道を歩いている時、真顔でいるべきなのに、つい鼻の穴をフガフガさせて笑ってしまうことがある。
私の天敵・思い出し笑いである。
いきなり、何の脈略もなく溢れてくる笑い話が、私を不審者にさせる。困ったものである。
その1
当社の会長が海外出張に行った時の話。
全面ガラス張りの建物内を話しながら歩いている時、ガラスの壁にぶつかり、勢いよく跳ね返ってしまったそうだ。
会長、バウンド。
しかもそのガラスには会長の痕跡がくっきりと…。
それだけではない。
「危ないから、女性社員が会長の前を歩き、『こちらですよ』とアテンドしたらどうだ」
という話になり、女性の先輩がその通りにした。
が、
会長は、女性社員を社員だと認識していなかったらしく、彼女らに向かって
「センキュー」
と言ったとか。
「私、社員なんですが」
と先輩は切なくなってしまったそうだ。
その2
昨年5月に合コンをした殿方からメールが来た。
42歳の事業主でノリが良い、ちょい悪オヤジである。
久々のメールだったので、彼のことをありったけの言葉で褒めた。
そしたら、
「俺を褒めてくれる女性は亮子ちゃんだけだよ。
褒められたなんて、25年前にケニア行った時のニキマさん以来だよ。
ガングロで前歯がとっても白い女性だったなあ!」
と。
誰だよ?ニキマさんって。
そんなことを思い出し、今日もクスクス。
鼻の穴をおっぴろげてニヤニヤしている30代女性がいたら、それはきっと私である可能性が高い。
そんな時は
「世界の中心で」
と呟いてくださいな。
カバンから出されたクマが
「吉熊が叫ぶ」
と言ったら、それはきっと私。
私の天敵・思い出し笑いである。
いきなり、何の脈略もなく溢れてくる笑い話が、私を不審者にさせる。困ったものである。
その1
当社の会長が海外出張に行った時の話。
全面ガラス張りの建物内を話しながら歩いている時、ガラスの壁にぶつかり、勢いよく跳ね返ってしまったそうだ。
会長、バウンド。
しかもそのガラスには会長の痕跡がくっきりと…。
それだけではない。
「危ないから、女性社員が会長の前を歩き、『こちらですよ』とアテンドしたらどうだ」
という話になり、女性の先輩がその通りにした。
が、
会長は、女性社員を社員だと認識していなかったらしく、彼女らに向かって
「センキュー」
と言ったとか。
「私、社員なんですが」
と先輩は切なくなってしまったそうだ。
その2
昨年5月に合コンをした殿方からメールが来た。
42歳の事業主でノリが良い、ちょい悪オヤジである。
久々のメールだったので、彼のことをありったけの言葉で褒めた。
そしたら、
「俺を褒めてくれる女性は亮子ちゃんだけだよ。
褒められたなんて、25年前にケニア行った時のニキマさん以来だよ。
ガングロで前歯がとっても白い女性だったなあ!」
と。
誰だよ?ニキマさんって。
そんなことを思い出し、今日もクスクス。
鼻の穴をおっぴろげてニヤニヤしている30代女性がいたら、それはきっと私である可能性が高い。
そんな時は
「世界の中心で」
と呟いてくださいな。
カバンから出されたクマが
「吉熊が叫ぶ」
と言ったら、それはきっと私。