれ
 三、天つひつぎのみくら千代よろづに動きなき
  もとゐ定めしそのかみを仰ぐ今日こそたのしけれ
 四、空にかがやく日の本の萬の國にたぐひなき
  國のみはしらたてし世を仰ぐけふこそ樂しけれ

 ニ番、三番 まで、覚えているわけではないが、1番は今でもよく覚えている。

こんな子どもの頃覚えた歌詞は、何才にになっても忘れぬものである

紀元節の歌 とは、こんな歌である。 調べたら何でもでてくる便利な世の中になったものである。

 

 

★ 昔のままに2月11日は 『建国記念日』としてそのまま残っているのだが、残すなら昔の名前のまま残せばいいものを、いろんな経緯もあってそうもならないのだろう。

明治節が、文化の日となったようにその意味合いも変わったのならともかく、同じ意味合いを持っているのなら、『紀元節』の方がいいような気もする。

二月十一日は建国記念日です。これは紀元節といい、初代神武天皇が大和の橿原(かしはら)の地で御即位したとされる日(紀元前660年2月11日)です。即位したのが酉年で、その年の元日を明治維新後に換算し、さらに太陽暦に直して二月十一日に定めました。

 神武天皇は天下を治めるために東征を行い、河内に上陸します。
 さらに、熊野に上陸し、吉野にたどり着き、さらに宇陀、大室と進み、大和で天下を治めることになりました。

 さて、この紀元節ですが、戦後、GHQによって廃止されました。

 昭和27年(1952年)に講和条約が発効すると「紀元節」を復活させようという国民運動がおこりましたが、共産主義者などの反対にあい、なんとか「建国記念の日」として復活しました。しかし、紀元節祭は復活せず、臨時御拝という形で昭和天皇から今上天皇へ引き継がれています。

 国家の日というのはどの国にもあり、お祝いしたりして国家を意識するものですが、日本は希薄です。GHQの紀元節や明治節の廃止や日本国憲法、公職追放、神道指令などの様々な日本破壊政策が効いているということでしょう。そして学校では日本の紀元、神話など教えないでしょう。

 もう「戦後」はいいでしょう。私たちは国家に多大な恩恵を受けています。国家の紀元を知り、今ある日本という国に感謝し、国民のために祈られる天皇陛下、国家を保ってきた先人へ感謝する素直な日本人としての気持ちを持ちたいものです。



ここに書かれている文章は、やや右寄りだとは思うが、素直にもう少し、個人の権利みたいなことばかりを言わずに、国家や社会を意識した生き方がいるのではないかと思ったりする。

個人的なことで言うと、戦前朝鮮(今の韓国)にいたから、国のお陰で散々な目にあい、物や金など全てのものを失ったが、紀元節で習った歌や、当時の国民学校で習った修身や道徳はちゃんと身についていて、今でも生きているような気がする。

先日空襲で家を焼かれたからと国に補償を求めていたグループがいたが、考えられない発想である。

 

★ この ニコニコ動画 を見ると全国あちこちで、建国記念日の催しや紀元節の祭典が有料で行われているようである。

このような会合が仮にあっても、そこに出席するようなことはまずないだろうが、建国記念日を紀元節に名称変更するというのなら、多分賛成するだろう。

なぜ? とその理由を聞かれたらよく解らないが、戦前あったものは結構いいものがあったような気がする。

仮に同じ趣旨であっても、建国記念日よりは紀元節の方がネーミングとしても響きがいい。

唱歌もそのまま復活すればいい。

君が代もそうだが、細かくその歌詞の意味など詮索せずに、国家として受け入れたらいいと思う。

 

昨今は、何でも理屈で割り切ろうとするのだが、アメリカなどと違って旧い歴史のある日本は、神武天皇のことを細かく詮索するなどせずに、神話として素直に受け入れる方がいい。

坊さんのお経みたいなもので、意味は解らなくとも、素直に受け入れている。

それと同じレベルでいいと思うのだが、なかなかそうはいかない時代だとは解っているのだが、敢えて書いておきたい、昭和の一桁生まれなのである。

 

 

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カワサキZの話  いろいろ

2013-02-11 06:06:05 | カワサキワールド

 

★世の中三連休なのに、私は結構忙しくばたばたしています。

昨日は、Good Times Plaza に遠来のお客様が来られたとカバン屋さんから電話があって、午前中顔を出していました。

四国松山からは山下さん、和歌山からは角田さん、それに山本隆くんもやってきて、常連の松本さんと戎さん。

みんなバイク、特にZに関しては詳し過ぎます。とてもまともにはツイテいけません。

 

 

 

何か一言質問すると、その答えは延々と続きます。

講釈師、山本隆くん面目躍如の2時間でした。なかなかのいい雰囲気でした。

ベースになってるバイクの知識が豊かです。

Good Times Plaza のオーナーカバン屋さんこと登山道夫さんは黙々とパソコンに向かっています。

 

オープン以来遠方から来客が絶えません。Zのファン達、ここにどんな魅力を感じるのでしょうか?

ちょっと不思議な感じもします。

Zを愛する人たち、独特のものがあるように思います。

 

 

別に何を売っている店でもないのですが、いろんな人が興味を示して入って来られます。

子どもたちにも人気です。

この写真綺麗でしょう。 緑が丘の写真クラブの先生の写真です。写真を撮るために来られました。

 

 

 

約40坪のスペースですが、ゆったりしていてショールームや店だと間違えられるのですが、

ここはNPO The Good Times やその特別プロジェクトであるKWASASAKI Z1 FAN CLUB の世界に対する情報発信基地なのです。

別に、このスペースを維持するための費用は、独特のトータルシステムの中で、負担されていて、

NPO The Good Times や KAWASAKI Z1 FAN CLUB が負担する必要はないのです。  

オーナーのカバン屋さんは、それなりに独特の計算で、十分大丈夫と思っておられるのだと思います。

ご自身のブログでこのように仰っています

 

NPO The Good Times や KAWASAKI Z1 FAN CLUB のシステムがその機能を果たしているとも言えるでしょうし、

放っておいても遠くから訪れるファン達が何かの役割を果たしているのかも知れません。

そこには間違いなく『グッドタイム』があるのです。  そんなソフトの世界なのです。

 

