香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

猫と妻と暮らす

2013-11-10 23:14:11 | 本のこと
めずらしく1日に2度ブログアップ

小路幸也さんの『猫と妻と暮らす』

 大学で研究する和弥は、恩師の娘を嫁に貰った。
 ある日、帰宅すると妻が猫になっていた。
 実は和弥は、古き時代から妖に立ち向かう
 蘆野原一族の若き長。
 幼馴染みで悪友の和泉と、
 猫になった娘とともに、
 文明開化の世に出没する数々の災厄を防いでいく。
 陰陽師や祓師のような力を持つ主人公と
 悪友との軽妙なやりとり、
 猫になったときの記憶がない美しい妻との
 叙情的な日常を、丹念な筆致で描く幻想小説。


小路さんの小説は、嫌な人が出てこない
都合のいい展開だけれども
なんとなく人の良さで救われるのは変わらず
今回は幻想小説というだけあって
不思議な雰囲気も醸しだしていて
読んでいると違う世界に入り込んでいく感じ
恩田陸さんの常野物語シリーズ
梨木香歩さんの『家守奇譚』と似ている世界観で
小路さんは、多彩な作家さんなんだなと思いました

明日の朝は雪の予報らしく
もうすっかり寒い夜の部屋
パジャマにカーディガンを羽織って
ひざ掛けと厚めの靴下の生活突入
ひとりは、さびしいし寒いなと思う夜です

晴れて降って

2013-11-10 19:40:06 | なんでもない話
金曜日の大荒れから一転して
土曜日はとてもいい天気
朝、北大の方を走ってきたら
銀杏並木はほとんど葉が落ちて
ぎんなんの「うっ」という香りが満ち満ち
山には雪がうっすらと冠っていました


夜は、Paul's Cafe2013
ベルギービールフェスティバルへ
お料理を食べながら
10種類のベルビービールの試飲をし
ビンゴ大会やオークションなどの3時間


10杯といってもグラスに1/3くらい
バイキングのお料理の量が人数分に足りなくて
ベルギーといえばチョコレートとかワッフルとかかなぁと思っていたけど
バイキングにあったデザートがいちごのフルーチェで
ベルギー料理という感じだったのは、ムール貝くらいかな
蕎麦とかカッパ巻とかだったし、
5時からはじまって6時くらいには
バイキングの料理はほぼなくなっていたので
空腹をビールで満たした感じでした

ビンゴ大会が1時間ちかく続いて
もういいよ、と思っていたところ
まだ当たっていない人と呼ばれて前に行ったら

女性優先で、Tシャツや栓抜きなどなど
袋ごともらえました
ビンゴに当たった方々が小瓶ビール1本だったのに
外れたわたしの方がいいものをもらった感じで
仲良くなった周りの方々にちょっと申し訳なかった

オークションも1時間以上ずっとやっていて
真ん中に陣取っていた常連客の方々にほぼ落ちるという感じ
席も決まっていたので、最初からそういうものだったのかな
と、なんか、文句タラタラ
結構な参加費だったので、
食べ物のうらみは・・・という気分かな
ま、もう行かなくてもいいなと分かったことが良かった

今日は、朝からすごい風と雨
約束があって出かけたのだけど、用事が無くなり
ひとりでカフェで珈琲飲んでいたら、
お友達が誘ってくれて、ドライブしたり
プラプラ買い物したり、珈琲のんだり


ドライブで通った滝野霊園
通るたびに思うけど、なんでモアイ像なんだろう

途中で入ったロイズ珈琲館のトイレに

秋らしい可愛らしいかざりもの

午後からは雨もやんで
長靴はいてショッピングモールを歩いていたので
ちょっと気恥ずかしかった 
そんな休日