おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

20.05.05金蔵寺ほか

2020年05月12日 | 2020年

20.05.05金蔵寺ほか

世はコロナ一色のま推移していて、京都でも緊急事態宣言が

発令されたままである。

「自宅に閉じこもってください」ということがコロナ禍を断ち切る

ための良策であることは理解している。

にも拘わらず、5日に金蔵寺(こんぞうじ)に向けて

自転車を走らせてみた。公共交通機関を利用せず、かつ、

単独行であり、人様と密着することなどはないとはいえ、

やはりそれでも気にかかりはする。


さて、金蔵寺。大昔、幾星霜になるのか、春秋で言えば

50年ほど。そんな前に一度行ったきりである。

当然と言えば当然のことなのか、記憶がない。

確かに、若さ溢れる私の一時代の一瞬が象嵌されているというのに、

やんぬるかな。記憶がない。流れ行く星霜は記憶をも風化させる。

古い写真を引っ張り出してみて、確かに行ってはいるのだが、

何と言うことだろう。記憶の引き出しを紛失してしまったという

気もする。記憶とは頼りにならないものだとはいえ、

改めて不確実性を思う。

金蔵寺は京都西山の「小塩山」中腹に鎮座する。

これまでは自転車では無理だと思い込んでいて、それで長い

ご無沙汰であった。まあ、自転車で行くことは勧められないほどに、

坂道は厳しいかもしれない。

平安時代には名刹とも言われていて50余坊もあったそうなのだが、

現在は訪なう人とて極端に少ないと思える山間の小宇。

平安時代初期には最澄も関係した天台宗寺院。

西山の寺社に多いのだが桂昌院も再興に尽力したという。

現在は紅葉の頃に訪れる人が多いようだ。確かにモミジの木が多い。

金蔵寺を辞してからの帰り道にあるニュータウンで花の撮影。

初夏の花たちが咲いている。ヒトツバタゴも全盛期である。

撮影した画像はワンドライブに置いています。

よろしければ御覧願います。

下の写真はユリノキ・キリ・イチハツ・シロヤブケマンソウ・

アカバナユウゲショウの順です。他にもいろいろ出しています。