おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

20.05.11嵐山まで

2020年05月15日 | 2020年

20.05.11嵐山まで

5月11日。コロナ禍の渦中にあることは変わりないのだが、

自転車で嵐山方面に向かってみる。

今は植物園も休みで、この時期に咲く花が見られない。

それで、あわよくばと思って出かけてみる。

目的は別に定めなかったが、ミニ植物園とも言うべき天龍寺に

行けば見られるかなという思いがあった。

幸いなことに天龍寺は参拝可能。ラッキーである。

天龍寺より前に、十数年ぶりなのか千光寺に参る。

千光寺は角倉了以を祀る小宇。嵐山の中腹にあり、もちろん観光寺社

でもない。禅宗寺院ではあるのだが、私たちの感覚としての

寺院の寺観には遠い。もともとは清凉寺の近くにあったのだが、

了以が移築したという。寺地も広かったらしいが、明治の上地令で

大部分を手放さざるを得なかったらしい。

現在の住職さんは小説にも登場したりしていて、有名人なのか、

小さな庭に先客が6名。

お寺からは保津川の流れが眼下に見わたせる。市街も見えはするが、

絶景というほどでもなすい。緑猛る今の時期よりは秋が良いだろう。

以前に秋にも来たのだが、もう記憶は定かではない。

写真は渡月橋右岸から千光寺に行くまでに撮影。

上の画像のあたりを「千鳥ヶ淵」と言う。平安末期、滝口入道との悲恋で、

横笛が身を投げたとも入水したともいう。源平盛衰記にある。

私の手持ちの「平家物語」では横笛は奈良の法華寺あたりで命絶えたという。

物語なのだし、事実はどうか分からない。作り物、脚色と言うことだろう。

嵐山には「滝口寺」があり、二人を祀る。

さて、天龍寺。

普段でもよく行く。おそらくは年間で5回ほどだろう。ミニ植物園という

感じもさせるほどに境内には花が多い。花好きの私としては見逃せない。

ここにしかない「ヘビノボラズ」という植物もある。

画像の内、山椒バラとトウオガタマは塔頭の三秀院で撮影。

他は天龍寺境内で撮影したものが殆どである。

下はアヤメ、サンショウバラ、ナツローバイ。

天龍寺の北門から辞して竹の道を通って亀山公園まで。

なんと、いつもは人がひしめいている竹の道も、御覧の通り。

わずかに数名を見ただけである。

亀山の公園の中でギンリュウソウを探したのだが見つからない。

すでに時期を失したということだ。また来年である。

そこから桂川の水面近くの道に下りると、なんと同好会の諸兄姉が

川面の撮影に余念がない。こういう邂逅もある。

自宅で人と会う約束があったので、思いを残しつつ私は20分程度で辞する。

かくしてこの日が終わる。

画像は例によってワンドライブに入れています。

よろしければ、御覧願います。

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あずささん (カズ)
2020-05-24 22:24:38
あずささん。

うあー、びっくりしました。
コメント拝見して、大変驚き、うれしくなりましたよ。何年ぶりでしょうか?
ご無沙汰しています。
まずまずお元気で、このブログをみて頂き、ここにこうしてコメントを書いて下さること、ありがたいことです。私の方もあずささんから連絡がないけどお元気だろうか?と常々思っていました。

私の方も大病をして、それから数年になりますが、何とか動けています。写真撮影はよくしているのですよ。
歌のマガジンも続けています。

よろしかったらまた見てくださいね。
今日は記念すべき日になりました。
ありがとうございました。
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暫くぶりです。 (あずさ)
2020-05-24 14:47:20
こんにちは

浦島太郎のような気分でお伺いしています。

お元気で何よりです。どうしたかと案じながらツイツ遂ご無沙汰しています。

ひめゆりの時だったでしょうか・・あずさの時代ですよね。素晴らしい撮影・・・感心しながら
今日は鑑賞させて頂きました。
健脚で何よりです。私も撮影はしていますが
足が弱くなり車中の撮影か少し歩いての撮影です、足が元気なのが何よりです。
娘のところに移住したので夢中でした。
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