おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

赤い実(2)

2009年03月26日 | 魅惑の花たち
続いて赤い実(2)です。
今回はサンシュユ・ハナミズキ・サクランボの佐藤錦です。

「サンシュユ」

江戸時代の中頃に中国から渡来。花は春先に黄色の小さな四弁花をたくさんつけます。
秋には紅色の実がなります。この実は「秋珊瑚」とも呼ばれています。
乾燥させて滋養強壮の薬剤として使われます。

「ハナミズキ」

1915年、当時、東京市長であった尾崎行雄が桜の苗木をアメリカのワシントン市に
送った返礼としてハナミズキの樹が日本にもたらされたということが知られています。
実際にはそれ以前に渡来したという説もあります。
日本の「ヤマボウシ」と近似種で渡来当時は「アメリカヤマボウシ」と呼ばれていたそうです。
樹皮の煮汁が犬の皮膚病に効くそうです。

 「佐藤錦」

サクランボの一品種です。山形だったか岩手だったかの「佐藤さん」が作り出した
品種ということです。甘くておいしいですよ。













赤い実(1)

2009年03月26日 | 魅惑の花たち
まずは南天から

南天の実は冬の季語です。
「たわわにみのる真っ赤なナンテンの実は冬の風物詩である。ナンテンは
「難を転ずる」に通じ、縁起木としてさかんに植えられるし、慶事の
飾りにも使われる。高さ1~3メートルの常緑低木。(略)果期は
11~1月。果実は球形で直径6~10ミリ。ナンテンの実は生薬で
南天日といって咳止めに用いられるが、実が白くなる変種のシロミ
ナンテンが良質とされる。」
「朝日新聞社刊 草木花歳時記 冬 」から全文引用。