おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

150920 鞍馬寺と貴船神社(02)

2015年09月26日 | 京都


鞍馬寺と貴船神社

鞍馬の山を貴船の方に下山して、最初に向かったのは「奥宮」。
舗装路を15分ほど歩きます。

貴船神社には「本宮」「結社=ゆいのやしろ」「奥宮」があり、
それぞれに少し離れています。

貴船神社は「水の神」として、いにしえから崇敬を集めてきました。
現在では縁結びで有名でしょうか。そのせいか若い女性がたくさんいました。
ことに本宮は「恋占い」などもしていて、とても混雑していました。
京都はすでに観光シーズンに入っていますね。

貴船には和泉式部の歌が何首かあります。

 物思えば沢の蛍も我が身より あくがれいづる魂かとぞみる
                   (和泉式部 後拾遺和歌集)

この歌は「和泉式部集」「続和泉式部集」にも採録されていません。

西行にも貴船の歌はありません。さて私は何と詠めば良いのかな?

貴船では画像もあまり撮影していません。人が多くて、どうしても人が入り込むので、
写していても出しにくいです。花の画像を多くします。











菊は貴船菊。ゲンノショウコは自生しているのが目につきました。

相生いの杉と最後は本宮の参道。人が写っていますがしかたありません。










150920鞍馬寺と貴船神社(01)

2015年09月26日 | 京都


鞍馬寺と貴船神社(01)


9月20日、静岡旅行をと考えていたのだけど、ちょっとした手違いで
安宿が取れなくて断念。
それで予定もないことだったので鞍馬寺と貴船神社拝観に行きました。

両方ともに過去に3度ほどは行っています。しかし鞍馬寺から貴船神社にと
向かう山歩きをしていなかったので、今回はそれをするべく出かけました。

自宅→阪急河原町→出町柳→叡電鞍馬駅。

画像は鞍馬駅、下車してすぐの天狗のモニューメント。鞍馬寺楼門(仁王門)。扁額。









いつもは楽をしてケーブルで上がっていたのですが今回はつづら折りの道を歩いて上がりました。

すぐに「由岐神社」。「鞍馬の火祭」を主宰する神社です。
ここには巨大な杉の木が天を衝いてそびえています。
天狗の携帯ストラップと大杉の写真は「由岐神社」のもの。





由岐神社から整備された道を歩いて鞍馬寺金堂まで。
ここまで上ると気温も少し低く感じます。

昔は「くらぶ山」としてたくさんの歌に詠われてきました。

くらぶ山かこふしば屋のうちまでに 心をさめぬところやはある
                (西行 聞書集)

西行には「くらぶ山」は、この歌だけしかありません。
歌は仏教的なものですから、面白くはないですね。

灯籠と金堂。





金堂からは貴船神社にと通じる山道が続いています。
途中の魔王堂、義経堂、不動堂などを巡りながら1時間ほど歩くと貴船にたどり着きます。

山の中です。ここで源義経も数年間過ごしたことに、すさまじいものを感じます。
道は登りも下りも少し急な所があり、面白いハイキングコースという感じです。
途中に杉の木の根が露出している部分があり「木の根道」と呼ばれています。

画像は木の根道。





次に貴船神社に向かいます。