 

★この三連休、私がちょっと忙しいのは、

実は今、生まれて初めて、本の原稿の執筆中で、12日にその原稿を送ることを三樹書房にお約束しているからなのです。

その本の名前は未だ仮称ですが、『世界の名車Z1の開発の源流と・・・・』 となっていて

私はその中で、国内のZ2の話や創成期のカワサキのレースや販売網、

さらにはKawasaki Good Times コンセプトやKAWASAKI Z1 FAN CLUB の項などを頼まれているのです。

毎日、ブログなど書いていますので、文章を書くのは苦にはならないのですが、本となるとちょっと違って構えてしまいます。

 

Z1の開発などには一切関わってはいないのですが、

昨年秋のZ40周年Reunionにも誘われて参加しましたし、本の執筆陣は私以外はみんなZの開発やアメリカでの販売に関係のあった人たちばかりです。

明日までにはちゃんと書きあげたいと思っています。

 

★そんなことで、昨日も午前中の2時間だけで失礼したのですが、

来週の日曜日は、今カワサキワールドで開催中のZ1フェスタの最終日です。

KAWASAKI Z1 FAN CLUB のメンバー達に呼びかけて、10時に集まろうかと、カバン屋さんが言っています。

ネットの世界で呼びかけたら、何人かはすぐ集まると思います。 もっと集まるかも知れません。

Facebook では昨日の午後、第1報を既に流しています。

ところで、

カワサキワールドのZフェアの動画 が送られてきています

これなかなかの編集です。知ってる人いっぱい出てきます。

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京都にて Piece & Peace

2013-02-10 05:57:49 | NPO The Good Times

 

★週末京都に行ってきました。

清水寺などいろいろ観光もしてきましたが

ホントの目的は、集酋楽で開催されていた「はじまりのお話』という展示会でした。

 

    

 

菊澤こゆりさんの作品の展示会は、集酋楽という京都7条にあるお酒やさんのギャラり―で2月いっぱい開催されています。

 

 

 

2時、お伺いした時は、未だ三木市役所の職員の方と打ち合わせの最中でした。

三木出身のこゆりさんは、三木市のふるさと三木応援大使もなさっていて、三木市のいろんなことも手伝っておられます。

 

 

こゆりさんが手伝われた三木市の商品も、展示されていました。

 

 

私も記念撮影を。   右がわの中に入っておられるのは、お顔は見えませんがこゆりさんのご主人です。

 

 

最後のツーショットは、集酋楽サカタニの酒谷宗男さんです。このギャラリーのオーナーさんです。

 

 

★菊澤こゆりさんとお話ししたのは、主として『Piece & Peace 』です。


「Piece & Peace 」(ピースアンドピース)

これは、ヒト、モノ、企業を応援するべく、彼女がそのネットワークの
輪を広げるお手伝いしてくれる、というプロジェクト。

————————-
私たちの生活の中には、たくさんのPieceがあります。
小さな小さな機械の部品から、家族、地域社会まで
全ては小さなPieceの集まりから出来ています。

どのPieceもどこかに必ずつながりがあり、
どれひとつ欠けてはならない大切なものです。

小さなPieceがつながって、大きなPeaceになっていきますように・・・
————————-

こんなコンセプトなのですが、

NPO The Good Times の基本システムで応援しようと思っています。

そんな概略の打ち合わせみたいな、雑談みたいないい時間を共有しました。

 

新しい仲間にも出会えました。

デザイナー・イラストレーター という肩書の稲葉美穂さんです。

Piece & Peace を手伝われるようです。

 

みんな繋がって、大きな流れになればいいなと思っています。

 

三木の家を9時半に出て、戻ってきたのが、7時少し前でした。

いい京都の1日だったと思います。

 

 

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70歳のとき、私にとって一番大きかった出来事

2013-02-09 05:43:04 | 発想$感想

 

★ 昨日、1年前のブログが送られてきた。

『2003年、70才になった』である

 

読み返してみたが、本当にその通りなのである。

70代、充実の70代であったと思う。そのきっかけになったのは、このことだったのは間違いない。

 

1年前のブログ最後をこう締めくくっている。

ちゃんと、確りと想いを書いたら『相手に通じ、相手は動いてくれる』とこの時、70歳になって初めて、そのことを経験したのである。

そういう意味では、70歳を迎えたこの年、私にとって一番大きな出来事だったのかも知れない。

 

どんなことだったのか?

1年前のブログ、ぜひ読んでみて頂きたい

 

 

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NPO The Good Times について-2

2013-02-08 05:19:42 | NPO The Good Times

 

★ ホームページへの累計アクセスは予定通り昨日の内に6万人を超えてまた新しい大台を7万人に向けて積み上げていくことになるのだが、多分今年中にそれは達成できるのだろう。

ホームページの左の欄には、ホームページ自体の説明のほかに、幾つかのバナーが貼られている。

その中の一つに  『団体会員プロジェクト』 と言う項目がある。

このプロジェクトは、このNPO The Good Times の運営の根幹をなすものなので、その説明をしてみたい。

 

 

『団体会員プロジェクトについて』をクリックすると、その説明文が現れる

 

その説明の通りなのだが、少し噛み砕いて説明すると、

● NPOの主旨に賛同される方は、個人会員、団体会員の2種類があり、いずれも入会金を1000円、1万円を払えば『賛助会員』となることが出来る。賛助会員として入会しようという意思のある方に対してNPO法人は、特別な理由がない限り拒否することは出来ないのである。

● ここに参加された会員さんが、NPO The Good Times の主旨に賛同し、さらに積極的にご自身でも個人会員を集めて意図する活動をしようとされる場合は、『団体会員プロジェクト』申請を既定の様式で申請されて、且つこの場合は、NPO The Good Times の理事会で承認された場合に限り、その活動は認可され、且つ独自の個人会員カードも発行できる仕組みになっている。その活動の内容は『みんな繋いでグッドタイムをみんなが享受できる』そんな活動であれば、特に何でもいいのである。

