20.04.28ちょっとサイクリング
例のコロナ禍のために運動不足に陥っている。
私には持病があって、そのコントロールのためには
適度の運動は不可欠なのだが、毎日計測している血糖値と
血圧は徐々に上昇傾向にある。やはり運動は欠かせない。
本来ならおとなしく、ひっそりと自宅に閑居しているべきなのだが、
思いきって自転車で出かけてみる。バス、電車の公共交通機関を使わず、
人と話すこともないのだからと自分を納得させての話。
特に行先は定めてはいなかったが、桂川に出て自転車で男山の
方に進路を取る。
途中、久我の方で「誕生寺」に寄る。境内に人は一人もいない。
青葉茂れる公孫樹の樹がひっそりと、たたずんでいるばかり。
本堂も締め切っている。
この誕生寺は曹洞宗の開祖「道元禅師」を祀る。つまりは
道元禅師はこのあたりの出自。父親は源通親。通親が久我氏の初代。
通親と言えば平安末から鎌倉初期にかけて、それなりに活躍した人物。
道元禅師は京都の興聖寺や福井県の永平寺を起こした人物。
大変な俊傑である。
「誕生寺」を辞してから一路、男山方面にまで・・・。
河原に咲く初夏の花たちを横目に見て過ぎる。
やがて、男山のすぐ前に来て小休止。「背割りの桜」並木の
桜の木も新緑に満ちている。
結局は石清水八幡宮迄は行かずに、そこから引き返して、
今度はわざと鴨川のほうに進路を取り北上。
ここまで来たら男山の石清水八幡宮に参詣するべきかとも
思ったが、何度も言っていることだしと理屈をつけて行かない。
くいな橋手前で非常に間近に見える比叡山を撮影。
そこから少し引き返して、久世橋の通りを西に向かって走る。
それで今回の走行距離は26キロ程度。
車体重量25キロと私自身の体重60キロを前に進ませるためには、
電動自転車と言えども平地ではスピードが限られている。
休憩時間込みで4時間ほどかかったのではなかろうか。
若い頃にはスポーツタイプの自転車で一日で150キロは走ったことも
あるのに、やはり年には勝てない。そのことを自覚した一日でもあった。
それでも快い疲れだと思う。
当日の画像は一番上にあります。できましたら御覧願います。