小さなスピーカー2本では迫力が出ない。
これは低音が足りずに全体的に音がフラットに聴こえるからだと思う。ウーファーの径の大きいスピーカーを使えばいいのだけれど、やはり集合住宅内で大きな音を出すのは憚られる。そこで低音のみを強調出来るサブ・ウーファーを今年買ってみた。
ただあまりに低音を強調し過ぎると上下両隣の住人の皆様に騒音を届けてしまう事にもなる。色々試行錯誤の上でサブ・ウーファーの音声がよく聴こえるように出来るだけ近場に寄せる事によって適切な音量に絞って聴けばいいのではないかと....
少し離れた床に直置きしていたウーファーを木の椅子に乗せて約45センチ持ち上げ、それを足元の近くに設置した。オーディオ・マニアではないので果たしてこれが正しい方法なのかは分からないが、全体の再生ボリュームを上げなくとも低音が強調されている様に聴こえる。
本日は久々にプロコル・ハルムの1973年の6作目のスタジオ・アルバム、Grand Hotelでも。
R&Bにクラッシック・ミュージックの要素を融合させた作風でデビューした彼らは、このアルバムでもゲイリー・ブレッカーの伸びやかなヴォーカルにロック・バンドの演奏と荘厳なオーケストラやコーラスのアンサンブルが上手く絡み合いその実力を遺憾なく発揮している。お馴染みのT.V. シーザーやスウィングル・シンガーのコーラス付きのファイヤーなど聴きどころ満載。
音量を絞っても低音が効いてていい感じかな。
小型スピーカーの左寄りの床に直置きだったのを、椅子に乗っけて前方にドド〜ンと進出!