16.03.12 二条城
新聞記事の開花情報では「見頃」と出ていても、あまり信用できない。
「見頃」の感覚も人によって違いもするし、また寺社などは盛りをとうに過ぎていても
まだまだ見られる木があるなら「見頃」と言うかもしれない。
今年の梅はそれほど見に行かなかった気もするが、もともと桜に比して梅見は例年、
それほどしないとも言える。早いのは12月のうちに咲き、遅いのは4月の初めまで
あるとなれば、3月にもなれば初期の感覚が薄れてくるのかもしれない。
暖かくなって来れば、それほど梅に心を動かされることは少ない。
梅の季節が長すぎて食傷気味なのだろう。贅沢でもある。
最後の梅と思って3月12日、二条城と梅宮大社に行ってきた。二条城を拝観してから
地蔵院という椿寺に立ち寄った後で梅宮大社に行く。
二条城も梅宮大社も梅は終わりかけである。確実に盛りは過ぎているが、両方ともに
新聞では「見頃」と出ている。
(01)として二条城の分のアップ。
二条城は世界遺産登録もしており、京都の観光名所の一つである。
徳川家康が築城。江戸時代の節目節目に重要な役割を果たしてきたともいえる。
家康が豊臣秀頼と会見したのも二条城。最後の将軍15代慶喜が将軍職に就き、また大政奉還したのも
二条城である。ここでは二条城の歴史については割愛する。
以下、二条城にあった花たちです。
一番下のは梅の木についているコケ。赤いのは梅の花。
この場面が一番絵になると思ったのですが、カメラを頭上に掲げての撮影では無理がありました。
台がないとうまく撮れそうにもなくて、あきらめました。
梅宮大社の画像は明日出します。