鞍馬寺と貴船神社
鞍馬の山を貴船の方に下山して、最初に向かったのは「奥宮」。
舗装路を15分ほど歩きます。
貴船神社には「本宮」「結社=ゆいのやしろ」「奥宮」があり、
それぞれに少し離れています。
貴船神社は「水の神」として、いにしえから崇敬を集めてきました。
現在では縁結びで有名でしょうか。そのせいか若い女性がたくさんいました。
ことに本宮は「恋占い」などもしていて、とても混雑していました。
京都はすでに観光シーズンに入っていますね。
貴船には和泉式部の歌が何首かあります。
物思えば沢の蛍も我が身より あくがれいづる魂かとぞみる
(和泉式部 後拾遺和歌集)
この歌は「和泉式部集」「続和泉式部集」にも採録されていません。
西行にも貴船の歌はありません。さて私は何と詠めば良いのかな?
貴船では画像もあまり撮影していません。人が多くて、どうしても人が入り込むので、
写していても出しにくいです。花の画像を多くします。
菊は貴船菊。ゲンノショウコは自生しているのが目につきました。
相生いの杉と最後は本宮の参道。人が写っていますがしかたありません。