180807 六甲高山植物園
立秋になった日の8月7日、JR電車を利用して神戸に行く。
「芦屋駅」着は10時前。南口を出た所で、懇意にしていただいている
神戸在住のY氏が、すでにお待ちかねである。久し振りの邂逅。
挨拶もそこそこに本日の目的地である高山植物園に向って車を走らせる。
私はどこかに行くにしても電車、バスを乗り継いでの移動であり、
足があるということはとてもありがたい。
植物園には11時前着。それから2時間少しいたことになる。
見たかったキレンゲショウマとレンゲショウマを見ることができて、
来た甲斐があったというものだ。それにしてもキレンゲショウマの群生ぶりには驚く。
繁殖力が強い植物のようだ。園内の4か所ほどで群落を作っていた。
ただ花は一杯に開花するという性質の花ではなく、開いても半開という
感じである。それと蕾のうちから傷みだすようで、それが惜しい。
下は2014年に京都府立植物園で撮影したもの。下の花程に開くことは稀なのだろう。
園内ではそこそこ多様な花が咲いていて楽しませていただいたと思う。
ただ、夏の暑い盛りに咲き誇る花は多くは無い。夏の花は夏の花として十分に楽しめたのだが、
次回には春の百花繚乱の季節に来てみたいと思った。
植物園を出てからはレストランのある所に立ち寄って軽食を摂ったり、有馬温泉の
町を見て回ったりして結構快適に過ごす。立ち寄った施設の一つに「六甲枝垂れ」がある。
これは電力を使わずに製氷するという、いわば現在版の「氷室」。
そのために施設内では気温を10度に設定できているという。優れものの施設だと思う。
神戸港だけでなく遠く大阪湾や泉南地方迄見渡せたが、撮影は250ミリでは遠くまで写すのは
非常に厳しい。その厳しさは一眼カメラの欠点でもある。望遠性能の良いレンズや
テレコンを付ければある程度は解決することではあるのだが・・・。
当然のように時間も押してきて、元町の中華街のしゃれた店で食事をとる。
Y氏とも久しぶりの会食である。話は尽きない気もしたのだが、20時過ぎには店を出て、
私は京都へと戻る。ちょっと疲れたのか電車の中ではうたたねをする。帰宅は22時過ぎ。
ともあれ充実した良い一日であった。Y氏に感謝したい。
当日の画像は下にあります。ご覧願います。