●そしてその特典として会員さんは、NPO The Good Times のグループの全ての特典を受けることが出来るのである。

●さらに、団体会員さんがご自身で集められた会員は、独自のカードで管理出来ると同時に、その入会金1000円の内、そのプロジェクトに承認された比率で『活動資金援助』という形で団体会員に支援されるシステムになっている。現在は60%~90%(600円~900円)の支援額になっているが、カード代はNPOが全額負担するので、、90%などと言うと実質1000円以上の支援をしているのと同じことなのである。

●なぜそんなことが可能なのか?  NPO The Good Times のシステムは、全てネットがベースであり、ネットは如何に上手に大規模に使っても無料なのである。基本的にNPO The Good Times は極端に言うと経費の発生しない、お金は使わない世界であまり例のない法人なのである。さらにNPOだから仮にお金が貯まっても配当のような分配は出来ないのである。

●だから社会的にも『いい活動』をしようとされる団体、グループに対しては、その活動を支援しようというコンセプトなのである。その活動がいいかどうかはNPOの理事会が承認する。このNPO法人は『お金は使わないけどアタマは使う』まさに『ソフト法人』なのである。

●団体会員は、規模の大小、行政、民間どこでも対象にしている。その活動方針がよくて、ちゃんとした管理能力があれば、OK なのである。

 

 

★今、現実に団体会員としてプロジェクトで動かれているところには、こんなところがある。

 

          

 

           

 

それぞれどんな活動をされているかご関心のある方は、ホームページの中のバナーをクリックされるとご覧になれる。

今年は、新しい仲間が続々参加されそうなそんな機運なのである。

増えれば、増えるほど中味は充実する。

どんな大きな大企業がご自身でカードを発行しておやりになるよりもこの輪の中で活動される方が、

『より末端の会員さん』にとって 『グッドタイム』なはずである。

DANTHREE はアメリカだし、 KAWASAKI Z1 FAN CLUBは文字通り世界展開なのである。

 

個人会員さんも、団体会員さんも、年会費は頂かない入会金1回限りの『終身会員』だから、増える一方で減ることのない『イチローのヒッと』みたいなものである。

基本的に毎月の経費が発生しない世界でただ一つの法人だから、

NPO という利益の分配の出来ない法人だから、

そして、ネットの世界という基本的に無料の世界展開が当然のシステム利用だから、

『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時』 が過ごせるのである。

『共感する仲間』が集う 『共感ネットワーキング』 が今年の活動目標なのである。

 

Kawasaki .  Let the good times roll   !!     

Kawasaki に出会う人たちがみんなグッドタイムになるような活動をKawasakiは目指します。そんな基本コンセプトを受け継いで、さらにもっと広げて、

 

NPO The Good Time .  Let the good times roll   !!      

 NPO The Good Times に出会う人たちが、みんなグッドタイムになるような、そんな活動を目指しているのです。

 

 

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NPO The Good Times について -1

2013-02-07 06:03:45 | NPO The Good Times

 

★ NPO The Good Times は今からちょうど4年前の1月末に突如設立することを決意し、神戸のボランタリー活動プラザのご指導で2月アタマからその設立申請手続きを開始している。

その時の想いや具体的な動きについては、別のブログにこのように具体的に纏めている

そういう意味では今がちょうど4周年なのである。

この4年間いろんな方のご協力でここまで来た。

NPO The Good Times 自体は、『システムそのもの』で、それ自体はシステムの改善、改良以外は特に何もしない。

 

その『仕組み』はネットをベースにしており最も基本的なものは

● ホームページ

● 個人会員と団体会員の入会金。 それぞれ1000円、1万円で、これがNPO法人の収入の一切である。これ以外に収入はない。

● 事務所も実質はない。電話もない。理事の給料は支払わないので、経費は基本的に零である。

● この4年間で一番掛った経費がホームページ費と、会員カード代だけなのである。

 

そのホームページがこちらである。

アクセスカウンターを設置してあるが、2013-2-6 午後1時現在、59993人を数えている。多分6日中に、累計6万人に達することは間違いないと思われる。1年に15000人、毎日平均41人の方が訪れyて頂いている。それが延べ6万人になろうとしているのである。

はるけくも来たなという感じである。

この機会にホームページに記載されている事項など含めて、改めて何回かに分けて、NPO The Good Times の解説を纏めてみることのする。

 

ネーミングは 『 The Good Times 』

これは  Kawasaki . Let the good times roll  !!     と言うカワサキの二輪事業部の基本コンセプトから頂いている。

そしてオレンジのカラ―は、兵庫県三木市、金物のまち三木の金物のカラ―なのである。

『鉄を鋳る炎の色、情熱のオレンジ』 金物協会の指定カラ―をそのまま頂いている。

4年前、この NPOを立ちあげたメンバー達、理事やアドバイザーたちが、カワサキOB と 三木の人たちがメインだったからである。

ニワトリ は 『いい時を告げる鳥』  

なぜ鶏なのか?  理事長の私が『トリ年だから』とか、創ってくれた仲間が、そんなことを言ったとか、まあそんなところなのある。

 

 

『みんな繋いで いい時を過ごそう』

出来る限り、『異種、異質、異地域』をつないで行きたいと思っているし、それが可能になるような、ネットの基本システムになっている。

 

日本は、タテ型の『同種が群れる』そんな社会が特徴である。 同種が集まってグループの利益を追求すると、『利権』に繋がってしまうのである。

ネットの世界はアメリカも隣町、距離感など全くない。世界展開などと大袈裟に考えなくともネットの世界は、初めから世界が繋がるように出来ている。

そして『トータルシステム造りを目指す』NPO 法人なのである。

 

その仕組みの特徴は、増えても絶対に減らない『イチローのヒット』のようなシステムである。

個人会員も、団体会員も、そんな会員さんが提供する特典なども、増えることはあっても絶対に減らない。

個人会員も、団体会員も入会金だけで終身会員なのである。

そんなことだから10人でスタートしたが4年経った今は、約1万人と言えるようになった。いつの日にか10万人、100万人も夢ではない。

 

 

 

5年目を迎える『本年度の活動方針』は、は大要次の通りである。

 

