造り、みたいな部分。リンキチです。
築50年木造平屋建てリノベ古民家で
生活している毎日ですがレトロ、アンティークな
ネタの一つとして我が家のその昔ながらの
デザインというか意匠というか部分的にいくつか
あるのですがその辺の紹介です。
リノベの際に破壊されてしまった部分も多々
ありますが残った部分、残された部分にスポットを
あててみましょう。
まずはたびたび登場の玄関。
リノベ記事から建具記事等で、すでに何度となく紹介
している我が家のレトロ玄関です。
親子ドアオープンの図。
清掃や大物搬入時に威力発揮。
大物搬入といっても大物が玄関クリアしても
各部屋の扉が狭ければ意味は無いのですが…。
玄関天井部分の化粧梁?でしょうか。凝った
模様が入っています。玄関天井は勾配天井で
塗り直しのみなのでそのまま残ってます。
そして玄関隣の部屋との壁上部にもモールガラスの
建具があって開閉可能。
不思議な意匠なのでそのまま残してあります。
これはリビングにある雨戸を収納する際に
使用する室内の小建具。
雨戸を残してあるので必然的にこの小建具も
残されました。
廊下部分は3間あり、雨戸は6枚収納されます。
ここから手を突っ込んで奥へずらしながら格納
します。結構大変。
その廊下部分の3間上部は
木枠のFIX窓、いわゆるはめ殺し窓です。
はめ殺しとはいえ、間のサンが外れ、ガラスを
外すことは可能です。
和室の木建具の窓。
捻子締り錠付きで雰囲気的に残しました。
というのも残りの窓は小窓を除きすでに
アルミサッシに変更済みだったので。
和室の天井は船底天井と
言われる趣のある造りです。
既存状態のまま活かしました。
自然木の垂木、そして棟木には
玄関同様な模様が見られます。
この天井を新たに造るとなると
結構コストが掛かるとの事、
迷わず残しました。
他部屋の木建具の小窓。
擦りガラスで捻子締り錠付きです。
機密性に関しては残念ですが。
こちらはアルミサッシですがガラス模様が
昭和レトロなデザインガラスです。
トライアングル柄。
こういうガラスは今はなかなか作れないなんて
工務店の社長サンが言ってました。
だから残した訳ではありませんが。
この窓で注目すべき点がもう一つ、この鍵部
ガラスデザインに合わせたかのような
トライアングル型でいわゆる普通の
クレセント錠ではありません。
いい仕事です?
オマケ。玄関上部に懐かしい電電公社マークの
プレート
地名が入ってる部分はモザイクしてます。
レトロな雰囲気を演出するあえて残した小物です。