加入させていただいているカメラ同好会の撮影会で大原に行って来た。
彼岸花の咲いている季節に、大原に行ったという記憶はない。
アジサイの頃、そして紅葉の頃の大原が多いと思う。
それ故に今の季節の大原は新鮮でもあった。
彼岸花もまずまず咲いていたのが良い。この花は今年は多くの所で例年よりは
開花が遅れたらしい。
彼岸花は、その名の通りに彼岸の頃に咲く。
この植物は、花がすっかり終わった後に葉を出す。葉は越冬する。
多年草なので、来年もまた同じ所に生えてくる。
種子はできないのだが、最近は「二倍体」という種子のできる彼岸花もあるらしい。
京都の植物園ではその二倍体を植栽している。
つまりは種を蒔いて咲かせているということだ。
天上に咲く赤い花という意味で「曼殊沙華」ともいう。仏教でも
大事な花のようである。
別称は200くらいあったと思ったが、まだまだ多いらしい。各地で思いおもいに
呼んでいる呼称が多いのだろう。
曼殊沙華 燃えて棚田の 道細し 高濱 年尾
赤も亦 悲しみの色 曼殊沙華 中村 芳子
テキストの入っていない画像は三千院。苔の庭と、わらしべ地蔵。
苔の庭の一枚はシンメトリックということを考えての撮影。
もう、あの地蔵も開放する時代に来ているのではないかとも思う。
彼岸花は、そのまま撮っても面白くないので、背景を黒くする撮り方も
してみた。必然はなくて、お遊びの範囲内である。
画像はワンドライブとリンクしています。一番上から入ってください。
素晴らしいアングルだと思います。
彼岸花もいろいろな角度から写されてさすがだと思いました。
三千院、ずいぶん前に行ったきりなのでうろ覚えです。やはりしっとり落ち着いたいいところですね。
オニタビラコは大きくなる雑草です。同じような花をつけて背が低いのにコオニタビラコという花もあります。?マークがついてたので書きました。
大原もまあ慣れてはいますが、かつて知ったる大原も新発見の部分もあって、そういう意味では刺激がありますね。今回は彼岸花の咲く頃という季節でしたし、それなりによかったです。
オニタビラコはその通りですね。ご指摘ありがたく。一本の茎からたくさん分岐して、花数も多いですね。
コオニタビラコは春の七草のホトケノザでもあって、なんとなくイメージにそぐわない気もしたのです。普通は春の花のイメージが強いけど秋にも花盛りですよね。
またいろいろ教えてくださいね。