気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオサギのコロニー 2

2024年05月16日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)の様子を池の対岸から観察・撮影しています
クスノキの枝葉に隠れていますが、じっくり観ると巣やヒナの姿を確認できます

上の写真の右上に体色の薄いアオサギが写っているのは成長したヒナです
右手のペアは、いまだ婚姻色も残っていて抱卵中のようですね
巣材の枝を重ねて巣の補強をしているようです







★サムネイル(下の小さな画像)をクリックすると拡大画像が表示されます
アオサギやカワウのコロニーの様子を見られます。





数多くのアオサギやカワウが営巣しているため
巣材となる木の枝を見つけるのも一苦労のようです。
池の中の島に降りて、植栽をむしり取って運ぶ姿も見られます












アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


日本各地のアオサギの営巣の模様が紹介されています

◆アオサギを議論するページ アオサギのプロフィール
https://www.grey-heron.net/profile-of-grey-heron/



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アオサギのコロニー

2024年05月15日 | アオサギ繁殖

都市公園の林のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たちのコロニー(集団営巣地)
にぎやかに順調に子育てが進んでいます
遊歩道の上の大樹を見上げると アオサギやカワウの巣を幾つも目視できます
ヒナの姿は見えない巣が大半 いまだ抱卵中のペアも少なくない様子

アオサギの抱卵日数は26日間前後、ヒナが巣立つまでほぼ二カ月を要する大仕事です











ボート池の中の島
使用しないボートの係留に使われていて一般人は立ち入りできず。
ほぼ無人の島なので、アオサギやカワウの憩いの場になっています。

成鳥に混じって、今年誕生したらしくヒナも一羽確認できますね。
GW明けには、既に巣立ちの始まっている巣もあります。






カワウの巣
かたわらで親鳥が羽を乾かしています。









アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


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アオサギ 樹上で太陽礼拝

2024年05月07日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち
晴れた日には、樹上の巣の上で翼を広げて日光浴

太陽礼拝、パラボラアンテナ、座禅…などと呼ばれる独特のポーズ
アオサギたちが子育ての成功をお日様に願っているようでした







巣材の枝もまばらで小振りな巣の上で一羽の親鳥が動き回っています。
いまだ抱卵中と思われる巣の中で小枝の位置を変えて巣を整えているようでした。




おおざっぱに集めた枝を積み重ねただけに見えるアオサギの巣ですが、
それぞれに工夫がありこだわりがあるのでしょうね。






この巣は、これまで営巣を確認していないクスノキで一組だけ抱卵中です。
今後の軽かが気になるので、注意して観察を続けていきます。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


日本各地のアオサギの営巣の模様が紹介されています

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アオサギ&カワウ 集団営巣地

2024年05月06日 | アオサギ繁殖

アオサギとカワウのコロニー(集団営巣地)のある公園に観察にやってきました
広いボート池の対岸から、巣のかけられたクスノキの林を眺めてみます
生い茂った枝葉の間にアオサギの姿が点々と見えています

ひときわ足の色が紅く目立つ成鳥アオサギが一羽 目を引きます




背後にかなり大きく育ったヒナが3羽見えます。親鳥とほぼ同じ大きさに成長しています。
ヒナの右手後方に別のアオサギ成鳥の姿が。一見するともう片方の親鳥のようにも見えますが
どうやら別のアオサギの巣があり抱卵中のようでした。

通常、アオサギの婚姻色はつがいが形成され営巣すると段々色褪せていくと聞いています。
この巣の親鳥は、いまだ婚姻色が美しく、いまだ繁殖可能な状態なのでしょうか?
 シーズン二度目の繁殖もありうるのでしょうか??




サムネイル(下の小さな画像)をクリックすると拡大表示されます。
コロニー(集団営巣地)のクスノキの様子をうかがうことができます。








コロニーのあるクスノキの真下に移動してきました。
フン爆弾に注意しつつ、樹上を見上げてみましょう。


今回掲載した巣は、ヒナの姿は見えず。
枝の数も少なくまばらで巣も小さく いまだ抱卵中のようでした。








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アオサギ 巣材運び

2024年04月23日 | アオサギ繁殖

繁殖期には巣材の枝を探すアオサギ(青鷺)の姿を思いがけない場所で見かけます
枝厚めの合い間にちょっと小休止 働きづめはダメダメ たまには休みも必要ですよね

コロニー(集団営巣地)のあるクスノキの大木の上に見つけた枝をせっせと運ぶアオサギたち
巣では抱卵中のペア相手が待っているのでしょうか? すでにヒナが孵化した巣もあるでしょう
ヒナの成長に合わせて、巣を大きく広く増改築する必要があります

















アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


↓ 巣の材料になる枝を集めて樹上で小枝を折り取ろうと奮闘中のアオサギを掲載しています。
◆巣材を集めるアオサギ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/85b75944154675db52fc5a646e4639f5



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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アオサギのお家(巣)拝見!

