今はオジンの身であるオイラだが、こんなオイラにも他の人と同じ様に甘酸っぱい青春時代はあった。
ロックばっかり聴いていたわけではなく、流行りの歌謡曲やフォークソングなんかを時折を口ずさんだりしていたっけ。
1972年6月和物では演歌専門だったレーベル、ビクターからポップス歌謡第一号として麻丘めぐみがアルバム・デビュー。シングル、”芽ばえ”を引っ提げて一躍売れっ子アイドル歌手となる。
その6ヶ月後に第2弾のアルバム、”さわやか”が発売されてオリコン10位、シングルはアルバムから2曲カット。”悲しみよこんにちは”が6位、”女の子なんだもん”が7位とその人気を決定づける。
その後も継続的にアルバムやシングルを出し続けるが、彼女のピークはやっぱり1972年のデビューから1974年末の2年間に集約される。
アルバムには歌謡曲風の曲も収録されているが、やっぱり筒美京平作曲の軽やかなポップス系の曲が彼女にはフィットする。
久しぶりに聴くと恥ずかしながら楽しかったあの頃を思い出す。