2013年度の活動方針

 

『新しい公共』を旗印に、活動を展開してきましたが、2012年度初頭から『孫文を語る会』後半には『二輪文化を伝える会』さらには『KAWASAKI Z1 FAN CLUB 』など特別プロジェクトが活発に動き出し活気に満ちた1年になりました。

2013年は、これら既存のプロジェクトに加え新しいプロジェクトが立ち上がることが期待されています。

これらの各プロジェクトの活動をさらに効果的に繋いでいくネットワーク活動を展開し、具体的なネットワークを創り上げていきたいと思っています。

The Good Times TumblrFacebook ページやFacebook グループ活動の活発化や、兵庫県三木市に2012年秋にオープンした情報発信基地Good Times Plaza の積極的な活用などをネットワークしていく具体的な活動を

『共感ネットワーキング』として今年度の活動目標にしたいと思っています。

個人会員の数も世界で7000人を超す規模になりましたので、数的な目標としては念願の1万人のレベルを目標に頑張りたいと思っています。

● 2010年度の活動方針
● 2011年度の活動方針
● 2012年度の活動方針

 

 

 

これは兵庫県三木市緑が丘に昨年9月にオープンした、KAWASAKI Z1 FAN CLUB の Good Times Plaza である。

NPO The Good Times のショールームではないのだが、機能としては、『世界への情報発信基地』としての展開を企図している。

ホームページも、Facebook ページも その内容は世界に通じるように英文を含んでの展開だし、事実半分以上のアクセスが海外からなのである。

そのイメージ戦略は、決してメーカーさんレベルにも負けていない。

デザイナーは立体が多田憲正さん、平面は井上章二さん、いろんな意味で最高の『遊び心』で接している。

展開のディレクタ―は渡部タッチャんが担当するらしいから、かってのケイ・スポーツ・システムのレベルは間違いなく維持できると思っている。

今年はこのレベルのいろんな異種、異質の活動が展開されそうである。

 

是非、期待してご覧ください。  自らおやりになりたいプロジェクトがあれば、ぜひご参加ください。

 

(つづく)

 

 

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ねこのまったり日記から

2013-02-06 05:35:52 | 発想$感想

 

 

★今年から『ねこのまったり日記』が復活しました。

パウダーパフ・レーシング 鈴鹿4耐の監督もされた腰山峰子さんの書かれるブログです。

 

昨日は『こゆりさん』と題して書かれています

 

 

 

 

 

こんな写真がいっぱいでそのコメントが書かれています。

今年は、このお二人は注目だと思っています。

特に こゆりさんが 立ちあげられる Piece & peace が面白いなと思っているのです。

 

 

 

 私たちの生活の中には、たくさんのPieceがあります。
小さな小さな機械の部品から、家族、地域社会まで
全ては小さなPieceの集まりから出来ています。

どのPieceもどこかに必ずつながりがあり、
どれひとつ欠けてはならない大切なものです。

小さなPieceがつながって、大きなPeaceになっていきますように・・・

 

と言うようなコンセプトです。

パウダーパフ・レーシング、もし今年もチャレンジされるのなら、

Piece & peace のプロジェクトの中で展開されたらいいのではなどと、勝手に思ったりしています。

 

     

 

★ ちょっと異種、異質なようですが、それが繋がるからオモシロイのではと思ったりします。

腰山峰子、菊澤こゆりさん、お二人とも間違いなく 才女 です。

お二人ともNPO The Good Times のメインの会員さんです。応援したいと思っています。

こゆりさんは今京都で

「はじまりのお話」は京都・京阪七条駅から徒歩2分の
『集酉楽(しゅうゆうらく)サカタニ』で2月末まで開催
されています。

 と腰山峰子さんがそのブログで紹介されています

 

今週でも私も覗いてみようと思っています。

 

 

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立春

2013-02-05 04:39:07 | 発想$感想

 

 

★昨日が『立春』だったようである。

『りっしゅん』という響きもなかなかいい。

そう聞いただけで、もうすぐ春だなと思う。

 

春を呼ぶ雨、この時期雨が多い。

3月中旬から4月にかけての雨を菜種梅雨などというらしいが、2月でも雪ではなく雨が降ると、何となく春を呼ぶ雨のような気がする。

しとしとと終日雨であった。

 

庭で立春らしいものを探したが

 

 

 わが家では『ぼけ』の花かなと思う。

 

 

もういまにも、花が開きそうである。

雨にぬれて綺麗だった。

 

薔薇の芽も膨らみかけている。

今年の1月は寒かったが、なぜか2月に入って一時に寒さが緩んだような気がする。

 

3月のお水とりが済んだらもう春はそこである。

70代の最後の1ヶ月である今年の2月、ちょっといつもとは違う想いで過ごすことになりそうである。

『2月は過ぎる』という もう今日は2月5日になった。

コメント (4)
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東京で城後光さんと

2013-02-04 06:13:33 | NPO The Good Times

 

★昨日は、東京を日帰りした。

東京といっても羽田空港まで行き、東急ホテルで城後光さんとお会いして、また飛行機で戻ってきただけである。

兵庫県三木からだが、家を朝6時10分に出たら8時15分には羽田に着いた。

9時のお約束だったので、羽田空港の中をあちこちと散歩していた。

 

そんな伊丹空港から、また伊丹に戻ってきた道中の写真をFacebookにアルバムでアップしてある。

 

伊丹発7時10分、日の出と一緒にスタートした。

 

そして羽田2時発の飛行機で大阪に戻ったのは3時5分、写真は淀川である。

家には4時ちょっと前に着いた。

 

羽田空港では城後光さんと二人きりでみっちり話が出来た。

いい内容だった。

 

こんな富士山を見るような、そんな内容の話になった。

 

★城後光さん、32才。

零CUSTOM にお勤めである。

『城後光』で検索すると、驚くなかれ800万件以上のネットのサイトが現れる。

それでも解るようにネットシステムの専門家といっていいのだろう。

私とはブログのコメントで繫がった。  NPO The Good Times に関心を持たれて個人会員になり、そのあと続いて零CUSTOMが団体会員に入会されてもう2年以上になるのだろう。

