世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

予行演習

2012年09月14日 23時11分21秒 | Weblog
今週も無事終了!
火曜日から怒涛の忙しさだった。
魅惑の晩酌タイム。
つまみはSEIYUで20%オフになっていた生春巻き。
林真理子先生の「戦争特派員」で、主人公・奈々子がパリのベトナム人街で生春巻きを食するシーンがある。
20%オフという嬉しい価格だけではなく、きっとあの光景が私の中で深く印象に残っていて、それが私にこの商品を購入させたのかもしれない。



今朝は防災訓練があった。いつもより早く出勤せねばならず、ちょっちうんざり。
本社の社員全員で、総務室男性による消火器の使い方の説明、社員による119番通報の実演を眺める。
最近、店から本社にやってきた男子が119番通報をするよう任命された。彼と消防のやり取りがマイクで拡張され、フロアに響き渡る。
こともあろうに、その男子、電話番号を誤っていた…。社長の目が一瞬、鋭く光っていた…。こぇえ。

そんなスリリングな朝を越え、朝から経費データの加工、役員に配布する会社四季報のまとめなどをする。夕方、明後日の定期清掃のアナウンスをし、一日が終了した。


来週末は、近所の居酒屋で、本社の女性数十人が一堂に会する巨大女子会が開催される。
超楽しみ!!こんなこと、前代未聞である。

他部署のI江姐さんが、最後の最後まで「緊張するから…」「苦手だから…」と断っていた。
経理部の叶姐さんが、そんなI江姐さんを脅す勢いで誘ったらしい。
「亮子ちゃんの隣の席を空けておくから。I江さん、おいでよ」
と。
「いや~、人見知りするんで…」
と答えたらしいI江姐さん。
22年も会社にいるのに、今更、人見知りもねぇべよ?と思いながら、私も必死に口説いた。
I江姐さんは、仕事ではマシンガンをぶっ放す勢いなのだが、どうも女子同士の交流は苦手っぽい。

我々の口説きの甲斐があってか、「じゃあ…」と、I江姐さんは出席することに!
全女子社員が感動。
「I江姐さん、来るんだって~」
「マジ!?」
と女子がトイレで囁くほどのニュースになった。

喫煙女子チームは一角に隔離されるっぽいので、私とI江姐さんは同じテーブルになる。
(喫煙女子の絆はかなり強い)

「大勢で飲むのが苦手だとか言って、I江係長が一番ノリノリだったりして!楽しみにしていますよ」
と私がI江姐さんに言うと、彼女は、シャネルの基礎化粧品で整えた白い頬をポッと赤く染めた。
可愛すぎて全米が泣いた。

ということで、「ほろよい」で一週間後の飲み会の予行演習。

来週末、定時を迎えた女子達が沈没前の船のネズミよろしく、さっさと退社していく様を見て、男性社員がどう思うのか?
それを想像し、一人で笑ってしまう。

来週もフルに働いて、週末に美味い酒を飲みたい。