190709 法金剛院
7月09日、雨の予報が出ていたけれど、花園の法金剛院に行ってきた。
法金剛院は「関西花の寺」の一宇である。
「花の寺」とは関西で花の名所としても聞こえている25か寺が、
宗旨・宗派の違いを超えて、「花」を媒体として集った団体である。
法金剛院は「13番花の寺」。特に蓮が名高い。
法金剛院は鳥羽天皇中宮の待賢門院が中興したお寺である。
待賢門院は崇徳天皇・後白河天皇の生母なのだが、1142年にこの
法金剛院で落飾。1145年に現在の烏丸御池近くにあった三条高倉第で崩御。
45歳の若さであった。
法金剛院とは待賢門院の代名詞とか、同義とも思えるお寺なのであり、私にとっても
少しは思い入れがある。
もともとは法金剛院の寺地は広かったのだが、明治になって山陰線施設のために大幅に
削られたりして、小さな寺になった。1968年には丸太町通りの拡幅のためにも
削られていて、現在の寺観になったのはわずか30年ほど前のことである。
この日、7月9日は撮影会として行った。6時に起床して、バス電車利用で
着いたのはなんと8時前。庭園にはすでに20名ほどと思える人たちの姿がある。
蓮の花もいい具合に開いている。一通り見て回る。
上の画像は双頭蓮。蓮とは一本の茎に一花が咲くのだが、これは二花が咲いている。
合弁花の類だろう。
撮影しているうちに同好会のメンバーが到着。11時半頃までは撮影に余念がない。
私自身は良いのが撮れたかどうかは別として、きれいな咲き具合のハスを見たという
思いがして、充実した満足できる数時間ではあった。
下の画像は紫式部とキノコ。キノコ画像は池畔にあって、見方によっては水面に宿る月に
見えなくもない。
この日の画像は下にあります。御覧願います。
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