石川県小松市駆け足旅行 01
2015/11/12 天気 晴れ
「奥のほそみち」の芭蕉の足跡をたどって石川県小松市に行く。
初めは11月2・3日の予定だったが、宿と交渉して12・13日に延期する。
まずまず忙しく、2・3日の次は12・13日しか空いていなくて、那谷寺の
紅葉がどうかなーという一抹の不安があったが、変更して正解であった。
紅葉は進んでいたが十分に見られる状態だった。
順を追って時系列に記述する。
サンダーバードで小松駅に降り立ったのは11時半。すぐさま近くの観光案内所。
小松のマップやら芭蕉関係資料を手に入れる。ネットで下調べをしていたが、
案内所には立ち寄ることが必須だと思う。
小松には芭蕉関係史跡が多い。芭蕉が小松にたどり着いたのは「奥のほそみち」の途次、
1689年8月24日のこと。芭蕉46歳の年。歩いての旅は厳しいものだっただろう。
小松には小さな寺社が多いことに驚く。
まずはじめに小松天満宮。マップがありはするがスマホの地図も重宝する。
天満宮には「あかあかと日はつれなくも秋の風」の句碑がある。撮影せず。
天満宮から芦城公園を通って兎橋神社。趣のある公園だ。
兎橋神社と、通りを挟んで隣にある「すはまへ芭蕉公園」
「しをらしき名や小松吹く萩薄」「ぬれて行や人もをかしき雨の萩」
建聖寺・本折日吉神社と行く。日吉神社の鳥居が珍しい。
秋の日は釣瓶落としである。寺社参詣はこれまでにして、いったん小松駅に戻り「安宅の関址」に行く。
勧進帳で有名だが後世に作られたものだし、真実は違うはずだ。
「義経記」も戦記物で脚色が入っていて必ずしも真実であるはすはないが、それでもより
真実に近いものと思う。ともあれ義経がこの辺りを通ったのは1186年末頃のことだろう。
安宅住吉神社などを見てから、近くのレストランで食事。
ここの夕日も撮影したくて、レストランで少しゆっくりする。
夕日撮影はうまくいかなかった。海面から上にかけて幅広の厚く黒い雲がかかっていて、陽はその雲に
隠れてしまうので、これでは無理なのも仕方ない。
タクシーはいなく、仕方なくその場で1時間ほどを電子書籍で小説を読みながら過ごし、バスで
駅前まで。駅からほど近い安宿に投宿する。
カズカズさんはきちんと要所をおさえて、前もっての確認もされていて、すごいなあと思います。
きれいな紅葉など、私も旅した気分で楽しませていただきました。
ありがとうね。
いやいや、ちっともすごくないですよ。私の状況が自由に出歩くことを許しているというだけの話。
picoさんなどは人様のためにいろいろとすることがあって、それは同時に自分の活動が制約されるということだから、それはそれで一つの充実ですよ。
私もまあ昨年大病?をして、年も年だし、今のうちにしかできないことをしているだけです。いつまで続きますかねー。できるだけ活動的でありたいと思っています。