世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

マリー・アントワネット

2012年09月18日 23時14分40秒 | Weblog
土曜日に「マリー・アントワネット物語展」に行ってからというもの、脳内でロココ祭り開催中。

酷かったのは日曜日。
図録を眺めては、ロココ時代に思いを馳せていた。
こともあろうに、現実をアントワネット仕様に脳内変換。

・聞こえてくる近所の秋祭りのお囃子→あら、庶民たちのフェスティバルね!
・カップラーメンが切れたので煎餅をボリボリ→「パンがなければお菓子を食べればいくね?」(実際にこの言葉はアントワネットが言ったものではないらしいが)

・近所の区民公園の森を横切るとき→なんて牧歌的なのでしょう!
・近所のSEIYU→ここはパリの市場よ。


会社でも、Cちゃんと話すとき「~ですこと」とか言っちゃうわけ。
以前、映画「マリー・アントワネット」を観たときも確か同じような症状が出た。
いつまで続くことやら。

ごめんあそばせ。おほほ。

マリー・アントワネット(予告編)




2001年、北京

2012年09月18日 22時45分30秒 | Weblog
同期のナオエが新店舗の店長に抜擢された。
他部署に書類を渡すついでに、新店準備室にて作業する彼女にこっそり会いに行った。

ナオエは、私と同じヘビースモーカーで、新卒研修のときは、よくつるんでいた。
公休日を合わせて合コンをしたり、飲んだりしていた。
大阪や愛知の店で実績を残し、関東に再上陸。
社長も彼女の仕事の出来を認めている。

可愛くて頭が良いのに、合コンでストッキングを被り体を張ってしまったり、ガンヲタだったり、…彼女が有するギャップは∞。
たしか新宿で開催された合コンのときは、プッチモニの「ちょこっとLOVE」を全力で踊っていた彼女…。そして私は「残酷な天使のテーゼ」で昇天。殿方たちの唖然とした表情が目に焼き付いている。
大人しくやまとなでしこを装っていた同期のサヤカちゃんが、あの場にいた一番の美男子を、ハンターのようにゲット、それが今の旦那っつーわけ。懐かしい。


久々に会うナオエは、相変わらず。
陣中見舞いにキャラメルを贈呈したら、すっげー喜んでいた。
ちょろっと話をしただけだが、何だか嬉しかった。


夕方、制服の業者さんが来社。
打ち合わせ。中国に生産ラインを持っている業者さんなので、やはり中国情勢に話が行く。

ナオエたち同期とよく飲んでいた2001年。
浜崎あゆみの「M」が流行っていたあの頃。
私は母と北京に行った。3泊4日の旅行。

西太后の別荘を観光していたら、中国人のおばちゃんに糾弾された。
けたたましい北京語で捲し立てるおばちゃんに我々一同はポカーン。
ガイドの中国人ガイドが彼女に北京語で言い返し、その場は収まったものの、後味が悪かった。
私は怒りが自分に向けられると、何か悪いことをしたのではないか、と思ってしまうんである。


国際情勢に疎く、今の反日デモの背景もよく分からないのだが、ニュースで反日と聞くと決まってあのおばちゃんの様子が甦る。
2月の冷え切った北京の空気を切り裂くようなおばちゃんの声。
何を言っていたのだろう。
一つだけ分かるのは、彼女が向けた物々しい敵意は、我々観光客だけに注がれていたのではないということである。
我々のバックに存在する「日本」という国に向けられていたこと。それは本能で理解した。

北京を去るとき、
「私たちの国と国との間には、解決しないといけないたくさんの問題があります」
と、青年ガイドがぽつりと言った言葉も、今、思い出した。


問題が平和的に解決することを望む。


僕だって踊れるよ

2012年09月18日 22時43分19秒 | Weblog
引き続き「リズムコイン!」に興じる。
相棒・吉熊もハマっている。

「僕だって踊れるよ」
と、吉熊。

あとで、こっそり披露してね。