早くも6月。5月5日の「立夏」も過ぎて久しい。
旧暦でいえば5月3日、すでに夏の真ん中の仲夏になっている5月28日。
久しぶりに大阪の「鶴見緑地」に行ってきた。
阪急及び大阪地下鉄で2回乗り換えで1時間少しかかる。
仲夏らしく照り付ける日差しはそれなりに強い。本格的な暑さは秋に
なってからとはいえ、この先の暑さを想うと、ちょっと閉口する。
だが、それも温度調節の効いた「咲くやこの花館」では忘れてしまって、
ほぼ一年ぶりで出会う花たちを鑑賞する。
最近にになっての新たな発見なのだが、どうも私は花たちを見るのが好きなようだ。
何をいまさらと思わなくもないが、様々な花たちを鑑賞し、撮影に没頭している
時は、充実とでもいうのか、確かな手ごたえみたいなものを自覚する。
もちろん風景写真も撮りはするのだが、花たちを撮影する時とは、
いわく言い難い微妙な違いがある。
古稀の年齢で花の撮影などとは大方の人たちから奇異な目で見られることだろう。
大の男が仕事でもないのに花撮影などとは、変質者のそしりを免れ得ないようにも思う。
そのことはまあ置くにしても、撮影という面においても考えてみなくては
ならない課題なのかもしれない。
10年ほど前に近くの畑の側溝で白花ホトケノザの撮影に集中していた時に、
警官の職務質問を受けたことがある。
どなたかが通報したのか、道路側の側溝までパトカーが来て、
何をしているのかに始まり、いろいろと質問を受けた。
撮影は接写であり、被写体とカメラレンズの距離はたいていは1センチほど。
そんな場所で倒れ込むようにうずくまって撮影しているのだから、見た人は普通は
「行き倒れ」の可能性を考えるのだろう。
もしも通報されたのであれば、した人の心情もよく理解できる。
つまりはそれほどに、普通ではない場所で普通ではないことをしていると
いうことだ。
だが、今後も類似の場所で同じようなことを続けて行くはずだ。
困ったことかもしれない。救いがたい。
16年撮影。鶴見緑地は4月と5月の二つがあります。
下は昨年の鶴見緑地
下はこの日のOnedriveに出した画像。多数ある中から鶴見緑地をクリックしてください。
17.05.28 鶴見緑地
このブログも久しぶりの更新です。もっと早くと思いながら、時間を有効に使う
技術がないようで、気にはなりながら果たせない状況が続きます。
そういう技術にはいつまでたっても疎いのは、不器用の証ですね。
下は当日の画像をサイズ縮小したものです。