世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

1日目 (5)ホテル

2006年08月11日 04時13分32秒 | Weblog
一人旅の夜は更けるのが早い。
明日のプラニングや荷物の整理をしていたら、あっという間に12時。
おやすみなさい。

1日目 (4)柳と井戸

2006年08月11日 03時11分06秒 | Weblog
柳井の名前の由来は「柳」と「井戸」。
わっかりやす~い!
ここの水を飲むと美人になるらしい。
飲みまくり。
でも、これに似た伝説が宇都宮にもあったような…「亀井の水」だったっけ。

水を飲んでいると、一人旅男子発見。しかもメガネ男子。
写真を撮ってもらった。
話を聞くと広島県の人らしい。
蚊に刺されてポリポリ掻いている私に、突然「ウナコーア」を鞄から取り出して「使いますか?」!
しかし、見ず知らずの人の新品ウナコーアを使用してしまうのは気が咎めたので、遠慮した。
一緒に国木田独歩の旧家を散策した。
「国木田独歩って知ってますか?」と訊かれた。
「ええ。はぁ。」としか答えられなかった。
ぢつは、映画「四月物語」で知った程度の認識しかないのだ。

主人公の女子の憧れていた先輩が武蔵野大学に進学し、その先輩を思うあまり彼女は国木田独歩の「武蔵野」を読みながら「武蔵野…武蔵野…」と呟くシーンで知ったんである。

一人旅メガネ男子と別れ、町をぷらぷらした。
本当に人が少ない。
ドラえもんの映画「のび太と鉄人兵団」に出てくる鏡面世界の如く、人がいない。

広島に戻ろうとしたが落雷で電車が大幅に遅れ、結局行きの倍の時間かかってしまった。

駅ビルでお好み焼きを食べ、10時前にホテル到着。

1日目 (3)商家むろやの園

2006年08月11日 02時07分46秒 | Weblog
雨と雷にやられた。やはり私は雨女。
雨宿りのつもりで「商家博物館むろやの園」に入った。けっこう軽い気持ちで。
豪商小田家宅。
間口が狭く奥行きが長い…「ウナギの寝床」。
しかし、14メートルの間口に対し、奥行き120メートルって凄い!
途中中庭とかあった。
その他、家庭教師用の長屋、納められた年貢を貯蔵する蔵などが迷路のように入り組んでいて面白かった。
特に雨に打たれた中庭はなかなか趣きがある。
天気雨がキラキラ光りながら緑に溶けていく様は、息を飲むほどだった。
蔵の中の品も当時としてはハイカラなものばかり。
アイスクリーム製造機とか象牙のかんざしとか。
蔵から庭を眺めると、山口の山々が見えた。

柴田理恵に似た受付のオバチャンは、マジでよく喋る!
客は私一人だったため、小田家の略歴などを案内してくれた。
あと、大好きなヨン様のことまで…。

1日目 (2)金魚ちょうちん

2006年08月11日 01時01分08秒 | Weblog
「やない酒蔵」にて金魚ちょうちん作りをした。
インストラクターの奥林さんに丁寧に教えていただいた。

ヒレののり付けや模様の絵付けをしたのだが、思うようにいかない。
30分ほどで、完成。
…あっ、これ、持って帰ることを忘れていた。
すごくがさばるのだが、可愛いから許す!

写真はホテルで撮影したMY金魚ちょうちん。

1日目 (1)柳井

2006年08月11日 00時31分07秒 | Weblog
朝5時起床。
毎年この旅の朝は天気が良くない。
しかし、今年は雨が降っていなかった!
雨女返上?
前日興奮して寝つけなかったので、なかなか起きられなかった。

新幹線のホーム。
出発前のエンジンの音、車掌さんのアナウンス、手に持った駅弁。
そんなものに、ココロが躍る。
そんな私を乗せて、ゆっくりと東京駅を出発した。
新幹線の中では、進行方向向かって左側の車窓をただただ眺めていた。
広島駅のロッカーに荷物を預け、柳井に向かう。
柳井行きは前日に決めた。
柳井名物の金魚ちょうちんが可愛いことを急に思い出したんである。
柳井到着。
町中金魚ちょうちんだらけである。
白壁の街にたくさんのの真っ赤な金魚ちょうちんがヘロヘロ舞っていた。
可愛さに釘付けであった。