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小路幸也さんの『猫と妻と暮らす』
大学で研究する和弥は、恩師の娘を嫁に貰った。
ある日、帰宅すると妻が猫になっていた。
実は和弥は、古き時代から妖に立ち向かう
蘆野原一族の若き長。
幼馴染みで悪友の和泉と、
猫になった娘とともに、
文明開化の世に出没する数々の災厄を防いでいく。
陰陽師や祓師のような力を持つ主人公と
悪友との軽妙なやりとり、
猫になったときの記憶がない美しい妻との
叙情的な日常を、丹念な筆致で描く幻想小説。
小路さんの小説は、嫌な人が出てこない
都合のいい展開だけれども
なんとなく人の良さで救われるのは変わらず
今回は幻想小説というだけあって
不思議な雰囲気も醸しだしていて
読んでいると違う世界に入り込んでいく感じ
恩田陸さんの常野物語シリーズや
梨木香歩さんの『家守奇譚』と似ている世界観で
小路さんは、多彩な作家さんなんだなと思いました
明日の朝は雪の予報らしく
もうすっかり寒い夜の部屋
パジャマにカーディガンを羽織って
ひざ掛けと厚めの靴下の生活突入
ひとりは、さびしいし寒いなと思う夜です
小路幸也さんの『猫と妻と暮らす』
大学で研究する和弥は、恩師の娘を嫁に貰った。
ある日、帰宅すると妻が猫になっていた。
実は和弥は、古き時代から妖に立ち向かう
蘆野原一族の若き長。
幼馴染みで悪友の和泉と、
猫になった娘とともに、
文明開化の世に出没する数々の災厄を防いでいく。
陰陽師や祓師のような力を持つ主人公と
悪友との軽妙なやりとり、
猫になったときの記憶がない美しい妻との
叙情的な日常を、丹念な筆致で描く幻想小説。
小路さんの小説は、嫌な人が出てこない
都合のいい展開だけれども
なんとなく人の良さで救われるのは変わらず
今回は幻想小説というだけあって
不思議な雰囲気も醸しだしていて
読んでいると違う世界に入り込んでいく感じ
恩田陸さんの常野物語シリーズや
梨木香歩さんの『家守奇譚』と似ている世界観で
小路さんは、多彩な作家さんなんだなと思いました
明日の朝は雪の予報らしく
もうすっかり寒い夜の部屋
パジャマにカーディガンを羽織って
ひざ掛けと厚めの靴下の生活突入
ひとりは、さびしいし寒いなと思う夜です