昨年末、『二輪文化を伝える会』に参加され、さらにNPOの団体プロジェクトに興味を持たれて、1月20日の神戸有馬での新年会に日帰りで参加されたのである。

わざわざ、神戸まで来られたのに、突っ込んだお話も出来なかったので、昨日は私の方が東京まで参上した、そんなことなのである。

 

4時間以上も二人きりで話をしたが、中味は『団体プロジェクト』に関することだけである。

32才と79才、不思議な組み合わせだが、異和感は全然なかったと思う。

話は『ネットと仕組み』そのベースになるコンセプトなど骨組みに関するもので、お互いの理解も深まったし、間違いなく前を向いて進みだすものと思われる。

 

 

★世の中で、特に日本人は、具体的なことを汗して頑張る、或いは原因のあるものを分析して対策を立てるなどの個別対策には極めて優れているのだが、

『仕組みに関心を示す』人は数%、『仕組みが創れる』創造力のある人は1%ぐらいだろうと私は思っている。

別に『仕組みが創れる』人がエライとも思わないが、特殊才能であることは間違いない。

城後光さんはそんな1%に当てはまる人だと思う。 NPO The Good Times の仕組みに関心を示し、ネット上で会ったこともない段階から参加する。

これは『変わっている』といって間違いない。

 

NPO The Good Times は仕組みシステムそのものである。世界に一つしか存在しないし、最高によく出来た仕組みに仕上がっている。

現役のころ40年間以上、世の中で初めての『仕組み』ばかりを創り続けてきた私だが、その出来あがりは『最高』のレベル、それもダントツに最高のレベルに仕上がっている。

それがちゃんと『解る人』がちゃんと使えば最高に機能する。

 

富士山の写真を出しているのは、そんな富士山のような人に巡り会えたと私は思っているのである。

多分間違いなく、オモシロイ方向に展開するだろう。

今年は二輪関連を纏める『二輪文化を語る会』を渡部副理事長が纏めてくれることになっているが、その核となるプロジェクトになることを期待したいと思っている。

いろんななプロジェクトの中で、『アタマを雲の上に出す』そんなプロジェクトになって欲しいと思っている。

 

それにしても城後光さん、検索したら800万件を超す数値、勿論アタマを雲の上に出している。(石原慎太郎と並んでいる)

私の付き合っている有名人世界チャンピオンの片山敬済さんも星野一義でも100万件には達しないのである。

ちなみに私は235000件である。

あなたは何件ありますか?   Google で一度検索して見て欲しいのである。

今後の動きに是非ご注目下さい。

 

 

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ホントに雑感

2013-02-02 16:50:00 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

 

★昨日、一昨日親戚のお通夜と葬儀が続いた。

享年98歳だから、大往生といっていい。

参列した感想はいろいろあるのだが、日本の葬儀の風習とはこれは一体何なんだろう。

その日だけ突如仏教徒になりお坊さんの解らないお経を神妙に聞いてお焼香をする。その費用が結構な値段である。

それは当然かかる費用だからと日ごろから保険でその対処など考えている。

 

年を取れば人は死ぬ。至極当たり前のことである。

若くして亡くなったなどの場合は、これはまた特別な感情があるのはよく解る。

然し、80歳も超えてしまえば、そんなに周囲も悲しむこともない。まして90を超え100歳を超えた方の死に対する葬儀のあり方など、少し変わっていってもいいような気がする。その葬儀になぜ何百万もの費用を費やすのか?

私の母は、今103歳である。最近では自分の思うようにならないことが多いので『もう死にたい』と口癖のように言う。人間自分の思う通りに確りと生きているうちが花である。母は未だ寝たきりでもないし、ちゃんと食事も普通に取れるのだが、それでも思うようにならないのでイライラするのである。

もう自分のトモダチは殆どいないし、東京の親戚のよく知っている人たちでも、関西まで来ること自体が難しい。妹の義理の母は昨年夏102歳で亡くなった。亡くなったことすら知らなかった。家族葬というホントに家族だけの葬儀をしたらしい。

『そんなのがいいね』というような話がいっぱいの葬儀だった。

もし意味があるとすれば、日ごろ会わない親戚たちに会えるということぐらいでなかろうか?

私ももう80歳である。自分では未だ死ぬこともないだろうと思っているほど元気だが、自分の葬儀など是非簡単に身内だけでやって欲しい。そんな形だけのしきたりに基づいた儀式はまっぴらである。 どこかに書いておけなどと言っていたが、そんな面倒なことをしなくても、ブログで言うのがいちばんオープンでいい。

 

★昨年の今日、1年前のブログは、名刺について書いている

読み返してみたが、なるほど納得出来るようなことを書いている。

 

 

★人は、肩書を大事にしたがるが、私自身はあまり肩書には拘らない。

然し、初対面で話をしたりするときは、肩書も結構役には立つ。それ以上に大きな企業などの名前が役に立つ。

人はみんなそんなことで、初対面の一瞬などは人の重みをはかったりはするのだが、長い付き合いではそんな肩書よりはその人の信頼かなとも思う。

 

自分の名前をどのように評価するのか?

肩書もいいが、ネットの世界はそんな価値判断を客観的に表示してくれる。ネットの世界に現れる『古谷錬太郎』は23万件を超えるのである。

一般にはそんなに有名ではないが、ネットの世界では『古谷錬太郎』は膨大な量の情報で囲まれている。これは情報発信のお陰だと思う。

その辺の大層な肩書を持っておられる人よりは、比較にならぬほどの件数なのである。

知ってる人たちで、私より件数が多いのは、二輪世界チャンピオンの片山敬済、日本一速い男星野一義ぐらいで、その他の方はネットの世界では大した評価ではナイ。と思っていたら今日東京でお会いする城後光さんが927万件と圧倒的に多くてビックリしてしまった。

これなどまさに自己満足もいいところだが、なかなか気分はいいものである。

 

 

★なぜ突然、そんなことを思ったかというと、

人は死んでも、自分の存在を残すために墓を建てたり、戒名を貰ったり、その戒名までも高額の金を払って位の高いとされる居士号などに拘ったりするのである。

ネットの世界は、今後どんなことになるのだろうか?

