おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

梅宮大社(3)

2009年03月01日 | 09年京都
梅宮大社(3)
結局、梅宮大社には一時間少しいただけで帰路につきました。上から三枚は梅宮大社で撮影。
三枚目はヤマブキでしょうか?。
梅宮大社から200メートル程度で松尾橋の東詰め。橋を渡ってから歩いて帰宅しました。
途中で松尾大社の鳥居を入れて二枚撮影。なんとツクシも発見。春らしくなったなーと実感します。
最後の画像は枝垂れの紅梅です。梅なのにこれほど花をつけていることに驚きました。

















梅宮大社(2)

2009年03月01日 | 09年京都
梅宮大社(2)
梅宮大社の神苑はそれほど広いわけではありません。
しかし京都有数の梅の名所として、この季節はそれなりに賑わいます。
平安時代の和歌では梅津川を詠んだ歌はありますが、梅宮大社を詠んだ歌はないようです。

さらにいま花咲く梅の宮ばしら立てても千代のさかりをも見め
           新後拾遺集 慶有
 《「都名所図会」から抜粋》

画像は全て梅宮大社神苑での撮影です。

















梅宮大社(1)

2009年03月01日 | 09年京都
梅宮大社(1)
梅宮大社は右京区梅津に鎮座する古刹です。嵯峨の南、桂川の東にあたります。
このあたりは平安時代は沼沢地だったようです。

梅宮大社の起源についてはよくわかっていないようですが、古代豪族の橘氏の氏寺と
言って良いようです。嵯峨天皇の正室である橘嘉智子「壇林皇后」が綴喜郡井手町から
この地に勧請したというのが定説として信じられています。

以来、橘氏及び橘氏の関係者が管掌してきたとのことです。
延喜式では名神大社で、洛西では秦氏の松尾大社と並ぶ大社として栄えましたが、
橘氏の衰退、兵乱、水害などで寺勢が衰えたということです。

梅宮大社は橘氏や嵯峨天皇を祀ってもいますが、「酒解神」なども祀っていますので、
こもかぶりが多いです。「日本第一酒造の祖神」とあります。

一枚目は鳥居、二枚目は楼門。なんと楼門にもこもかぶりを飾っています。
三枚目は境内の一角にあるこもかぶり。四枚目は境内の白梅。後は500円を払っての
神苑の中での撮影です。