どうも、リンキチです。
完成エピソード2回目の紹介エリアは
現在、主寝室として使っている部屋の巻。
ちょっと逆光で暗い感じになってますが
8畳ほどのこの部屋の開口は腰窓1間半分、
別面に天井近くと腰ほどの高さの小窓が
2箇所あります。腰窓1間半はサッシですが、
小窓2箇所は木建具です。
杉板フローリングは他部屋と同様。
AM中は日当たりがとても良いです。
ビフォーの状態。なんということでしょう。
畳敷きの部屋でした。
リノベ後は天井を無くして小屋組を露わに。
スギちゃんみたいにワイルドにしました。
(最近こればっか)
小屋組天井にはかつてのノップ碍子引きの
配線が出てきたのであえて残して
もらいました。今は通電していません。
昭和30年代の建物にはこういった配線が
天井裏に残ってたりします。
ノップ碍子の中古品をわざわざ落札して
いたリンキチにとってはとても興奮する
アイテムです、ハァハァ。
このように天井を高くすると
部屋自体が広い空間として感じられます、
がデメリットも。
冷房はまだしも暖房がちょっと利きにくいです。
真冬、この部屋の広さなら石油ストーブ
アラジン1台だけでも十分なはずですが
エアコンとの併用でないと中々暖かくならず、
寒くて、ハァハァ。
そんな小屋組天井に付いてる照明は
鎌倉にもゆかりのあるデザイナーの
イサムノグチ氏「AKARI」あかりシリーズの
照明。竹ひごの骨組みと和紙のシェードで
出来ている為、とても軽くエアコンの風でも
多少ゆらゆら、ブラブラしてます。
イサムノグチはかつて鎌倉山崎に
住んでいた北大路魯山人に陶芸を
学ぶ為、同邸宅敷地内に暮らして
いた時期があります。
なんという収納でしょう。ビフォーの収納です。
変わった造りですが使い勝手はあまり
良くなさそうな奇妙な収納なので
造り直して約1間半ぐらいの
収納スペースとロフト的な
スペースも確保しました。
収納扉は過去にも紹介している通り、
元々の廊下部分にあった雪見障子の
建具を使っています。
同アングルでアフター。雪見障子は
収納内の景色が楽しめます。
お客さんにここを紹介するとたいてい、
超ウケる~と好評。
小窓はそのまま生かしてあり、小窓の
障子は他部屋に元々あった欄間用障子、
大きさが一緒だったので隙間対策で
設置してあります。
次回はトイレ、洗面、風呂場
まとめてサニタリーエリアの巻。
まとめてというより
まとまってんだけどね。