世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

浪漫飛行

2012年09月01日 22時30分21秒 | Weblog
今週は、ハードだったせいか、今日は、一日コロコロしていた。
飲み会、出張、そして昨日のボリューミーな仕事内容…。
身も心もクタクタだった。

冷房に効いた部屋で布団にくるまりながら、本を読んだり、スマホをいじりまくったり。
煙草をくわえながらネットとか。小腹が空いたらカップラーメンを啜る。ヒキコモリ生活を満喫。

旅行カバンの修理が終わったとカバン屋から電話があったので、夜、出掛けた。
取っ手部分がきちんと直っていてるだけではなく、いたる所に付いていた傷みも払拭され、綺麗になって返ってきた。

この革製のカバンとは、ニューヨークや香港にも行った。広島も北海道も、そして実家の帰省にも。いつでも一緒。
空港で、荷物がベルトコンベアに乗せられて来るのを待つとき、この赤色は大層目立つ。
買って10年になる。戻ってきて安心。





最近、林真理子先生の「戦争特派員」を読んでいる。上下巻ある長い小説だ。毎年夏に読み返すのが恒例。
今日読んだ部分にスーツケースのことが書かれてあった。
主人公・奈々子が社長に抜擢されてパリへ出張に行く前日、パッキングをしているところだ。




以下、抜粋。


 掃除をした時に使った雑巾で、奈々子はついでにスーツケースを拭く。サムソナイトのごく平凡なものだ。ふつうのものよりも違っていることといったら、傷が非常に多いことかもしれない。年に二度か三度、奈々子と共に旅してきたスーツケースだ。それぞれの空港を思い出しながら、傷を指でなぞっていたら、どうしても梶原に会いたくなった。せめて声を聞くだけでもいい。





これから主人公・奈々子がどのようになるのか、もう何回も読み返して知っているのだが、読む度に着眼する箇所が増えていく。昨年読み返した時には気付かなかった部分に心が引っかかる。

カバンと小説のせいか、また海外に行きたくなった。
来年はロンドンに行きたい。
せっせと貯金しよう。


浪漫飛行



社長のカラオケの十八番だったりする。




高校生クイズ

2012年09月01日 00時16分45秒 | Weblog
高校生クイズを観た。
毎年晩酌しながらこの番組を観るのが恒例。


途中まで地元の宇都宮高校が残っていて、興奮。

決勝戦は船橋高校と開成高校。
私も1問だけ解けた。

「この絵の題名は?」という問題。


「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」(ゴーギャン)


この絵、超好き。
開成高校の生徒が「図書館で立ち読みしてこの絵の題名を覚えた」と言っていたのだが、その記憶力、半端ない。
私がこの題名を覚えていたのは実際に美術館でこの絵を観賞し、以後、何度も思い出したから。

2009年7月11日 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか

人生を画面右側から左側の流れで表現。
右端の赤子(生)、
禁断の果実を取る女性(人生における誘惑の象徴)、
果実を貪る子供、
そして左端で蹲る、死を悟った老婆(死)。





私の母校も高校生クイズで優勝したことがある。
第14回、私が高校2年生の時だ。
優勝したことは知っていたけど、番組放送中は興奮した。

余談だが、母校のWikiを眺めていて、室井佑月が高校の先輩だということを知った。

>高校時代は周囲に馴染まず 孤独でいることが多かった、進学校でありながら同級生で唯一人 進学も就職もしなかった。当時はあまりいい過去とは思っていないようで栃木県内の進学高卒と語ることが多い、担任の教師と特に合わなかった。

とのこと。誰だったんだろう、担任。




この番組を観終えると、いよいよ秋に突入する。
しかし、まだまだ残暑が厳しいもよう。
体調に注意しようっと。






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ブルームーン

2012年09月01日 00時11分54秒 | Weblog
今宵、満月。
しかも「ブルームーン」と呼ばれる特別な月だ。

ブルーといっても月が青くなる現象ではない。
これは、1カ月の間に2回満月が見られるということ。
数年に一度起きる現象で、見ると幸せになれるという言い伝えがあるという。
今夜を逃すと次は2015年。

ベランダに出て、煌々と辺りを照らす月を眺めた。
静かで優しい光を浴びながら、幸せを祈った。



Clair de Lune