薄氷の張る寒さ厳しい2月の早朝のことでした
群で越冬しているヨシガモ(葦鴨)たちが池から姿を消しています
早くも繁殖地に向け旅立ってしまったのだろうか?と落胆しかけた時
ポツンと一羽 ヨシガモ雄♂が居残っているのが見えました
群で越冬しているヨシガモ(葦鴨)たちが池から姿を消しています
早くも繁殖地に向け旅立ってしまったのだろうか?と落胆しかけた時
ポツンと一羽 ヨシガモ雄♂が居残っているのが見えました

不思議なことにカイツブリ(鳰)が一羽 ヨシガモの傍らに寄り添っています。
まるでヨシガモを心配し労わっているかのように見えました。
「仲間がいなくなったの、どこへ行ったか知らない?また戻ってくるかしら?」
「いやぁ~ どうしたらいいのか とりあえずガマの茂みに身を隠していようね」


保護者のように付き添うカイツブリのほかに
もう一羽冬羽の名残りがある一羽も氷の間に浮かんでいました。



一羽だけ取り残されたヨシガモが気がかりで、数日後に状況確認に再訪。
結果から言うと群の仲間は再び池に舞い戻っていて、ほっと一安心。
氷が張ってうまく採食できなかったので、どこか他の池に出かけていたようです。
のんびり屋のこのヨシガモ♂だけが取り残されてしまったようでした。

ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属
◆ヨシガモ e-bird
https://ebird.org/species/falduc/
カイツブリ(鳰)Little grebe 全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属
◆カイツブリ e-bird
https://ebird.org/species/litgre1
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