まったく思いもよりませんでしたが、湧別町農協から町に対して中止要請があり1週間後に行われるサロマ湖100キロウルトラマラソンが中止になるかもしれないという話を知りました。(こちらの
ブログ)
たしかに北海道の大会開催地あたりは酪農が盛んな地域。同じく酪農の盛んな地域にある中標津のマラソンも中止になったとか。口蹄疫の感染拡大が報道される中、日本全国から参加者が集まる大会に不安を覚えられる酪農家の方は多いに違いありません。例年ならそういう方たちがまさに地元で応援してくれて開催されていたに違いなく、万が一にもこの地域に口蹄疫渦が広がるようなことがあったなら、大会の今後の存続さえ危ぶまれる事態になりかねません。さらに酪農家の方にとってはまさに死活問題、マラソン大会云々の話どころではない。
現在のところ「中止」という最悪の事態には至っていないようです。わたしは参加しませんが、知っている方で参加される方もいて、もし中止ならとても残念ですが、昨年のインフルエンザで相次いで中止になったマラソン大会の例もあります。
地元の方の不安なく開催されるのであればそれに越したことはありませんが、専門家の意見を尊重し、来年以降参加者・地元の方ともに笑顔でレースが存続できるよう、今年は場合によっては厳しい決断が必要な可能性も十分考えられそうです。
※大会主催者による参加者への「重要なお願い」は
こちら。
■北海道マラソンへの影響は?
わたしは8月末の北海道マラソンにエントリーしています。万が一にも8月までこの口蹄疫渦が鎮静しないような事態となれば、それはまさしく「マラソンどころの騒ぎじゃない」パンデミックの状態。
そんなことにならないように心から祈るばかりです。
野党からは責任問題を追及するような声も上がってます。逆に赤松農相の交代で責任問題切り上げるというようなこともないとは思いますが、まずはとにかくこの問題の100%鎮静化に一致協力して取り組んでいただきたいと切に思います。