少なくとも私の場合は、普通一般の人よりは存在感が圧倒的なのである。自分が頼んだりしたのでは決してないのだが、

『古谷錬太郎』と検索するだけで、自分でも驚く235000件ぐらいが現れるし、画像検索すると写真もいっぱいなのである。

その辺の社長さんや市長さんを寄せ付けないレベルなのである。

ちなみに言うと、三木市役所の一職員 『森田優』くんは、ネットの世界では、三木市長の『薮本吉秀』さんより倍ほど有名なのである。

 

それなら別に立派な葬儀や、位の高い戒名よりは、現実に生きた『古谷錬太郎』という実名の方がいいかなと思ったりしたのである。

生きている時、どんなことをして、どんなことを考えて生きたのか? 

別に本など書かなくてもネットの世界なら無料で幾らでも読んでもらえるし、GoogleもYahooも、Facebook なども確りと纏めてくれたりするのである。

 

まあ、大したことでもない、しょうもない話だが、 名前や肩書に拘る方たちは、ネットの世界に入ってくれば、ご自身の名前などすぐ売り込むことは出来るのである。

『ホントに、つまらぬ雑感』でした。

 

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今年は80周年、私の人生回顧

2013-02-02 05:31:35 | 自分史

 

70代の最後の1ヶ月が始まった。

結構充実した70代であったような気がする。改めて自分の一生を振り返ったみる。

 

 

 

★ 10代 (1943~1952、昭和18年~27年)   激動の経験  野球

1945年が終戦である。それまでは朝鮮京城で育った。その年の12月に明石に引き揚げてきた。

生活はまさに一転した。こんな変わり方はなかなか経験できないような変わり方だった。

生活を支える父母は大変だったのだろうが、自分自身は別にそれを苦労とも思わず変化を楽しんでいた節がある。

勉強をしたのは前半の5年間、あとは野球に熱中していた。

昭和27年1月、父がなくなって、4月大学に入学した。一切勉強はしなかった。毎日学校には行ったが教室には入らず食堂とグランドだけにいた。

学生だったのは15歳までかも知れない。それまではよく学んだ。

 

★ 20代(1953~1962、昭和28年~昭和37年)   野球  勉強期間

大学には5年いた。母子家庭ということで4年間は授業料免除、最高の奨学金、給料をもらって学校に行っていたような生活だった。

野球に熱中、最後の1年はわざわざ留年して野球部監督をしていた。単位は全てとっていて何にもすることはなかったのに、授業料は払ったし、奨学金は貰えなかった。金銭的には苦しい1年を経験した。

昭和32年、川崎航空機にコネで入社、財産課に配属、2年目からIBMによる償却計算のシステムを本社も岐阜製作所も巻き込んで完成、これは大仕事だった。川崎航空機で米空軍のジェットエンジン以外の民需で初めてのIBM使用であった。

現役の殆どを全く新しいシステム創りで過ごしたようなものだが、このIBMの償却計算システムがその最初である。日本にIBM社が未だなかった時代なのである

そのあと肺結核で1年間入院。退院してきたら、償却計算のためにいたような人員は不要になって昭和36年に単車営業に異動になった。

入社以来付き合っていた家内と昭和37年12月に結婚、所帯持ちとなった。

 

 

 

 

★30代(1963~1972、昭和38年~昭和47年)   広告&レース  新しい経験

昭和38年はカワサキのB8が出て、青野ケ原のモトクロスがあり、カワサキの二輪事業の再建が決定された年である。

事業再建の条件にもなった広告宣伝課が初めて作られ、そこを任された。未だ係長にもなっていなかったが、部長が課長を兼務、完全に任せて貰えた。これも社内では誰も経験のない教えてくれる人のいない分野であった。

年間120百万円が本社の事業開発費として3年間予算が付いた。当時の私の年収(月収ではナイ)が40万円の頃だったから、幾ら使っても使いきれないような額だった。その3年間、広告宣伝とレースという、会社としても未経験の分野を担当した。オモシロかった時代である。

そのあと仙台に東北6県の代理店管理の事務所を創るところから担当、これも全く白紙に絵を画いた。仙台に異動した時は事務所も人もいないただ一人だけ、仙台の宮城カワサキに机を一つおかして貰ってスタートした。

実用車のカワサキ時代で、東北6県が全国でダントツの販売台数、最後の1年は北海道も合わせて担当した。この4年間で販社の経営、特に資金繰りが解った。

昭和45年大阪万博の年に、ようやくカワサキもスポーツ車が揃って大都市へ進出、一転スポーツ車のカワサキで大阪母店長(近畿2府4県)を担当した。

 

 

 

 

 ★40代(1973~1982、昭和48年~昭和57年)     新しいシステム構築  経営再建

昭和48年Z2が発売になり、カワサキ特約店制度がスタートした。二輪業界で初めての二輪専門店による販売網というこの制度を一から全て創り上げ東京、名古屋、大阪の大都市圏から実施し、東海道メガロポリスと言われた大市場を担当した。

川重の資格でで言うと課長のころである。その他の地区を担当されたのが、加茂常務と清水屋常務だったが、販売量は勿論東名販の直営部が圧倒的に多かったのである。全くの新しいシステムだったので、従来の経験の常務さん方では難しかったのだと思う。不思議な組み合わせであった

そして昭和51年に10年ぶりに川重単車事業部企画室課長として復帰した。企画には1年だけいたがすぐ、CKDの開発途上国の『市場開発室』を立ち上げ高橋鉄郎さんを担いで新市場開拓に取り組んだのである。40年経った今、この市場が花開いている。

アメリカでダンピング問題が起こり国内市場対策が浮上した。そんな対策の起案を担当していたら、『お前がやれ』ということになり、カワサキオートバイ販売常務という実質国内市場全般の責任者をやらされた。従来は川重の役員さんが担当した市場で、背伸びもいいところだったが、FX400が出た時期で、飛ぶように売れて、国内市場は大きな累損も1年半で消えてしまった。そういう意味ではめちゃ『ツイテいた』と言えるだろう。