2024年04月22日 | アオサギ繁殖

都市公園のコロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)の巣
写真を撮って見比べてみると それぞれに違っていて興味深いです


一羽の親鳥が仮眠中の巣 いまだヒナの姿は見えません。
土台となる部分の枝がうずたかく積み上げられかなり厚みがあります。



親鳥が一羽寝そべって抱卵中らしき巣
積まれた枝も少なくまばら シングルベッドといった外観です。
今後、さらに巣材を追加してヒナの孵化や成長に合わせて増築予定なのでしょうか?



こちらの巣にも親鳥が一羽だけ 卵やヒナの有無は地上からは確認できず
枝をくわえて移動させていました。巣を増改築中なのでしょうか?



同じアオサギの巣でも2倍近く大きさに差があります。
右手奥の小さいほうの巣には抱卵中らしき親鳥が一羽寝そべっています。



2羽の姿を確認できます。
向かって左は一回り小さく羽毛の色が淡くヒナのようにも見えますね?





こちらの巣には親鳥が一羽  
立ち上がって抱卵中の卵の向きを変えているかのように見えました。




無造作に樹上に拾い集めた枝を積み上げているかのように見えますが
枝が複雑に入り組んでいる木の又を選んで巣を掛けていることが分かります。

幹から何本も真上に伸びた枝が、まるで巣を包んで支えているかのようです。


こちらの巣も木の又や周囲の木の枝が重なり合った場所に巣を掛けています。

土台となる下の部分に葉のたくさんついた枝を多く積み巣を安定させているようです。


コロニーのアオサギたちは、それぞれに知恵と経験を働かせて自然界から材料を調達し
夫婦の力を合わせて巣を創り上げ 卵をあたため雛をかえし 一人前に育て上げていきます。
その知恵と無償の愛情、献身ぶりは「本能」という言葉だけでは説明のつかない尊い行いに思えます。

所によってアオサギの巣は「糞害」として嫌われ、駆除されてしまう場合もあります。
鳥獣保護法によって卵やヒナのいる野鳥の巣を撤去することは禁止されていますが、時にはそれさえ守られないのが現実です。

一人でも多くの方に、アオサギの存在や生態を知って理解していただき、共生できるよう心から願っています。
ここに掲載する写真や文章が、微力でもその一助になれば、との思いを込めて毎回撮影しています。
今後も、アオサギたちの子育てを見守り観察し、その姿をブログでお届けしていきたいです。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。

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アオサギの雛 すくすく育つ

2024年04月22日 | アオサギ繁殖

都市公園のコロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺)順調に繁殖が進んでいます
林間の遊歩道から樹冠を見上げると枝をくみ上げた巣が幾つも
その内の一つの巣では、予想外に大きく育った雛を2羽確認できました
長年アオサギ観察を続けている研究者の方に観て頂いたところ
孵化後5週目くらいの雛ではないか?とのことでした




高い樹の上に掛けられた巣の様子は容易に観察できませんが
ここまで大きく育てば、地上からその姿を確認できます。
この大きさならカラスに襲われる危険もほぼなくなるとのこと。
実際、この巣に親鳥は不在、ヒナだけでお留守番の状態でした。




この巣は親鳥が一羽座っていました。
ヒナの姿は見えず。



別の巣では、親鳥がしきりに巣の中をつついていました。
抱卵中の卵の向きを変えていたのかもしれません。



枝の奥の大きな巣には二羽の姿が見えます。
親鳥が二羽なのか・・・一羽は雛なのか?判別は出来ず



同じコロニーでは、カワウも繁殖中です。






下の小さな画像(サムネイル)とクリックすると大きな画像が表示されます。
池の対岸からコロニー(集団営巣地)の木々の写真です。





アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆森と水の郷 あきた   野鳥シリーズ アオサギ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/39-aosagi/aosagi.html


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コロニーのアオサギたちのお話は、次回へと続きます。
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