おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

湘南紀行 その5 最終回

2015年01月14日 | その他

湘南紀行 その5

1月6日(火)曇り→雨

鎌倉駅→江ノ電藤沢駅→JR藤沢駅→大磯駅→鴫立庵→大磯駅→名古屋駅

午前中に鎌倉の海岸部を見てから江ノ電で藤沢駅、JRに乗り換えて

大磯駅に向かう。スマホの地図があるので鴫立庵には人に聞かなくても

行くことができる。鴫立庵はまだ松並木の見える東海道の側にある。

東海道名所図会では「鴫立庵=でんりゅうあん」としているが、鴫立庵の

方では、そういう読み方を拒否して「しぎたつあん」とのみ読むとのこと。

 心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ澤の秋の夕ぐれ

     (岩波文庫山家集67P秋歌・新潮470番・西行上人集・

 山家心中集・御裳濯河歌合・新古今集・御裳濯集・西行物語)

鴫立つ沢歌に関しての私のマガジン。

「鴫」の項を参照願います。 

http://archive.mag2.com/0000165185/20110210150000000.html

敷地はそれほど広くはないのですが、雨が降っていなければ

気持の落ち着く所だと思います。

でも家が建てこんでいて、歌の風情は望むべくもありません。

円位堂の中には伝文覚という富士見西行像があるらしいのですが

(わざわざ見ていない)名所図会では「真なるものとは見えず」と

軽く流しています。

何枚か写真は撮ったのですが、なぜかボケ画像ばかりです。

雨が降っていたとはいえ、情けないです。 

近くに「砥上が原」もあるのですが、行きませんでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 えは惑ふ葛の繁みに妻籠めて砥上原に雄鹿鳴くなり

         (西行上人集追而加書・西行物語正保本)

○ 砥上原(とがみがはら)

 藤沢市の江ノ島に向かって流れる片瀬川(堺川)の西方の野原を

 指す地名です。藤沢市鵠沼(くげぬま)辺りの古い名称です。

 藤沢市の西の茅ヶ崎市あたりまで含めていたもののようです。

 歌の砥上原の歌碑が茅ヶ崎市に二ヶ所あるそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

写真01 「鴫立澤」の石碑

写真02 崇雪が設置したという五智如来

写真03 二十一世庵主「時彦」の句碑

写真04 俳諧道場

写真05 円位堂

写真06 石碑

写真07 藤沢市の案内板


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
有難うございました (京の風)
2015-01-16 13:42:47
 毎日読ませていただきました

 行った地名などで昔がよみがえりだぶらせながら

 何度も読ませていただいています

 これからも毎日読ませていただきます。

 お疲れ様でした。有難うございました。

 お疲れ様でした。
返信する

コメントを投稿