一番大きかったのは『ツキ』なのだが、この4年間、世界の販社で国内だけが健全経営が続いて、川重本社から、特に大西副社長など財務の方たちから絶大の信頼を寄せられたのである。

 

★50代(1983~1992、昭和58年~平成4年)      事業経営  二輪事業の仕組み構築

ダンピングから、さらに続いて国内のHY戦争はアメリカ市場まで飛び火して、当時のカワサキの主力市場アメリカの販社KMCが危機的状況に陥った。このままではカワサキの二輪事業が壊滅という状況だったのである。その桁はずれの何百億円という単位は事業部での対策ではどうにもならずに川重本社財務部が直接担当してその対策にあたったのだが、販売会社の実務対策が解らないのである。

その対策案を訊ねられたので、『これは人災だから、仕組みを変えたらすぐよくなる』と回答したら、『単車事業部企画をやれ』と昭和57年10月にまた川重に呼びもどされたのである。

大庭本部長が来られた翌年の7月には、関連事業部の創設など、既に新しい仕組みは完成していて、ほぼその回復の目途は立っていて、その後2年ほどでカワサキ単車事業は完全に回復した。

 

 

 

    

この時期Ninja 900や、ジェットスキーも売れたりはしたが、トータルシステムを新しく創り上げたことで解決した。

私はその仕組みを創っただけで、それぞれの担当部門が実際には動いたのである。仕組みを創らずに頑張るから効果が上がらないことは多いのである。

仕組みとは、その中で動けば『自然に目指す目標が解決する』ものでなければならない。

二輪事業の再建は、そんな仕組みの上で、本社財務のトップや当時の若手諸君が二輪事業に本当に愛情を持って接してくれたおかげなのである。その代わり本社財務が望んだ海外販社の黒字化、並びに累損消去という本来の目的は100%達成出来たのである。

 

カワサキの二輪事業の目途がついて、昭和が終わり平成の世になって、4度目の国内担当となった。高橋鉄郎さんの下で、『7万台への挑戦』などを目標に掲げ、国内販売というよりも国内の二輪事業展開の仕組み構築、カワサキのイメージ向上などがメインのテーマであった。

当時注目されて日経ビジネスなどにも何度も取り上げられた、ソフト会社、株)ケイ・スポーツ・システムのソフトノウハウは、現在のNPO The Good Timesに引き継がれて、そのころよりは数段高いレベルで展開されているのである。

 

 

★60代(1993~2002 平成5年~平成13年)     事業経営総括  マーケッテング

現役最後の10年間は、最初の5年間は国内担当で、これが1996年まで、これで二輪事業の担当は終わった。

 

その後、北海道川重建機の経営を頼まれて、2年間という約束で引き受けた。名前は『川重建機』だが、川崎重工の子会社ではなく地元資本の優良会社なのである。

このような会社形態は独特のものがあって、大企業の事業部経営のように資金繰りもない管理経営とは全く異なるものである。株主もそこにいる役員さんたちも、メーカーの人とは全く違う人たちで、ホントの意味の『信頼関係』がナイとどうにもならない難しい舵取りだった。若いころの東北の4年間の経験が多いに生きた。

建機のことは一切覚えないようにして、経営だけに集中した。いい会社が『よりいい会社になった』と自負している。

約束通り2年で戻ったが、それ以上長い3年の顧問時代で非常に手厚く処遇して頂いたので、私は70歳まで勤めさせていただいたと錯覚してしまうのである。

タダこの10年間は、体力的には最低の10年間だったような気がする。

 

 

 

 

★70代(2003~2012、平成15年~24年)     パソコン、ネットとの出会い   NPO The Good Times

70代に入って始めて、完全な年金生活に入った。そんなに大した年金ではないが、特に贅沢をしなければ十分やっていける。

ストレスが全くなくなった。自分のやりたいことだけやればいい。現役時代も結構自分のやりたいようにやってはきたが、自分で自分の進路を画策したようなことは一度もない。全て会社が指示されたことを、その中で好きなようにやっただけである。

特に健康になったと思う。多分この10年間一度も風邪をひいていない。寝込んだこともない。68歳から続けているストレッチで柔軟性は20才代が続いている。お陰さまでゴルフの飛距離も昔のまま、むしろもっと飛ぶかも解らない。

70代になって始めたパソコンでいろんな新しいことに巡り会えた。そして4年ほど前からはNPO The Good Times を立ち上げてそれが昨今の生活の中心になっている。

70年代の最後の半年は現役に戻った積りで頑張ると宣言した。そしてその通りに歩んできた。

あと1ヶ月である。そんな2月が始まった。

 

 

★振り返ってみて、人生で指示を受けて動いた上司みたいな人がいたのは高校時代の野球部の時だけである。

会社に入ってからは、上司はいたが、仕事のことで上司の指示で動いたことは殆どない。会社の指示で動いたのは『異動』だけだが、これは断ったことも条件などつけたことも一切ない。

ただ実質は『やってくれるか?』と頼まれたような異動ばかりであった。

だから、一生自分の好きなように動けたと言えるのかもしれない。

 

そんなことなので、上司は先輩として尊敬はしたが、『偉い人』などとと思ったこともないし、ペコペコしたこともない。

そんな癖が付いてしまたのか、市長や知事さんや社長さん代議士先生など、どなたともみんな普通の方と同じように、同じ言葉同じ態度で対応出来る。

同じように若い人たちにも同じ対応なのである。

どちらが難しいかと言えば、若い人への対応の方が、気を遣うしなかなか難しいのである。

総じて『いい人生だったな』と思っている。

この1カ月間かけて、来るべき80代の生き方を考えてみたいと思っている。

 

 

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これからの流通業 その対策の全て

2013-02-01 06:26:28 | 発想$感想

 

★つい先日 『服部吉伸 語録雑感』というブログをアップしたら、ぼっけもん修さん からこんなコメントを頂いた。

ぼっけもん修さん、もう4年ほどのNPO The Good Times 関連でのオトモダチである。

僕も服部語録読んでますよ!最近、ちょっとfacebookも距離をおいてますが、これは読んでます。
そもそも服部先生のことは、古谷さんの日記がもとで知りまして、『これからの流通業』はじめ4,5冊の著作を取り寄せてみました。古谷さんの自分史は僕にとっての仕組み作りの参考書のようなものですが、服部先生の語録も、核心をついてて参考になります。その意味では仕組み作りの際には自分史とともに読むと相乗効果と考えています。
その服部先生とも古谷さんご紹介でfacebookのお友達になり、メッセージもいただいたりしました。誠に素晴らしい世の中です。

 

『これからの流通業』はじめ4,5冊の著作を取り寄せてみました。 と書いてあったので、今でも本があるんだということが解ったのである。

家のどこかにはあるのだろうと思うのだが、どこかに行って見つからないのである。

Amazon で調べてみたら中古で600円ほどで買えたのである。ホントに便利な世の中である。

 

 

★中古本だが、新品のように綺麗である。

本の題名は『これからの流通業』なのだが、

初版の発行は1991年の5月だから、もう20年以上も前のことだし、私が服部さんに出会ったのもそのころのことなのである。

 

それから20年経って、今これを読み返してみて、その発想や理論は、殆どそのまま通用する。

世の中の形態はどんどん進歩して、この本で服部さんが指摘された方向に確かに進んではいるのだが、

日本人の物事に対する考え方、特にマーケッテングマインドなどは、20年経った今も一向に進歩していないのである。

 

服部吉伸さんの20年経った今は、

Facebookで毎日語録を連載されている

勿論20年も経った今は数段の進歩なのだろうが、

真理みたいなものは何年経っても同じように通用する。

 

 

 

こんな目次で延々とこの第13章まで続いているのである。

そんな記述の中から、当時ノ―トか何かに書きだして、ずっと手元に置いていた。74才頃だったかパソコンをやり、ブログを書きだしてから、服部語録の幾つかをご紹介してきたのを『ぼっけもんの修さん』はお読みになっているのである。

ちなみに 『ぼっけもんの修さん』は、関西元気プロジェクト の中心メンバーなのである。

 

先日もご紹介したが、この本の中から、私が書きだしていた語録、 確かにこの本のあちこちに見つけた。

私が20年間ずっと身近においていた語録、もう一度ご紹介しておきます。

 

 

『これからの流通業』服部吉伸著
もう20年も前の私の現役時代の本だが、その中の文章から拾った言葉の幾つかである。
表現が非常に的確で、今でも間違いなく通用すると思っている。


流通業とは「自分の仮説の正当性を問うビジネスである。」
消費者の変化の本質を掴み、変化をどう自己の対策に置き換えるかと言うことが問われている。

仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である。仕組みを造らずに放たらかしの形にして、創意工夫してやりなさいというのは酷である。損なやり方である。

システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない。現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。

システムによって組織が変わる。やがて販売最前線が力をつければ、現在の多段階の企業組織は短縮化ないしは簡素化される。極端に言えば二段階妥協しても三段階に簡素化すべきである。

何が企業を変革するのか。それは企業コンセプトである。
企業コンセプトを見直し再提起しなければ第二次創業とはならない。
従って企業コンセプトは方針戦略より上位の概念である。

カウンタービジネスは新業態を生む可能性が強い。売り場をなくすという発想を前提にすれば多くのことが変革されるはずである。
無在庫経営、このことは無在庫経営ノウハウとシステムの裏づけが必要とされる。やがて小売店から売り場がなくなりカウンター化される時代が来ることを予言しておこう。

イトーヨーカ堂の業革の特徴は「トップが身をのりだして」「組織をあげて」『社運をかけて」「思想価値観を統一して」「目的を明確にして」「方法論を確立し」「予算措置を講じ」「徹底して実行する」という常識と定石の徹底が「良識を生む」のである。

意識改革のできるのは、一部の極めて優秀な人に限られ指導者の能力の一つである。意識改革を行えと言うだけでは、マジョリテイに対する意識改革は出来ない。
マジョリテイに対する意識改革、それは仕事のやり方を変化させることである。
そして成功が意識改革の元である。

通用する発想とは正しく現状を捉え説得力があり、やがて多くの人の賛同を得られる考え方を指している。
ここでやがてという言葉を使っているのは、正しい考え方が最初から多数派である筈がないからである。

リストラの基本の部分に人の尊重という考え方がなければそこに働く人の心を動かし大きな改革を成し遂げることは出来ないと断言しておこう。

『世の中には原因のある問題と原因のない問題の二つがある。
原因のある問題は、原因の追究、把握、対策と言う思考ステップで課題を解決する。原因のある問題の解決に必要な能力は創造力と呼ばない。
創造力の源泉はアイデアであり思考ステップの特徴は「絞り込んで考え続けるというところにある。』

流通業には常識のウソが多い。

これからの小売業、如何に組織が大きくても如何に図体が大きくても、お店を幾つもっても、すべからく専門店でなければならない。既に小売店の変化の方向は明確になっているのだ。

顧客の組織化にはデーターベースを活用した新しいマーケッテングを展開することが重要である。データーベースを構築するにあたってはどのようなマーケッテングを展開したいか明確になっていないと前に進まない。自分のしたいことを明確にする必要がある。

人が自分の価値を発揮できる状態を造りださない限り、人はコストにしか見えないだろう。人はコストではなく」価値創造者である。

いわゆる営業マンは要らなくなる。商売の内容が大きく変化してくる。これはコンサルテーションの部分が大きくなることを示す。

企業の文化が問われている。そしてどのような思想、考え方、価値観を持った企業なのかが問われている。「うちは慈善事業をやっているのではない』と言えば、そのような企業でしかないということだ。『利益に文化の香りがする』そんな企業になって貰いたい。

卸売業を営む一つの企業としてのリテールサポートが問われる時代になったのである。実に多くの卸売業が小売業に進出している。自分で小売業を営める能力を持つことがリテールサポートの原点である。

卸売業に物流とはシステムであるという認識が希薄である。物流問題は企業として解決すべきものであり、企業規模の大小ではなくトップの先見性と経営の熱意によってきまるのである。物流のシステム化の克服が多くの卸売業の将来を左右するだろう。

 

 

 

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